09/01/08 08:27:42.14 4wjvAjx7 BE:95412645-PLT(12100) ポイント特典
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ガザの悲劇―いつまで放置するのだ
パレスチナ自治区ガザで、国連の難民救済機関が運営する学校3カ所が
イスラエルの戦車に砲撃された。避難していた住民ら50人近くが死んだ。
現地からは子供たちの痛ましい映像が送られてくる。
イスラエル側は「学校からハマスの迫撃砲が撃たれたことへの報復」と説明した。
それが事実だとしても、一般住民が大勢避難している公共施設を砲撃すれば
どんな結果になるか、分かっていたはずだ。
(中略)
サルコジ仏大統領は、負傷者の救出などのため48時間の緊急停戦を提案した。
だがイスラエルは、ガザを支配するイスラム過激派ハマスがロケット弾攻撃の能力を
持っている限り妥協できない、として拒否した。
(中略)
イスラエル、パレスチナ人勢力の双方に影響力を持つエジプトのムバラク大統領が
停戦仲介に動き出したのは朗報だ。人道危機に対応するためとりあえず期間限定の
即時停戦を呼びかけた。欧州諸国はこれを歓迎している。
日本政府も武力行使の停止を求めてはいる。さらに、イスラエルなど当事者たちを
説得するための特使を送ったり、ハマスを支援するシリアやイランなどに働きかけたり、
もっと積極的な外交を展開すべきだ。
マヒ状態の国連をどう動かすかは、今月から安全保障理事会の非常任理事国になった日本の責任でもある。
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