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国連安保理、韓国哨戒艦撃沈事件で非公式会合 北朝鮮も主張を展開
2010.6.15 10:30
【ニューヨーク=松尾理也】国連安全保障理事会は14日、韓国哨戒艦撃沈事件をめぐり、
韓国、北朝鮮双方からそれぞれの意見や主張、事実関係の説明を聴取するための会合を開いた。
韓国はすでに発表した軍民合同調査団の調査結果に基づき、北朝鮮の攻撃によるものと指摘。
一方、北朝鮮は無実を訴えるとともに、自らを被害者と位置づけ、韓国を非難した。
会合ではまず韓国側が調査結果を説明し、その後、入れ替わりで北朝鮮側が見解を述べた。
北朝鮮側の出席者は会合を前に、記者団に対し
「われわれは被害者だ。沈没事件とは何の関係もない」と語った。
この日の会合は「非公式相互対話」と呼ばれ、
安保理が行う通常の会合と違って議論の内容は記録に残されない。
北朝鮮に対する非難決議や声明の獲得を目標に連携している日米韓は、今回の会合を突破口に、
合意形成の糸口を見いだしたい考えだったが、北朝鮮側から、韓国と同様の意見表明の機会を
求める訴えがあったため、この日は双方から意見を聴取することになった。
本来、加害者と位置づけられているはずの北朝鮮にとっては、自身の主張を安保理各国の前で
繰り広げる機会を得られたこと自体、外交的には大きな得点となりそうだ。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)