08/12/27 16:58:38.03 nX6UcPW6 BE:16891564-PLT(12010) ポイント特典
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東京・渋谷の地上げ資金を融資していた三菱東京UFJ銀行(旧東京三菱銀行)が03年ごろ、
対象となった土地に本社ビルがあったコンピューター関連会社に対し、ビル売却を持ちかけ、
暴力団と関係が深かった不動産会社元社長(48)を取引の仲介者として紹介していたことが、
関係者の話でわかった。
この本社ビルの買収は、元社長らによる一帯の地上げのきっかけとなった。同行が元社長側の
地上げに積極的に協力していた実態が浮かび上がった。
取引関係者によると、コンピューター関連会社は、地上げ対象となった渋谷区南平台町の商業
地約6948平方メートル(約2100坪)の中に本社ビルを所有。東京三菱銀行(当時)の不動産
部門の担当者が03年ごろ、本社ビルの土地と建物の売却を打診してきたという。
コンピューター関連会社では当時、老朽化していたビルを売却し、移転する方針だったため、
同行との交渉を進めることになった。同行側は、仲介者として不動産会社元社長を紹介。
交渉は元社長とコンピューター関連会社の担当役員との間で行われたという。
交渉の結果、売買契約がまとまり、04年2月に住宅販売会社(東京都武蔵野市)にビルの所有
権が移転された。同社は、元社長側が東京三菱銀行から多額の地上げ資金の融資を受けるこ
とが難しい状況にあったため、融資の受け皿となっていた。
コンピューター関連会社の本社ビルの買収をきっかけに、元社長側は地上げ範囲を拡大させ、
05年10月までに周辺のビル7棟を買収、都の施設1棟を入札で落札した。元社長側が買収に
成功した不動産はすべて住宅販売会社に所有権が移された。
元社長は交渉をまとめるたびに、不動産購入費、ビル解体費などに使うため、住宅販売会社に
融資金を指定口座に振り込むよう指示していたという。
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