10/07/03 14:56:10 sA4VK2Uk
哨戒艦沈没:28年前に家出した実母、補償金を半額受領!?
URLリンク(www.chosunonline.com)
父親、「容認できない」として提訴
実母、「法で保障された権利」と主張
「息子が2歳のときに家出し、28年間も連絡を絶っておきながら、今になって死んだ息子への
補償金を半分受け取ろうだなんて、そんなバカな話があるか」
北朝鮮の魚雷攻撃によって沈没した哨戒艦「天安」の乗組員の一人、シン・ソンジュン上士
(曹長に相当)の父親グクヒョンさん(56)=蔚山市南区=は2日、不快感をあらわにした。
息子の死によって、軍人死亡補償金や遺族支援金を受け取ることになった途端、実母(49)が
親権を主張し、補償金の半額を支給するよう求めてきたためだ。
グクヒョンさんは先月10日、実母を相手取り、相続廃除を求める訴訟を水原地裁に起こした。
提訴の理由として、グクヒョンさんは「死亡した息子の名前がメディアであれだけ報じられても、
電話で確認することすらせず、補償金を受け取れることになった途端、『半分は自分の
取り分だ』と主張するというのは、到底容認できないことであり、法に則って審判を求める」
と主張した。
国家報勲処(国家功労者を礼遇し、軍人・退役軍人の支援事業を行う省庁)などによると、
シン上士の遺族が受け取れる額は8億ウォン(約5700万円)程度となる。その内訳は、
報勲処が支給する軍人死亡補償金が2億ウォン(約1430万円)、シン上士が軍を通じて
加入していた死亡保険金が1億ウォン(約710万円)、軍人たちの募金を元手とする遺族
支援金が5億ウォン(約3560万円)となっている。未婚だったシン上士の場合、第1順位の
相続人は両親になるため、原則として両親に半額ずつ支給されることになり、両親が
特に話し合わない限り、受領の手続きを経て、補償金などを半額ずつ受け取れる。
このため、シン上士の実母は、必要な書類を提出し、先月初めに軍人死亡補償金のうち
1億ウォンを受け取った。また、死亡保険金の半額の5000万ウォン(約360万円)も、
受け取りに向けた手続きを進めており、さらに最近、遺族支援金を受け取る方法に
ついても問い合わせていることが分かった。