09/01/14 22:59:43.60 h0xVvM6s BE:250210728-PLT(12003) ポイント特典
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◎アニメで城端ブーム 「恋の街」発信の追い風に
南砺市城端地区の古い街並みを舞台にしたテレビアニメが火付け役となり、実物の街並みを
一目見ようと、全国から現地を訪れる若者が後を絶たないという。城端の伝統のたたずまいが、
アニメという媒体を介して新たな脚光を浴びていることを、地域振興の一つのモデルケースにし
ていきたい。
アニメは、城端に本拠を置く若手主体のアニメ会社が制作した物語だが、地元では城端商工会
青年部が「恋する城端」と銘打って昨年末、東海北陸自動車道サービスエリアに「幸せの鐘」を設
置し、若者たちの呼び込みに乗り出している。恋をキーワードにして城端を発信する好材料が重な
ったことを追い風に、若者があこがれる「恋の街」として城端の新たな顔を発信してほしい。
ブームのきっかけをつくったテレビアニメ「true tears」(トゥルー・ティアーズ)は、高校生の恋愛
模様をテーマにした人気作品で、旧城端町が新分野進出支援事業施設として整備した「起業家支
援センター」に入居するアニメ制作会社「ピーエーワークス」が手がけ、むぎや祭りなども含め、街
のリアルな描写が話題になった。
同社は、この作品をはじめ、地方に腰を据えて良質な作品を発信していることで全国的にも注目さ
れている。起業家を育成する地元の町おこし事業が、結果として誘客効果を生んだことは、地方が才
能ある人材を信頼し、存分に活躍できる場を与えることが、思わぬ活性化の呼び水になる可能性をも
示している。
地域おこしで言えば、「恋する城端」事業は、城端の市街地から望めるつくばね山の「つくばね」が、百
人一首の恋歌の枕詞になっていることから構想が持ち上がり、幸せの鐘のほか、独自のスイーツや地元
関連商品、散策コースを設定して、若い城端ファンの開拓に乗り出している。
こうした事業とアニメが相乗効果を生み出すように市としても一体感のあるPR戦術を練ってはどうか。
恋の街・城端を全国区にする絶好のチャンスを生かしたい。
URLリンク(www.toyama.hokkoku.co.jp)