10/05/09 10:24:34 ZJEh8QCu
>>125
昨秋、会議で韓国の全羅南道 (チョンラナムド) 光州市 (クァンジュし) に行きました。
会議の懇親会で洪魚膾 (ホンオフェ、홍어회) がでました。きれいな薄ピンク色の刺身です。
それと知らずに、普通の刺身かと思って、皿に2切れとったら、韓国人の先生が、
「やめなさい。臭くて日本人は誰も食べられない」
と制止しました。
「食べるな」 と言われると、俄然食べたくなる私です。
箸でつまんで鼻に近づけましたが、さしたる臭いはしません。
ガブッと噛んだら、間髪をいれず 「ガーンッ」、と鼻に強烈なアンモニア臭。
目から涙がにじみ出ます。
気を取り直して、息を止めて食べると、意外とあっさりとした、いい味です。腐敗臭はありません。
身は固い小骨のまわりにうすくついているだけで、ちょっとものたりないでした。
シンクロナイズド・スイミングの選手みたいに、鼻を選択ハサミではさんで食べたらいいのでは、と思った次第です。
翌々日、観光がてら、一人で南に下って、とある小都市の海産物市場に行きました。
海から上がったばかりのさまざまな魚介類であふれていましたが、その一角にホンオフェをどっさり売っていました。
刺身風に切ったものをポリスチロールのタッパに盛って、ラップでくるんであります。
お客さんがつぎつぎと買っていました。