08/12/27 23:43:49.71 sJLcGR6r BE:130175322-PLT(12011) ポイント特典
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イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザ地区全域で、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの治安施設などを標的とした大規模な空爆を実施した。
ガザの救急当局によると、空爆で155人が死亡、約300人が負傷した。ガザからは報復とみられるロケット弾の攻撃がイスラエル南部に対して行われ、イスラエル人1人が死亡。
双方の報復合戦がエスカレートし、全面衝突となる懸念もある。
イスラエルの攻撃によるパレスチナ人の1日の死者としては1980年代後半の第1次インティファーダ(反イスラエル闘争)以降、最悪になる可能性があるとロイター通信は伝えた。
AP通信などによると、ガザ市や南部のラファなどの少なくとも40カ所が戦闘機や戦闘ヘリによって攻撃を受けた。死者にはガザの警察長官も含まれるという。
イスラエル軍のスポークスマンは同日、「始まりにすぎない」とさらなる攻撃の可能性を示唆し、ハマス側は「最後の血の一滴まで抵抗を続ける」と報復を辞さない姿勢を強調した。
イスラエルとハマスは今年6月に停戦合意したが、今月19日に失効後、双方の攻撃が次第に激化していた。
米政府はイスラエルに対し、ハマス攻撃に際して市民の犠牲を回避するよう求めた。
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ハマスのガザ支配 イスラエルは2005年9月、38年間占領していたガザ地区から撤退。06年1月のパレスチナ評議会(議会)選挙では、イスラム原理主義組織ハマスが勝利したが、
アッバス自治政府議長が率いる穏健派ファタハは治安権限の移譲を拒否。ハマスはガザで独自に武力を増強して07年6月にガザ全域を制圧し、パレスチナ自治区は議長が統治するヨルダン川西岸とハマスが支配するガザに分裂した。
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