08/12/26 15:08:19.61 QIitzYah BE:10114463-PLT(12001) ポイント特典
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エネルギー輸出を背景に高い経済成長を続けてきたロシアは、原油価格の大幅な下落によって、来年の財政収支が
１０年ぶりに赤字になる見通しとなり、原油の輸出によるこれまでの利益を積み立てた基金を取り崩して、不足分に充てる方針です。
これは、ロシアの経済政策を担当するドボルコビッチ大統領補佐官が２４日、ロシア国営通信に明らかにしたものです。
それによりますと、原油価格が当初想定していた１バレル・９５ドルから、４０ドルを下回るまでに下落したことから、
原油輸出による税収も大幅に減り、来年の財政収支は１０年前の金融危機以来初めて赤字になる見通しだということです。
このため、歳出と歳入のバランスを取るため、原油の輸出によるこれまでの利益を積み立てた「準備基金」を取り崩して補充し、
社会福祉や住宅問題、農業支援など優先課題とする政策を予定どおり進めるとしています。ロシア政府は先週、来年の
経済成長率の見通しについても当初の６％前後から２．４％にとどまると修正しており、エネルギー資源の輸出に頼ってきた
ロシアのぜい弱な経済構造があらためて浮き彫りになっています。
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