08/12/26 05:19:04.58 kd0dPfPS BE:814205164-PLT(12040) ポイント特典
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「派遣切り」の後に送られてきたのは手取り0円の給料明細だった。
関東地方の半導体基板製造工場で派遣社員として働いていた30代後半の男性。11月上旬に契約打ち切りを
言い渡された。だが、11月分の給料は、寮の清掃費などを差し引かれて1円も振り込まれなかった。
「平気で使い捨てておいて、ここまでするのか」。男性は怒りにふるえている。
11月10日。夜勤明けだった男性は、同僚の派遣社員約100人とともに、作業着姿のまま会議室に集められた。
「本当にすみません。仕事がなくなりました」
派遣会社幹部が頭を下げ12月10日で雇用契約を打ち切ると告げた。男性は来年2月20日まで契約が残っていた。
「ついに来たか」
米国発の金融危機が騒がれた頃から覚悟はしていた。製造していた半導体基板が、米国メーカーのパソコンに
使われていたからだ。
寮の退去も求められた。東北地方の知人宅に身を寄せていた今月16日。派遣会社から11月分の給料明細が届いた。
〈総支給額 57120
総控除額 57601
差引支給額 0〉
目を疑った。男性は11月に6日間出勤したが、寮の清掃代として約5万6千円、仕事で使った作業着代650円が
差し引かれ、11月分の手取りがなくなった。
「一方的に首を切ったのに0円の給料明細なんてよく送れたものだ」。会社に電話で抗議すると「差額の481円は
あなたの負担」と、金を振り込むように指示された。
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