09/01/06 17:20:19.81 sUttKuQe● BE:2398443089-PLT(12000) ポイント特典
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えぼしをかぶったかえるの妖怪などが描かれた江戸時代の「百鬼夜行絵巻」が京都市で見つかりました。
専門家は、平安から鎌倉時代にかけて描かれた「鳥獣戯画」の影響が見られ、妖怪の絵柄の変遷を探る
うえで貴重な資料だと話しています。
「百鬼夜行絵巻」はたくさんの妖怪が練り歩く様子を描いた巻物です。国際日本文化研究センターの小松
和彦教授は、京都市内の古書店で見つけた絵巻を1年余りかけて調査しました。絵巻は江戸時代初めの
模写とみられ、長さ7メートル余り、幅およそ30センチの和紙に行列をなす30以上の妖怪が描かれてい
ます。このうち、えぼしをかぶったかえると猿の妖怪や着物を着たうさぎの妖怪の絵柄は、平安時代末期
から鎌倉時代にかけて描かれ、動物を擬人化した最初の作品とされる「鳥獣戯画」の影響を受けたとみら
れることがわかりました。また、うすやたらいなどの道具、さざえなどの魚介類を擬人化した妖怪も描かれ
ています。これとは別の、京都市の大徳寺が所蔵し最も古いとされる室町時代の「百鬼夜行絵巻」では、
主に道具の妖怪ばかりが描かれていることから、小松教授は「妖怪の絵柄の変遷を探るうえで貴重な資
料だ」と話しており、さらに研究を進めることにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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