09/01/11 21:14:07.05 O1jForX3 BE:7867627-PLT(12346) ポイント特典
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2区で首位に立ち、そのまま楽勝した昨年とは違い、京都は7区まで2番手の位置。2区で早狩が区間28位に沈み、
4区の小崎も同7位と本調子を欠いた。世界大会を経験したベテラン2人が苦しんでも、京都の十倉監督に焦りは
なかったという。「どこからでも挽回(ばんかい)できる布陣を組みましたから」。
言葉通り、残る7人はすべて区間2位以内。中でも際だったのが双子の中学生、久馬姉妹の活躍だ。「できるだけ、いい位置で
小崎さんに渡したかった」と話したのは、3区を走った姉の悠。最後は岡山に抜き返されたが、一時はトップに立つ力走を見せた。
8区を任された妹の萌は、短距離走かと思うほど積極的に飛び出すと、スタートして200メートルで首位に。1キロ通過が
2分58秒というオーバーペースで入ったが、何とかしのいで区間新を打ち立てた。「少しバテたけど、最後まで粘って
走れました」。52秒もの“貯金”は、アンカーの小島が逃げ切るには十分だった。
悠は三千メートルでジュニア五輪を制し、萌は同種目の中学チャンピオン。「中学生に優勝させてもらったのは初めて」。
姉妹そろっての快走を小崎がたたえた。
この大会に向け、京都が重ねた合宿は5回。五輪や世界選手権を知る選手が経験談を伝えることで「(中高生が)あこがれを
抱き、自分もそうなりたいと思うようになる」と十倉監督は言う。
1988年から92年に続く、2度目の5連覇。メンバーが入れ替わっても京都が盤石なのは、そんなところに理由があるのかもしれない。
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素晴らしい走りを見せた京都の久馬ツインズ。3区・悠(左)と8区・萌(右)=京都市西京極陸上競技場(撮影・高井良治)
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