10/07/26 17:37:15 N9RsKPUx
やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その94
スレリンク(mass板)
147:文責・名無しさん :sage:2010/07/26(月) 12:44:57 ID: 9sCfOpV60
7月26日朝刊2面「ひと」欄
日本で上映される韓国アニメ「テコンV」の生みの親
金青基(キムチョンギ)さん (69)
マジンガーZによく似た巨体、必殺技は韓国の国技テコンドー。1976年、後に「知らない人はスパイ」とまで
言われた国産アニメーション映画「ロボット・テコンV」を世に送り出した。8月7日から、デジタルリマスター版が
東京・渋谷など全国6カ所で順次上映される。
漫画作家だったが、26歳でアニメのとりこに。きっかけは日本の「黄金バット」だ。韓国に下請けに出された作画や
色つけに3カ月間携わり、「30年進んでいた日本からすべてを学んだ」。
そして、運命を決定づけたのがテレビで「韓国作品」として放映が始まったマジンガーZだった。子どもたちが熱狂する
姿に胸が高鳴った。時は軍事独裁の朴正煕政権末期。「子どもが夢を持てる文化コンテンツが、韓国にはまだなかった。
これだ、とひらめいた」
韓国発のロボットアニメを作ろうとしたが、参考になる資料は何もない。デザインを考えると、マジンガーZの姿が
重なってしまう。作家の良心にかけて差別化を考えた。
人を好きになるサイボーグ、いじめが原因で悪に走る敵役など人間味あふれる物語を仕立て、テコンドーの動きを
生かした必殺技を編み出す。映画館の周囲には親子連れが数百㍍の列をつくり、どのテコンドー道場も入門者であふれた。
マジンガーZとテコンV。「どちらが強い?」とよく聞かれる。「テコンドーは無敵」と答えることにしている。(文・写真 牧野愛博)