09/01/23 22:11:53.64 tLB99LRs BE:98804922-PLT(12111) ポイント特典
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福岡大病院(福岡市、内藤正俊病院長)は23日、複数の抗菌薬が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターの
院内感染が発生したと発表した。昨年10月から今年1月までに救命救急センターに搬送された患者を中心に男女23人が感染し、
4人が死亡。うち2人については死亡と感染の因果関係が否定できないとして、詳しく調べている。同病院は23日から
救命救急センターへの患者受け入れを中止した。
病院によると、死亡したのは20代~60代の男女4人。うち2人は別の感染症が死因だとしている。
残るいずれも60代の男性2人は、症状からこの菌が死因の可能性は低いとみているが、複数の菌が検出されたため、
死因を特定できていないという。
感染者23人は全員患者で、うち22人が救命救急センターで人工呼吸器を装着。その際に口に入れて使う器具からこの菌が検出された。
器具は基準に従って消毒して再利用していたが、今月6日から患者ごとに使うよう改めた。
同病院では昨年12月1日までに、8人の患者からこの菌が検出されたため、院内感染の可能性があるとして内部調査をしていた。
最初の感染患者は昨年10月20日に渡航先の韓国の病院から移送されており、韓国から持ち込まれた菌が院内に広がった可能性もあるという。
福岡市では同病院を含めて3病院が救命救急センターの指定を受けている。福岡市は「ほかの2病院と連携し、
地域医療に影響が出ないよう対応したい」と話している。
厚生労働省によると、アシネトバクターは健康な人には無害だが、病気や高齢などで体が弱った人は肺炎や敗血症などを起こし、
死に至るケースもある。国内での感染例は少なかったが、約10年前から抗菌薬が効かない種類のアシネトバクターへの
感染例が増え始めたと言われる。厚労省は23日、都道府県や政令指定市などに、院内感染防止体制の徹底を医療機関に指導する
よう求める通知を出した。
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