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「我々はやってない」北朝鮮、各地で弁明 哨戒艦沈没
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【ソウル＝牧野愛博】北朝鮮が最近、ラオスや南アフリカなど世界各地で韓国哨戒艦
沈没事件の弁明に躍起になっている。韓国外交通商省が明らかにした。国連安全保障
理事会での協議を自国に有利に導く意図などがありそうだ。
同省によれば、ラオス駐在の北朝鮮大使が先月、ラオス政府高官と面会。「もし我々が
やったなら、（魚雷）１発だけで済んだと思うか」「我々は朝鮮半島で戦争が起きることは
望まない」と語った。
先月１１日には、南アフリカであったサッカーのワールドカップ（Ｗ杯）開幕式会場で、
「事件は北朝鮮の仕業」と結論づける韓国の外交攻勢に怒った北朝鮮大使が、韓国大使
に対して「何度もこういうことをすれば、我々も黙ってはいない」と抗議したという。
朝鮮中央通信も２日、主要８カ国（Ｇ８）首脳宣言が北朝鮮を非難したことに抗議し、
「米国の笛に踊らされた不公正な行為」「一顧の価値もない売文宣言」などとこき下ろす
論評を伝えた。