09/01/24 16:10:27.42 Atg48vLb BE:2040902988-BRZ(10001) ポイント特典
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「これ、かっこいいよね」。東京・神田小川町の「歴史時代書房 時代屋」。
戦国時代のグッズや漫画本が所狭しと並ぶフロアで、女性たちが商品の
タオルに印刷された真田家の家紋、六連銭に歓声を上げていた。
店は毎週末、若い女性客らであふれる。店内の茶屋で武将談議に花を咲かせるグループも多い。
伊達政宗に関する小説を選んでいた世田谷区の会社員長谷川奈緒さん(27)は
「天下統一を夢見て生き抜く姿が大好き」。店には歴史好きアイドル「歴ドル」として活動中の
美甘子さん(24)の姿も。「それぞれの武将にドラマがあり、その知識を深めていく過程が楽しい」と話した。
同店の広報・企画担当の宮本みゆきさんによると、2006年2月の開店当初、
客のほとんどが中高年男性だったが、07年ごろから若い女性客が増え、
今は4割を占めるという。新宿区にも昨年11月、戦国武将をモチーフにした
Tシャツやシルバーアクセサリーなどを販売する店「もののふ 天守」がオープン。
主宰の田中秀樹さん(37)によれば客の6割が女性という。
「レキジョ」急増の背景には、ゲームソフトの存在がある。宮本さんは
「武将がイケメンのキャラクターとして登場する『戦国BASARA』『戦国無双』
などのゲームで、はまる例が多い」と説明する。
ただ、これを「歴史ブームというより、キャラクターブーム」と指摘するのは、
流行に詳しい東京富士大経営学部の岡本慶一教授(マーケティング論)。
「今の日本の男性には少ない、戦国武将の男っぽさや野心に魅せられるのでは。
かつての韓流ブームに似ている」と分析。
「今後は、キャラクターに興味を持ったことを機に、若者も本格的に歴史を学んでくれれば」と話す。
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