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■中曽根大勲位、石原都知事が小沢“援軍”に
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日刊ゲンダイ 12月20日10時00分
●バラバラな保守勢力
天皇と中国の習近平副主席の会見問題が自民党にも飛び火した。「特例会見」の実現に中曽根康弘元首相(91)
が関与していた報道が出て、自民党が大慌てなのだ。「政治利用だ」と、民主党の小沢幹事長を攻撃しているのに、
身内の中曽根大勲位がウラで暗躍していたのではシャレにならない。で、自民党は外務省官僚を呼び出して、「強要
はなかった」と言わせていた。
それにしても驚くのは、中曽根大勲位が中国と天皇との会見実現に動いたことだ。大勲位といえば、この問題で
先頭に立って小沢攻撃をしている読売新聞と深い関係。てっきり、中国と天皇の会見に反対の立場と思いきや、逆
だったのだ。
中曽根事務所は「何とも申し上げられません」と答えるのみだが、日中問題に詳しい政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「彼は靖国参拝でバッシングを受けた途端、中国重視を打ち出した“風見鶏”。国内のかつての親台派が北京に軸足を
移し、米国の親日派議員もこぞって親中派にクラ替えする時代。政治活動には利権が絡むから、今回の場合も『中国を
ソデにしたらカネが集まらない』とでも考えたのでしょう」
さらにこの問題では16日、大の中国嫌いを公言する石原都知事まで、宮内庁批判に出た。
「皇室の行事を仕切り、自分の権威をもたそうってのはチャンチャラおかしい」「(天皇が)ご健康なら大事な人に突然
でも会ってもらうことがあると思う」と報道陣に語ったのだ。小沢幹事長の考えと同じである。
石原発言のウラには、「五輪招致に皇太子を送り込もうとしたのに、宮内庁に反対されて実現しなかった恨みがある」
(事情通)とはいえ、日本政界の保守勢力がこうも足並みが乱れていては話にならない。しょせんは「特例会見」問題
なんて、この程度の話なのだ。自分のメールマガジンで、小沢幹事長に向かって「君、国売りたまうことなかれ」なんて
書いて一人得意がっている安倍晋三元首相が余計にコッケイに見えてくる。