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知的障害者の手作り弁当屋がオープン
店が完成、4月待望のオープン
自分たちの店を開店します-。魚津市の知的障害者通所作業所「わかくさ作業所」を
運営する特定非営利活動法人(NPO法人)「わかくさ会」が、
四月から同市吉島の東部中近くに弁当屋「わかくさランチ」を新たにオープンする。
二十二日には同市障害者交流センターで竣工(しゅんこう)式があり、関係者らが障害者の新たな就業の場の創出を祝った。
わかくさ会は、同市の中央通りイベントホールで水曜日にカレーライス弁当を販売したり、以前にあった弁当店で月二回、
喫茶店を営業したりして障害者の就業機会の拡大を図ってきた。今回いよいよ自分たちの店を持つことに挑戦する。
二〇〇八年度の障害者自立支援基盤整備事業を活用し、昨年に元弁当店だった建物を買い取って増改築した。
建物は木造平屋三十六平方メートルでオール電化。身障者用のトイレを完備している。
月、火、木、金曜日に営業し、三色丼や天津丼、カレーライスなど和洋中十六種類の
中から一種類を日替わりで販売する。予約販売で一日の生産数は四十食分。定価は三百九十円。
調理を担当する職員二人と作業所を利用する障害者四人で運営する予定で、
オープンまでに障害者らが弁当の盛り付けや販売を訓練していく。
会の米田祐一理事長は「障害者の自立と社会参加、障害者への理解、賃金の向上を目的に
運営を定着させ、一般就労に結び付けていきたい」と期待を込める。
わかくさ作業所の野村淑子代表は「ようやく自分たちの店を持つことができる。
皆さんに愛される弁当屋にしていきたい」と話した。
予約や問い合わせなどは、オープン前はわかくさ作業所=電話0765(22)5469、
四月以降は「わかくさランチ」=電話0765(22)1669=へ。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)