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【コラム】北朝鮮に自白させた日本のやり方
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北朝鮮が韓国海軍哨戒艦「天安」沈没について「超大型謀略劇」だの「戦争局面も辞さない」だのと怒り心頭なのは、実は驚くべきことではない。
北朝鮮はこれまでにも韓国人の命を脅かす犯罪を数多く行ってきたが、すべて「南朝鮮の謀略劇」としてきた。
古くは青瓦台(大統領府)襲撃未遂事件(1968年)やラングーン爆破テロ事件(83年)、記憶に新しいところでは大韓航空機爆破事件(87年)や
江陵潜水艦侵入(96年)も、北朝鮮はどれ一つとして過ちを認めていない。明白な証拠や証言があり、世界中から糾弾されても、北朝鮮は謝罪どころか
「捏造(ねつぞう)」と大きな口をたたいてきた。
ところが、たった一つ例外がある。北朝鮮が行った反人権的な犯罪に対し、唯一公式に謝罪を受けた日本だ。何が何でもシラを切る北朝鮮が、
日本人拉致だけは素直に認め、謝罪と再発防止を約束している。「主体(チュチェ)思想」や「同じ民族同士」を繰り返す北朝鮮が、同じ民族の韓国に
大きな口をたたきながら、日本には頭を下げ謝罪したのだ。
2002年9月、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は、国交正常化という切り札を手に訪朝した小泉純一郎首相(当時)との会談で、過去に
日本人14人を拉致したことを認めた。金総書記は「(日本人拉致は)1970-80年代の特殊機関の一部が妄動主義・英雄主義に走って行った。正直に
謝罪する」と「太っ腹」なところを見せた。
もちろん、金総書記が突然、過ちを悔い改め善人になったわけではない。その狙いは、日本の資金にあった。金総書記は日本との国交正常化が
実現すれば、経済協力資金100億ドル(現在のレートで約9000億円)が入ってくると計算していた。経済が破たんしている北朝鮮としては、のどから
手が出るほど欲しい大金だった。