09/01/15 15:54:28.87 Pp/z2GsH BE:581026144-PLT(14055) ポイント特典
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【1月15日 AFP】コーヒーを1日7杯以上飲む人は、カフェインをあまり摂取しない人よりも幻覚症状を起こしやすいとの研究結果が14日、
専門誌「Personality and Individual Differences」に発表された。
この研究は、英ダラム大学(Durham University)の心理学科が行ったもので、カフェインの摂取量が多い人は、
1日にコーヒーを1杯しか飲まない人と比べ、その場に存在しない人の声を聞く可能性が3倍高くなるという。
ただし研究では、幻聴や幻覚症状の傾向はカフェインが原因でなく、単にコーヒーを多く飲む人びとに見られるというだけの可能性もあると注釈を加えている。
論文の共同執筆者であるチャールズ・ファニーハフ(Charles Fernyhough)博士は、今回の研究では、
カフェイン摂取と幻覚症状の安易な関連性は確認されなかったと強調し、3%の人は日常的に頭の中の声を聞いていると指摘。
また、「幻覚症状が起きる傾向のより強い学生らが、その症状に対処するためにカフェインを利用しているとも理解できる」とも述べた。
研究を主導した同大心理学博士課程のサイモン・ジョーンズ(Simon Jones)氏は、幻覚症状の原因の研究でこれまで食生活との関連性に言及したものが非常に少ない点を指摘。
「幻覚を引き起こすより広い原因を解明する研究の第一歩」と話している。
カフェイン摂取や一般的な食事が、苦痛を引き起こすような幻覚症状に影響があるかどうかを立証するには、
さらなる研究が必要で、同研究チームは今後、ほかの食べ物や飲み物が幻覚症状に及ぼす影響について研究する計画だという。(c)AFP
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