08/12/24 00:38:58.95 Nt+jX3zr BE:962713049-PLT(12169) ポイント特典
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■ 秋田のニュース：社説
社説：麻生首相３カ月 理念や哲学が見えない
一体、何をどうしようとしているのか。日を追うごと、そんな思いを募らせている人が多いに
違いない。あす２４日で政権発足から３カ月を迎える麻生太郎首相のことである。
この３カ月を簡単な熟語で表すとすれば、「迷走」あるいは「漂流」としてもよさそうだ。
それほど政策的にも政権運営面でも「ブレ」が激しい。
（略）
最も懸念すべきなのは、麻生首相自身が多少のことにも動じない哲学なり理念なりを
持っているかどうかである。
麻生政権は安倍晋三氏、福田康夫氏と政権投げ出しが２代続いた後、選挙管理内閣的な
性格を帯びて急きょ発足した。そうした事情はあるにしろ、人気が先行し、資質があまり
問われなかった面は否めない。
（略）
経済格差など小泉改革の「負の遺産」が自民党に逆風となって吹いている。しかし、
これも自民党自身がもたらした結果の一部にほかならない。
近づく衆院選対策かどうかはともかく、小泉改革の路線転換を図ろうとするなら、
小泉自民党を圧勝させた民意を聞き直さなければならない。そうしなければ民主主義の
ルールさえ逸脱してしまうことになる。
（2008/12/23 10:17 更新）
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