09/01/05 21:23:58.10 9uq1z9N6
>>1の続き
「年々、地上波での巨人戦のナイター中継数は減っていってますが、今年は
さらに縮小されるのは間違いありません。日本テレビは昨年末、今年4月の
午後7時からのゴールデンタイムで報道番組を放送すると発表した。月曜から
金曜日までの帯番組ですから、時間帯が完全にかぶる巨人戦のナイター中継
は、放送しないと宣言したのに等しい。巨人戦は、やっても週末のみとなる
可能性が高い。TBSも同じ枠でニュースの帯番組をやることが決まっている。
昨年以上に中継は減るのです」(放送局関係者)。
●放映権料、入場料収入の惨状
放映権料と並ぶ収入源の観客動員も回復する気配はない。地域密着が
根付くパ・リーグはまだしも、セ・リーグの昨年の入場者数は巨人、阪神、
ヤクルト、横浜が前年比ダウン。ペナントレースで4位と健闘した広島は
奮闘したが、前年比プラスの中日もわずか1.6%増にすぎない。
●赤字は12球団連結で150億円
近鉄とオリックスの合併問題が起きた03年当時には全12球団中、巨人と
阪神、広島を除く9球団が赤字経営とのデータが明らかになり、「12球団を
連結すると150億円の赤字」という報道もあった。楽天の新規参入、交流戦
の導入があっても各球団の内実は今もそれほど変わっていない。
「巨人に寄りかかってきた日本の球団経営のモデルは、巨人人気の低落
とともに完全に崩壊しかけている。水面下では、今でも10球団1リーグ制
の導入を模索する動きがある。テレビ中継を含めた今年の結果次第では、
球界再編騒動が表面化する可能性はあるよ」(在京球団関係者)。
今年は今後のプロ野球を左右する一年になる。