09/01/09 21:07:56.15 IvfPhWgq BE:1906049489-BRZ(10093)
sssp://img.2ch.net/ico/anime_matanki02.gif
URLリンク(diamond.jp)
「母親がうるさいんですよ。男の子が欲しいから子どもをもう1人作れって言うんです。うちは娘2人で楽しく暮らしていますし、
ずっと共働きで子育てをしていたのですが、下の子がこの春で小学校で少し手が離れるので、妻も仕事を増やしたいと張り切っています。3人目の子どもは正直言って負担です。そもそも、妻も今年で40歳ですし」
そう語る彼は、40代前半のサラリーマン。若いころはさぞ美少年だっただろうと思わせる色白で整った顔立ち。
さらに一流国立大卒一流企業勤務、この若さで部長職にあるエリートだ。
母親が溺愛して育てたという割には、自分の母親を客観視することもできる精神的にも成熟したナイス・ミドルだといえる。
この完璧な息子を産み育てた母親からすれば、優秀な遺伝子を、なんとか子孫として残したい。つまり、男の孫が欲しいと思う気持ちも分からないではない。
さて、少子化が問題視される昨今だが、多くの人には誤解があるようだ。環境さえ整えば人は子どもを作る、という誤解である。
現在でも、経済援助どころか、食糧援助、医療品援助をしなければ人が生きていけないような劣悪な地域でも、子どもはどんどん生まれている。
男の子が8歳にもなれば、山からゲリラがやってきて拉致され、少年兵に仕立て上げられるというような紛争地帯でも子どもは生まれるのだ。
「子どもをたくさん作る男はカッコいい」という文化である。かつて、子作りは女性の義務であったが、いまどき、そんな文化が復活するわけもない。
だから、男性の意識を変えるわけだ。自らの優秀な遺伝子をたくさん残すという意識を持つ。
もちろん、その優秀な遺伝子には説得力がなければならないため、万人に認められるよう、頑張って立派な大人になり、多くの女性に憧れられるような男性を目指す。
「あなたの子どもを産みたいわ」、女性にそう言わせてこそ一流の遺伝子を持つ男である。