08/12/26 15:17:37.58 zSPNturw BE:4974645-PLT(13547) ポイント特典
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「10社ぐらいはつぶれる」 テレビ不況で制作会社の受難
「経済状況がこの2か月で変わってきて、厳しいのは事実です。7、8%から25%までは、どこも
カットされているようですよ」
テレビ番組の制作会社関係者は、こう明かす。
震源地は、テレビ局の広告収入激減だ。不況の影響が大きく、民放キー局は2008年秋、軒並み
減益を発表した。さらに、大口スポンサーのトヨタが赤字に転落する見込みとなり、テレビ界に
激震が走っている。
制作費カットが始まったのは、08年春ごろからともされる。フジテレビが、ドキュメンタリー
番組「ザ・ノンフィクション」の予算75%カットを制作会社側に通告したのがその一つだ。これに
対し、制作会社で作る全日本テレビ番組製作社連盟がフジに抗議し、フジは譲歩して50%ほどの
カットで抑えた。それでも苦しいが、関係者は「だいぶ譲歩してもらった」と話す。
ところが、9月に入って金融危機で大不況の様相に。そして、同月下旬には、「ザ・ノンフィク
ション」や日本テレビの「天才!志村どうぶつ園」を手がける制作会社の社長が自殺してしまった。
週刊ポスト08年10月17日号によると、日記などで経営難の悩みを打ち明けていたという。実際、
ある大手芸能プロの幹部は、J-CASTニュースの取材に対し、「いくつか自殺の要因があるでしょう
が、テレビ局の制作費削減とも関係があると聞きます」と明かす。
この幹部は、「芸能プロもけっこう厳しいですが、一番大変なのは制作会社です。平均で10%は
カットされているといいますからね」と言う。さらに、こんな衝撃的な予言もしたのだ。
「近いうちに10社ぐらいつぶれるという話ですよ」(中略)
いずれにしても、制作会社、芸能プロには厳しい内容だ。
とはいえ、テレビ局も、「下請けイジメ」との批判が相次いでいることに配慮してか、ようやく自ら
のリストラに着手するようだ。芸能プロ幹部は、こんな見通しを明かす。
「いくつかの民放キー局で、来春から、部長待遇になる社員を対象に、系列の子会社に転籍させる
と聞いています。そして、年俸1800万円なら1620万円へと給与を減らすといいます。拒む社員には、
『イヤなら辞めてください』と迫るそうですよ」
URLリンク(www.j-cast.com)