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JR西が終電時刻繰り上げへ…脱線事故教訓に決断
JR西日本が1987年の民営化以来初めて、東海道線など京阪神の主要路線で、
終電時刻を数分から最大20分程度早めることがわかった。
福知山線脱線事故を教訓に運転士の体調管理に配慮した措置で、
終電時刻繰り上げに踏み切るのはJRや私鉄でも極めて異例。
専門家は「都市の終夜型ライフスタイルを変える契機となる」としている。
3月14日のダイヤ改正で実施する。東海道線では大阪発午前0時41分の
高槻行き普通電車が同28分発に繰り上がり、大阪環状線や阪和、奈良各線などでも、
ターミナル駅の出発時刻を早める。福知山線や関西線など深夜利用の多い路線については見送る方針。
JR西の場合、終電車の運転士は車庫に列車を回送した後、5、6時間の仮眠をとって翌朝から乗務している。
脱線事故後に社内に設けた「安全推進有識者会議」で、
「ミス防止には、睡眠不足による集中力低下を招かないことが必要」という指摘があり、
体調管理を考慮して終電時刻の繰り上げを検討していた。
JR西は「運転士の睡眠時間を少しでも増やすことができる。
今後も労働条件や労働環境の整備によって安全性を向上させたい」としている。
会社員らの帰宅時間が早まることで、飲食店やタクシー業界の売り上げにも影響を与えそうだ。
JRと競合する阪急や京阪などの関西私鉄では、ターミナル駅発の終電がJRより
10~30分程度早い路線が多いが、年々、出発時刻が遅くなる傾向という。
安部誠治・関西大教授(公益事業論)の話「利益追求より安全を優先する会社に転換する一歩ととらえたい。
夜型の生活様式にも影響を与え、環境面の効果も期待できる」
(2009年1月24日 読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
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