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シー・シェパード船衝突、反日世論高まる豪
米反捕鯨団体「シー・シェパード」の事実上の「出撃基地」となっている豪州で、日本の調査捕鯨船団の監視船と抗議船との衝突を機に、
反捕鯨や反日の世論が高まりつつある。
7日付の豪大衆紙デイリー・テレグラフは、一面で「戦争だ」と扇情的な見出しを掲げ、両船の衝突を報じた。ヘラルド・サン紙が7日に行った世論調査では、
8割以上が「日本の捕鯨船団は即刻撤退すべきだ」と回答した。
ラッド政権は衝突の事実確認に努めるなど、現時点で外交上は慎重な姿勢を示している。ただ、野党側は日本への対応が不十分として、
「無法な日本の捕鯨をやめさせるために船舶を派遣すべきだ」(緑の党党首)などと政府への突き上げを強めている。
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