09/01/11 17:19:08.45 WH3L7r79 BE:421848566-PLT(12555) ポイント特典
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景気悪化で内定取り消しや派遣切りなど雇用に対する不安が高まる中、来年春に卒業を控えた大学生らの就職活動が本格化している。
売り手市場が続いた前年までと状況は一変しており、学生には厳しい就職戦線になりそう。学生や企業の本音を探った。 （報道部・谷岡聖史）
十日、金沢市袋畠町の県産業展示館で、合同企業説明会「開幕★ＬＩＶＥ金沢」が開かれた。北陸三県の企業を中心に約六十社が参加した。
危機感を持った学生たちが就職活動時期を早めたせいか、前年同期より二割ほど多い約千四百人が訪れ、各社ともブースは盛況だった。
「とにかく、正社員になれればありがたいです」。私立大の女子学生（２１）が重視するのは安定した経営と将来性。
昨年秋、サークルの先輩が内定を取り消され、自身の企業選びについても考えさせられた。「不景気でも生活必需品を扱う会社はつぶれないかな」と、医療や食品業界を志望する。
逆に自動車、不動産業界は「内定を受けても入社しません」という。
どん底の製造業を敬遠する理系学生も。石川高専専攻科で電子機械工学を学ぶ石本周平さん（２１）は「エンジニアになるのはやめました」ときっぱり。
視野を他職種に広げ、衣料メーカーや大手小売りチェーンなどのブースを回っていた。
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