09/01/08 08:55:56.77 gPqHkYUe
公称容量と実際の容量
ハードディスクはパッケージには200GB、500GBと容量が書かれていますが、
実際にパソコンのプロパティで見ると、容量が少なく表示されます。
これは、バイトの単位は1000倍ごとに単位を繰り上げるやり方と、
1024(2の10乗)倍ごとに単位を繰り上げるやり方が並存しているためです。
パッケージでは、より容量を多く見せるために1000倍を採用していますが、
コンピュータの世界は二進数なのでOSやソフトウェアでは1024倍を採用しています。
このため、乖離が生じるのです。以下に乖離具合を示します。
ちなみに、混乱を避けるために1024倍を使用するときはKiB、MiB、GiB、TiB、PiB、EiB、ZiB、YiBを使用することがあります。
DVD-R 4.7GB = 47億バイト = 約4.377GiB(約330.5MiBの誤魔化し)
100GB = 1000億バイト = 約93.13GiB(約6.868GiBの誤魔化し)
200GB = 2000億バイト = 約186.3GiB(約13.74GiBの誤魔化し)
300GB = 3000億バイト = 約279.4GiB(約20.60GiBの誤魔化し)
500GB = 5000億バイト = 約465.7GiB(約34.34GiBの誤魔化し)
750GB = 7500億バイト = 約698.5GiB(約51.51GiBの誤魔化し)
1TB = =1兆バイト = 約0.9095 = 約931.32GiB(約92.68GiBの誤魔化し)
1テラバイトだと、約100GBも誤魔化しています。
今後HDDの容量が上がっていくと、この乖離はどんどん酷くなります。