連続ドラマ小説「ニホンちゃん」36クール目at KOREA
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」36クール目 - 暇つぶし2ch2:マンセー名無しさん
09/12/12 13:55:39 OeD8IKSD
◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●2ちゃん専用ブラウザの使用を推奨します。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●ニホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。

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連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ7
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ニホンちゃん出版問題過去ログ集
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3:マンセー名無しさん
09/12/12 13:57:57 OeD8IKSD
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4:マンセー名無しさん
09/12/12 14:11:41 OeD8IKSD
              「地鎮祭」
「さてと。何かあったっけ」
「あるわよ、ニホンちゃん」
タイワンちゃんがニホンちゃんに対して突っ込みを入れます。
「ほら、今回も目出度く新スレが立ったわよね」
「うん。立ててくれた人ありがとうございます」
「どうもありがとうございます」
まずは二人が立ててくれた人に御礼を述べます。そしてそれから。
「このハングル板の古い古い風習でね」
「風習で?」
「スレのこれからの穏やかな進行を願って地鎮祭を行うのよ」
「ふうん、そんな風習があったの」
「そうなのよ。もう随分廃れてしまったみたいだけれど」
こうニホンちゃんにお話します。
「それでね。1000ゲットした人が立てるのが習わしで」
「そうだったんだ。けれど1000いかなくても普通に立ってないかしら」
「だから廃れたから。他には勝手にスレ立てとか問題ないとかも言って」
「それで立てるのね」
「そうなのよ。それじゃあニホンちゃん36クール」
タイワンちゃんがここで言います。
「これからはじまりです!」
「皆仲良くゆっくり楽しんでいってね」
ニホンちゃんもそれに続けて。こうしてニホンちゃん36クール開幕です。

5:総督府より転載
09/12/12 14:13:45 OeD8IKSD
           「淡恋その一」
今日はハプスブルク先生のお家でお茶会です。それで皆着飾って
集まります。
クラスの主だった人達が集まってきています。その中でもとりわ
け目立っているのは。
「えっ、御前まさかと思うけれどYO」
「ロシアノビッチあるか!?」
アメリー君とチューゴ君がそれぞれ驚きの声をあげます。二人は
ごく普通のタキシードを着ているだけです。ですがロシアノビッ
チ君のその格好は。
「どうしたんだい?君達」
「君達?」
「君達って言ったあるな、今」
二人はまずそのことに驚きの声をあげました。

6:総督府より転載
09/12/12 14:25:52 OeD8IKSD
「今の呼び方ってYO」
「御前、何か危ない薬をやってるあるか?」
「嫌だな、何を言ってるんだよ」
けれどロシアノビッチ君はこう言うのです。その態度は全く変わ
りません。タキシードも皆のそれよりもずっと立派です。生地や
仕立てがいいだけでなく糊をかけてアイロンもちゃんとかけてい
ます。それに髪型も奇麗に整えています。
「それにお酒も飲んでませんわね」
「抜いてます?まさか」
「朝ランニングとサウナで抜いてきたんだよ」
見ればいつもの赤ら顔ではありません。顔立ちもまさに貴公子で
す。その顔でエリザベスちゃんとフランソワーズちゃんにも応え
るのです。


7:マンセー名無しさん
09/12/12 14:34:44 JcK1hhEW
 

8:総督府より転載
09/12/12 14:37:08 OeD8IKSD
「それで髪も整えてね」
「何か本当に」
「普段のロシアノビッチではありませんわね」
「お茶会だよ」
ロシアノビッチ君は爽やかな笑顔でまた言いました。
「だからだけれどね」
「だからでそこまでやるのか」
「何があるのだ、本当に」
今度はゲルマッハ君とアーリアちゃんが首を傾げています。
「一体何が」
「どうなってるのだ」
「さあ皆行こう」
ロシアノビッチ君は驚いている皆に対して言います。


9:総督府より転載
09/12/12 14:43:37 OeD8IKSD
「お茶会にね」
「ええと。ハプスブルク先生のところだったわよね」
「そうだよ、ニホンさん」
ここでまたロシアノビッチ君は爆弾発言をしてきました。
「ハプスブルク先生のところだよ」
「っておい」
「今何て言ったあるか」
またアメリー君とチューゴ君が宇宙人を見たような顔でロシアノ
ビッチ君に対して突っ込みを入れました。
「ニホンちゃんじゃなくてさん!?」
「今さん付けしたあるな」
「そうだよ、アメリー君、チューゴ君」
ロシアノビッチ君はここでまた言うのでした。


10:マンセー名無しさん
09/12/12 14:51:43 OeD8IKSD
「それがどうしたんだい?」
「この世が終わる」
「ハルマゲドンあるな」
二人は今のロシアノビッチ君の言葉にその顔をさらに真っ青に
させました。
「どうなってんだ、一体」
「ロシアノビッチがお酒を飲んでないだけでも恐ろしいことあ
るのに」
「ええと、ロシアノビッチさ」
マカロニーノ君も戸惑いながら彼に声をかけます。
「何かあったの?っていうかあるの?」
「だからさ、マカロニーノ君」
彼に対しても君付けです。本当に何かがおかしいです。


11:マンセー名無しさん
09/12/12 14:59:44 OeD8IKSD
「お茶会なんだよ、ハプスブルク先生のところで」
「それはわかってるけれど」
「だからだよ。皆お茶会ではちゃんとした格好をしないとね」
「やっぱりおかしいね」
イン堂君もそこを指摘します。
「何か普段のロシアノビッチ君じゃないよ」
皆も同じ考えです。誰もが怪訝な顔になってそのうえでそれぞ
れ顔を見合わせています。
「変なもの食べたとか」
「宇宙人に洗脳されたとか」
「カルトに染まったとか」
「何なんだろう」
皆相当なことを言い合って今のロシアノビッチ君の変貌の理由
を考えます。

12:マンセー名無しさん
09/12/12 15:08:49 OeD8IKSD
ところがどう考えてもわかりません。ただその原因がわからず
唖然としているのです。
「とにかくお茶会行こうか」
「そうだよね、それじゃあ」
「皆で」
こうして皆でお茶会に行くことにしました。なお今回も一応は
カナディアン君もいますが彼は今回も誰にも気付いてもらえま
せん。ここまで来ると最早芸です。
「誰かいたけれど」
ニホンちゃんも気付いていません。
「誰だったかしら」
「気のせいだろう」
アーリアちゃんがそのニホンちゃんに告げました。
「それはな」
こう言うのでした。


13:マンセー名無しさん
09/12/12 15:18:08 OeD8IKSD
「タイワンもカンコもいないしな」
「お呼ばれしてるのは今回は社交ダンス部のメンバーだけだか
らね」
「そうだ。だから行こう」
「うん。じゃあ」
こんな話をしながらハプルブルク先生のお家に向かいます。し
かしその道中においても。
「おかしいよな」
「全くある」
とりわけアメリー君にチューゴ君といった普段からロシアノビ
ッチ君とお世辞にも仲がいいとは思えない人達が中心となって
ひそひそと話しています。一行の先頭にそのロシアノビッチ君
が上機嫌で歩いています。


14:マンセー名無しさん
09/12/12 15:26:01 OeD8IKSD
「それにしても今日のロシアノビッチは」
「めかしこんでますし」
「まずそれが妙ですわね」
「ええ、全くですわ」
エリザベスちゃんとフランソワーズちゃんは顔を顰めさせてと
にかく今の彼について言います。
「特にお酒を抜いてますわ」
「ここまで本気となると一体」
「何かあるにしましても」
「それは何ですのかしら」
二人でもわかりません。首を傾げさせてさえいます。とにかく
訳がわからないのです。そんなことを考えている間に遂に先生
のお家に着きました。


15:マンセー名無しさん
09/12/12 15:35:18 OeD8IKSD
ハプスブルク先生のお家は見事な左右対称の白い宮殿の様なお
屋敷です。先生はその凹地に代々住んでいます。その旧家のま
さにお嬢様なのです。
それこそフランソワーズちゃんのお家と張り合う位のです。で
すから彼女は先生のお家を見て少しばかり微妙な顔も見せては
いました。
「昔はこのお屋敷を見るのがあまり好きではありませんでした
わ」
「フランソワーズさん、そんなことを言わないで入ろう。とて
も奇麗な屋敷じゃないか」
「フランソワーズさんって・・・・・・」
ここでもいつもと違うロシアノビッチ君に唖然となるフランソ
ワーズちゃんと一同でした。何はともあれ今彼がそのチャイム
を鳴らしたのでした。


16:マンセー名無しさん
09/12/12 15:36:17 OeD8IKSD
長い作品なので何回に分けてこちらで。ロシアとオーストリア
の同盟。
URLリンク(www.tabiken.com)
URLリンク(www.pahoo.org)
URLリンク(rococana.peewee.jp)
ハプスブルク先生のお家とフランソワーズちゃんのお家の仲の
悪さ。
URLリンク(www.tabiken.com)
URLリンク(dramatic-history.com)


総督府からの転載です。

17:マンセー名無しさん
09/12/13 20:44:00 uIR2Ipmr
『地鎮祭』


「アイデアが浮かばないよぅ~ ネタおくれよぅ~」
第36クールの地鎮祭、どうすればいいのかニホンちゃんは悩んでます。

「ネタをくれだと? あのなあニホン、お前ん家のポッポ社長がいるだろ。あの野郎、日の下家とパクスアメリカーナ家の契約を勝手に反故にした事の意味を分かってないぞ。フテンマ宿舎はどうなるんだYO。」

「下っ端など放っておくヨロシ。それより朕のパパが呼びつけた影の社長汚沢の動向でも書いておけ。ニホンが朕の陪臣となる話しアル。」

「ネタが無いんだったら… 私の家が高速エレベーター買った話はどう?(ベトナちゃん)」


「・・・・・う~ん、う~ん。」
勝手なことを次々に口走るクラスの皆さんにニホンちゃんはさらに悩んでます。

「ネタだったら最高のネタがあるニダよ。今回は記念すべき第36クールであるニダ。今こそ日帝36年の限りなき賠償を始める絶好の機会じゃないニカ?」

「うるさい黙れ。」


「姉さん、そろそろ新スレを立ててくれた人にお礼を言わなきゃ。僕とタイワンさんとで言っておくよ。」
「え~、>>1さん有難うございます! それでは混迷と混沌の現実世界の鏡、連続ドラマ小説「ニホンちゃん」36クール目の始まりです。作者の皆さん、いろんなネタでニホンちゃんと私やクラスのみんなをよろしくお願い致します。」

「カッコいいウリの大活躍は何時でも大歓迎ニダよ!」

スレ重複防止ルールに基きもう一つの地鎮祭移管しました。以後の作品もそれに続きます。


18:マンセー名無しさん
09/12/13 21:11:01 uIR2Ipmr
         「流石に止めさせられました」
「そう、人は言うね」
「いきなり何なのよ」
「あんたのいきなりもカンコと同じ位凄いけれど」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんがいきなり喋りだしたイン堂
君に対して突っ込みを入れます。
「それで何なのよ」
「人が言うって」
「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」
この言葉を言うのでした。
「よく言われてるよね」
「ああ、それ嘘だから」
「ライオンそういうことしないから」
二人はその言葉に速攻で突っ込みを入れます。またしても。

19:マンセー名無しさん
09/12/13 21:23:13 uIR2Ipmr
「大体そんなことしたら普通に死ぬから」
「間違ってもそんなことしないから」
「そう、それによってライオンはライオンになるんだ」
二人の話なんて最初から聞いてはいません。実はイン堂君は人の
話を聞かないことにかけてはクラスでもトップクラスです。聞い
もそっから奇想天外な反論で言い負かすことすらあります。そん
な人だったりします。
「だから人間もまたね」
「で、あんた何考えてるのよ」
「スパルタ教育でもするの?」
普通の人はそう考えます。しかしそこはイン堂君です。彼の考え
はまさに奇想天外です。その彼がすることは。

20:マンセー名無しさん
09/12/13 21:37:37 uIR2Ipmr
「スパルタ教育って!?違うね」
「違うの」
「じゃあ何をするのよ」
「そう、僕のすることはね」
ここで彼が言うことはです。いきなりこんなところに辿り着くの
でありました。
「あれだよ。お祭だよ」
「何でライオンの話からお祭に!?」
「話の展開わからないけれど」
これには二人も首を傾げさせます。何故そんな方向に話がいくの
かさっぱりわかりません。

21:マンセー名無しさん
09/12/13 21:48:45 uIR2Ipmr
「ええと、お祭!?」
「お祭なの」
「そうだよ。我が家でいつもあるお祭でね」
こう言ってです。二人だけでなくクラスの皆をそのお祭に誘うの
でした。
「皆も来てよ。カレーとか果物とか美味しいものも一杯用意して
あるからね」
「カレーね」
ベトナちゃんがそれを聞いてぽつりと呟きます。
「貴方のお家の定番ね」
「それしかないっていうのは大きな間違いだよ」
一応本人はこう言います。

22:マンセー名無しさん
09/12/13 21:58:19 uIR2Ipmr
「そう。野菜のカレーもあれば鶏肉のカレーもある。卵のカレー
もあれば羊のカレーもあるんだ。豚肉のカレーもあるし他にもあ
るんだよ」
「だから全部カレーじゃないの」
「あの味だけじゃない。新メニューとか複雑なメニューも全部そ
れじゃない」
またしてもタイワンちゃんとインドネシアちゃんの突込みが炸裂
しますがやはり効果はありません。どうやらイン堂君の突っ込み
スルー能力はカンコ君のそれを遥かに凌ぐもののようです。
「じゃあ皆いいね」
「まあ誘ってくれるんなら」
「喜んで」
こうして皆イン堂君のそのお祭に誘われました。そのお祭とは一
体どんなものでしょうか。

23:マンセー名無しさん
09/12/13 22:12:52 uIR2Ipmr
場所はカルナタカの間のお庭です。そこはイン堂君のお家の高い
建物が上から見えます。それはお寺でした。
「何かお祭は普通じゃない」
「そうよね」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんはとりあえずイン堂君の作
ったカレーを食べています。他には乳製品やマンゴーとかも食べ
います。それ自体は普通です。
「何かライオンとか言っていた割にはね」
「ライオンもいないしね」
「けれど」
しかしです。ここでベトナちゃんが言うのでした。見るとこのお
祭のホスト役のイン堂君はその建物の窓のところにいます。その
かなり高い場所からです。

24:マンセー名無しさん
09/12/13 22:24:13 uIR2Ipmr
そしてその手に持っているのはです。
「僕の弟だよ」
「弟さん?そういえばあんたも」
「お家の人多かったわよね」
実は下手をするとチューゴ君のお家より多いんじゃないかという
位イン堂君のお家の人は多いです。実際にチューゴ家を近いうち
に抜いてしまうとさえ言われています。
そんなうじゃうじゃいるイン堂君の弟さんのうちの一人をです。
彼は窓から下にいる皆に対して高々と掲げてみせるのです。
「それじゃあ皆」
その皆に対して声をかけるのでした。

25:マンセー名無しさん
09/12/13 22:34:33 uIR2Ipmr
「いいかな、準備は」
「いいかなって」
「何をするのよ」
「布を広げて」
そうしてくれというのです。
「?一体何考えてるのかしら」
「また訳のわからないことするつもりみたいだけれど」
タイワンちゃんもインドネシアちゃんも何をするのかよくわかり
ません。けれどとりあえず彼の言うままに用意されていたその布
を左右に大きく広げます。そのうえで上にいるイン堂君に対して
言うのでした。

26:マンセー名無しさん
09/12/13 22:47:03 uIR2Ipmr
「言われた通りにしたわよ」
「これでいいのね」
「うん、いいよ」
そのイン堂君から返事が来ました。そうしてです。
「えっ、ちょちょっと!!」
「あんた何するのよ!!」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんが思わず叫んでしまいまし
た。何とイン堂君は自分の弟を窓のところから下に思いきり投げ
てきたのです。
「受け取ってね!」
「な、なななななななななななな!!!!」
「受け取らないと大変なことになるじゃない!」
二人だけではありません。これには皆もです。言われたままに布
を広げていましたが大混乱です。

27:マンセー名無しさん
09/12/13 22:59:09 uIR2Ipmr
「う、受け取らないと!」
「子供が死んじゃうわよ!」
「ネシア、こっちよ!」
「わかったわタイワン!」
二人も大慌てで右に左にあたふた。皆も同じです。赤ちゃんを何
とか受け止めようとします。
それで受け止めたのはニホンちゃんとベトナちゃんの布でした。
ニホンちゃんも顔中に冷や汗をかいています。
「よかった、何とか・・・・・・」
「助かったわね」
ベトナちゃんは何とか冷静ですがそれでもです。皆まだ生きた心
地がしません。

28:マンセー名無しさん
09/12/13 23:04:41 uIR2Ipmr
「こ、こんなお祭って」
「あるのね」
「イン堂君って本当に」
「物凄いわね」
アジアンガールズもこれには唖然です。ベトナちゃんも感情は顔
に出ていませんが一応凄いとは言います。
そして当人はというと。けろっとしています。
「やあよく受け取ってくれたね。やっぱりニホンちゃんとベトナ
ちゃんはやるね」
「やるじゃないわよ!」
「あんた一体何考えてるのよ!」
その彼にタイワンちゃんとインドネシアちゃんが怒鳴ります。そ
の顔が十倍は大きくなっています。

29:マンセー名無しさん
09/12/13 23:09:32 uIR2Ipmr
「何処の世界に自分の弟さん窓の上から落とす馬鹿がいるのよ!」
「獅子は我が子にってどころじゃないじゃないの!」
「嫌だなあ、これはこの子の為なんだよ」
イン堂君は二人に怒鳴られてもいつもの調子を変えません。それど
ころかにこにことさえしています。
「こうして受け止めてもらったらね。そのこはずっと健康で長生き
できて一族も繁栄するんだよ」
その為に投げ落とすというのです。そうしたお祭みたいです。
「そういうことだよ。わかったね」
「わかったねって」
「あんた、正気なの?」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんは顔の大きさは元に戻りまし
たがそれでも言います。

30:マンセー名無しさん
09/12/13 23:12:51 uIR2Ipmr
「こんな危ないお祭があったなんて」
「落としたら終わりよ」
「大丈夫だよ、それは」
しかしまだ言うイン堂君でした。
「皆がしっかりしてくれたらね。絶対に落ちないから」
「・・・・・・こいつの頭の中は時々本当にどうなっているのかわ
からなくなるわ」
「そうね。この思考回路は異次元ね」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんも言う言葉を失ってしまいま
した。そしてそれからもイン堂君は自分の小さな弟さんや妹さんを
投げ落として皆の寿命を縮めるのでした。

31:マンセー名無しさん
09/12/13 23:16:08 uIR2Ipmr
けれどこのお祭を見てです。そのイン堂家のお家の人が言うのでし
た。
「二度とこうしたことをしないようにね。ぞっとするよ」
「えっ、物凄く御利益があるのに」
「それ以前に赤ちゃんを粗末に扱うのはどうなのかしら」
「ちょっとね」
流石に今回はタイワンちゃんもインドネシアちゃんも彼に言う言葉
がありません。
「若しかしてこいつも赤ちゃんの頃やられたのかしら」
「そうじゃないの?だからこんなことをやってるんじゃないかしら」
とりあえず赤ちゃんを投げ落とすことは禁止されました。それが実
行されるかどうかはまだわかりませんが。イン堂君が聞くかどうか
もです。

32:マンセー名無しさん
09/12/13 23:17:11 uIR2Ipmr
インドのお祭が禁止に。
URLリンク(www.afpbb.com)
ネタにしたインドの人口。
URLリンク(www.indochannel.jp)
URLリンク(www.mofa.go.jp)
URLリンク(www.brics-jp.com)
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)

33:マンセー名無しさん
09/12/14 21:45:52 2jNs9uvM
955 :マンセー名無しさん:2009/12/14(月) 16:43:38 ID:625kpKyt
「ニホンちゃん、その髪飾りを吾に貸すよろし!」
「へ?……ち、ちょっと、待ってよ!いきなり何を言い出すのよ!」
(む、ちょっと強く言い過ぎたアルな)
「……別に取ったりするわけじゃないアルよ。ちょっと見せてほしいだけアル」

とは言うものの、日ノ本家に古くから伝わる由緒ある宝物ですから、ニホンちゃんは困惑気味です。
とはいえ、物が物だけに、チューゴ君も強く言うのはさすがに遠慮があるようです。

「……駄目アルカ?」
「うん、前もって、言ってくれてれば良かったのに……」
「う~ん、こればかりは仕方ないアルか……」

そこに、登場したのが最近目が泳いでると評判のポッポおじさん。

「サクラ、いいから貸してあげなさい。ほら、決断は早く、早く!」
「……はぁい(渋々)」
「……謝々アルよ(ほっ、言ってみるもんアルな)」

嬉しそうなチューゴ君とジト目で睨むニホンちゃん。

「ポッポおじさん!何で、こんな事¨だけ¨は、すぐに決めるのよ!」

もしかしたら、ポッポおじさん、とんでもない地雷を踏んだのかもしれませんね。 (了)



スレの流れを読まずに書いてみた。

スレ重複防止ルールに基き移管。

34:マンセー名無しさん
09/12/14 21:46:42 2jNs9uvM
958 :マンセー名無しさん:2009/12/14(月) 21:40:55 ID:rlVeXNkF
>>955これかな?

【主張】天皇と中国副主席 禍根残す強引な会見設定
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

政治利用、宮内庁に深まる危機感 天皇陛下と中国副主席会見問題
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

このネタをここまで凝縮できるとは凄い。感動!

ソースと思われるものも移管。

35:マンセー名無しさん
09/12/14 22:15:32 fd9sNgMW
>>17
>>33-34

著作権法違反です。
通報しました。

36:マンセー名無しさん
09/12/14 22:22:26 2jNs9uvM
>>35
スレリンク(korea板)
上記のスレへ。

37:マンセー名無しさん
09/12/14 22:24:23 fd9sNgMW
>>36

あなたは著作権違反をした本人ですね。
言い訳は警察にするように。

38:マンセー名無しさん
09/12/14 22:28:56 fd9sNgMW
著作権法違反は立派な犯罪です。
あなたは犯罪者なのでしょうか?

警察に逮捕されたら、親御さんはどれほど悲しむでしょうか。

39:マンセー名無しさん
09/12/14 22:29:56 2jNs9uvM
>>38
だから言いたい事はこっちでな。
スレリンク(korea板)l50

40:マンセー名無しさん
09/12/14 22:34:22 fd9sNgMW
このスレで犯罪が起こった以上、このスレで追求するのが筋と
いうものです。
犯罪の現場なのですから。

即刻運営に申請して、上記の犯罪行為を削除するべきです。
あなたは反省する気がないのですか?

41:マンセー名無しさん
09/12/14 22:59:42 fd9sNgMW
なぜ黙りこくっているのですか?

言い訳しようのない犯罪を犯してしまったと自覚しているのですか。

42:マンセー名無しさん
09/12/14 23:09:44 fd9sNgMW
運営に連絡しましたか?
あなたのために忠告をしています。

このままでは犯罪行為の証拠がログにいつまでも残ってしまいます。
不安ではないですか。
私なら夜も眠れません。

43:マンセー名無しさん
09/12/14 23:45:22 fd9sNgMW
75 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!![] 投稿日:2009/12/14(月) 23:33:30 0
スレリンク(korea板)l50
壮絶な馬鹿が出て騒いでるな。誰だこいつ。


スレリンク(dqnplus板)l50
このスレで罵倒されていますよ。
一刻も早く運営へ連絡しなければなりません。

44:マンセー名無しさん
09/12/18 03:07:30 WjnXs+tg
       「楽しいお祭も」
アメリー君のお家でやっていることで有名なハロウィン
ですが今ではクラスの皆がしています。それでどういっ
たものになっているかといいますと。
「まず僕はやっぱりあれだな。ゾンビになるぞ」
「僕はキョンシーあるな」
「俺は・・・・・・まあ悪魔にしておくか」
コクレン組はとりあえずこんな調子です。何かロシアノ
ビッチ君はいささか苦しい模様です。
「俺の国の妖怪ってな。結構ややこしいんだよ。妖精と
かと一緒になってな」
だからのようです。

45:マンセー名無しさん
09/12/18 03:09:39 WjnXs+tg
そして他の面々は。まずニホンちゃんが。
「わたしは幽霊なのね。何か凄い格好だけれど」
「僕はフランケンか。そしてアーリアは」
「サキュバスは駄目だった。それでこれにした」
彼女はローレライです。他にはブジリー君が半魚人にな
ってエジプト君がミイラ男です。とりわけこうしたお話
にはつきものの人はどうかといいますと。
「私が出ないと話にならないわよね」
ルーマちゃんはそのものずばりドラキュラになっていま
す。お爺さんの格好をそのまましているだけですが。

46:マンセー名無しさん
09/12/18 03:12:48 WjnXs+tg
周りに狼や蝙蝠をはべらせ漆黒のタキシードにマントと
いった格好です。それだけでもう異様な妖気を周囲に放
っています。
そして右手のグラスには何か赤い液体です。誰がどう見
てもこれは。
「・・・・・・御前本当に人間だよな」
「全然そうは見えないあるが」
アメリー君もチューゴ君も彼女にはいささか苦手意識を
持っています。どうも人間とは離れたものを感じている
からです。
しかもそんな話をしているうちにニホンちゃんやアーリ
アちゃんに後ろからそっと近寄って。

47:マンセー名無しさん
09/12/18 03:38:27 WjnXs+tg
「それで、です」
「それでなの」
「そうです。そもそも貴方は本当に生物学的に人間な
のですか?ちょっと失礼」
彼女に十字架を見せてみます。一応何ともありません。
ヨハネ君はそれを見て一応は頷くのでした。
「とりあえずは大丈夫みたいですね」
「当たり前よ。私位の力になれば」
ここで物凄いことを言います。
「これ位は全然何でもないわ」
「えっ!?今何と仰いました!?」
「だから何でもないわよ。気にしないで」
こう言って話をなかったことにします。とりあえずヨ
ハネ君によって今回のハロウィンはこんな風になった
のでした。

48:マンセー名無しさん
09/12/18 03:40:41 WjnXs+tg
ハロウィンでキリスト教団体、カトリックまでが反対。
URLリンク(www.afpbb.com)
狐。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
URLリンク(www004.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(gigazine.net)
吸血鬼。
URLリンク(www.vampyre.jp)
URLリンク(www.fit.ac.jp)
本の資料は新紀元社のものを参照。

49:マンセー名無しさん
09/12/18 03:41:26 WjnXs+tg
以上、総督府から転載。

50:マンセー名無しさん
09/12/19 18:13:11 QAhpV/qW
        「イン堂君のお家が」
お家の人の数が多いといえばやはりチューゴ君です。その
数は最早驚異的です。
「僕の家も数は多いけれどな」
「確か三番目だったあるな」
チューゴ君がアメリー君に対して言います。その口調は何
処か自信が見られます。
「アメリーの家は」
「ああ、そうだよ」
その通りだと答えます。
「パツキンやらクーロイやらハワイおじさんも入れてそれ
で三百人か?」
「うちはそろそろ一五〇〇人ある」
最早家族の数ではありません。

51:マンセー名無しさん
09/12/19 18:14:23 QAhpV/qW
イン堂君の人口。
URLリンク(www.indochannel.jp)
URLリンク(www.mofa.go.jp)
URLリンク(www.brics-jp.com)
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
アメリー君とパキスちゃん。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
URLリンク(allabout.co.jp)
チューゴ君とイン堂君。
URLリンク(taweb.aichi-u.ac.jp)

52:マンセー名無しさん
09/12/19 18:15:04 QAhpV/qW
以上、総督府から転載。

53:mito
09/12/26 10:32:17 U/AfiBFe
最近、明るい話題がないので、宇宙ジョークネタではじめて作ってみました。

子供というのは「秘密基地」が大好きです。地球町の子供も例外ではありません。
今日も放課後、「あいえむえふ」となずけて基地を拡張中。
ではちょっとのぞいてみましょうか。
おや、ロシアノビッチくんとゲルマッハくんですね。板をを半々作ることになったみたい。
ロシアノビッチ「おいゲルマッハ。板が足らねーぞ! 接続できねーじゃないか!」
ゲル・アーリア「足らないのはそっちだ。俺たちはきっちり規定の板を作ったぞ」
ロシアノビッチ「あ、ホントだ」
・・・。
こっちはニホンちゃんとアメリーですか。さてさて。
ニホン「ちょっとアメリー君! そっちのケーブル足らないじゃない!」
アメリー「最近はニホンちゃんもはっきり言ってくるのな。で、どうする?」
日「しょうがないなあ。 こんなこともあろうかと、こっちの分を長めに
作っておいたから、こんどは気をつけてよね!」
ニホンちゃんの長めに作った分は、ほぼアメリーくんの足らない分と一致した。
GJ!なんでしょうかね・・。

次の日。
カンコくんがアメリーにかみついてます。
「なんでウリを秘密基地にいれないニダ!」
アメリー「だっておまえ、約束の日まもんねーし、基地にへんなものもちこもうとするし」
ロシアノビッチ「基地のものもってこうとするし。」
アメ・ロシア「みんなと同じことができないならつれてってやらん」 
韓「ウリのせいじゃないニダ! 言いがかりニダ! 日本が悪いニダ!」

元ネタがあるようなのですが、わかりませんでした。日本人の宇宙長期滞在記念ということで。脳内変換して書きましたので不適切ならば削除お願いします。


54:マンセー名無しさん
09/12/26 10:37:32 i0496Cxy
>>53
コピペブログとかで見たんじゃないか?

それの元ネタは海底ケーブル敷設の話っぽいよ
せっかくだからコピペしとく

55:マンセー名無しさん
09/12/26 10:40:00 i0496Cxy
ついでに宇宙ネタのほうもコピペしとく

589 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 10:41:11 ID:drH61kOn
アメリカの火星開発プロジェクトの話聞いてきた。
長期滞在のために現地生産しなきゃならないんだが、面白い話になってる。

米「パンと肉とポテト喰いたい」
日「却下。生産効率悪すぎ。小麦より米、肉より蚕、ジャガイモよりサツマイ
モ。あと排泄物を循環して使うわけだが」
米「やだ。ペストの元じゃん」
日「処理方法の確立してたアジア圏の方が、文化的にタブーじゃないんだが、
それでも排泄物→浸透膜→水を飲むのは嫌だ。だからいったん植物にやる。
植物が排出した水蒸気を集めて飲用とする」
米「まあそれならいいか」
日「あと海草を育てる。塩分含んでる水でも育つからな。海草は食用の他、
他の作物の肥料にもなる」
米「米にサツマイモに海草にって日本食じゃん。日本人って蚕喰うのか?」
日「喰わない。けど喰えるよ。ただし繭を作る直前のは喰えない。体内に糸
の原料たくわえまくってるヤツは食感が悪すぎるから、その直前」
(註:虫はむちゃくちゃ効率のいいタンパク源であることはわかっている。)
米「喰ったのかよ!」
日「心配いらん。エビやカニみたいな味だ。繭の中で蛹になってから喰って
もいい。繭からはもちろん絹を採取して使う」
米「糸つむげないよ。お前らが火星に行く気だろ」
日「いや、最適なのはヒマラヤの高山に代々住んでるヤツだ。体効率が低気
圧に順応してるからな」




56:マンセー名無しさん
09/12/26 10:41:23 i0496Cxy
590 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 10:51:56 ID:drH61kOn
ついでなんで海底ケーブルの話も。半分国民性ジョーク入ってる。

米独が、ケーブルを半々作ることになった。
米「おい独。ケーブルが足らないぞ! 接続できねーじゃないか!」
独「米。足らないのはそっちだ。俺たちはきっちり規定のケーブルを出荷した」
米「あ、ホントだ」

米韓が、ケーブルを半々作ることになった。
米「おい韓。納期が遅れた上ケーブルの品質悪いし長さも足らないぞ!」
韓「だからどうした」
米「契約通りでなけりゃ金は払わん」 
韓「ウリのせいじゃないニダ! 言いがかりニダ! 日本が悪いニダ!」

日「ゴルァ! そっちのケーブル足らないじゃないか!」
米「最近は日もはっきり言ってくるのな。で、どうする?」
日「どうするじゃねーよ! こんなこともあろうかと、こっちの分を長めに
作っておいたが、二度とすんじゃねーぞ!」
日本の長めに作った分は、ほぼアメリカが足らない分と一致した。

ちなみに最後の話は、リアル元ネタがあるそーな


592 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 11:05:00 ID:drH61kOn
あ、和みポイントがわからないだろうから、補足しておく。

これ、アメリカ産のアメリカンジョークなんだ。

57:坂田火魯志 ◆oNUONBPjv6
09/12/26 11:43:51 kh83VHeR
議論が終わるまで書込み禁止です。

ご協力お願いいたします。

58:マンセー名無しさん
09/12/29 01:19:35 HbX8ilTK
「風邪をひいて」

皆騒然となっています。何故かといいますと。
「えっ、カンコが風邪ひいた!?」
「嘘でしょ!?それ」
「そんな訳ないだろ!」
「馬鹿は風邪ひかないのよ!」

URLリンク(www.soutokufu.com)
転載

59:マンセー名無しさん
09/12/30 09:20:15 F+d9lkXI
「鼠獲り」

『鼠獲り手伝って!』
ある日ニホンちゃんはクラスにこんな貼り紙を貼りました。

URLリンク(www.soutokufu.com)
転載


60:1ニホンちゃんスレ住人 ◆r3ziYwnrUrDQ
09/12/30 10:13:36 EkXP99Vo
ハン板自治総合スレ Part 23
スレリンク(korea板)

【自治】「二ホンちゃん」テンプレ等議論【別スレ】
スレリンク(korea板)

これからのニホンちゃんについて議論中です。是非議論にご参加を。

61:マンセー名無しさん
09/12/31 23:13:50 xJdIPp/m
「これはまずい」

カンコ君が作ったものは壊れるこ

URLリンク(www.soutokufu.com)

62:1ニホンちゃんスレ住人 ◆r3ziYwnrUrDQ
10/01/05 21:54:31 l34+MN5Q
ハン板自治総合スレ Part 23
スレリンク(korea板)

【自治】「二ホンちゃん」テンプレ等議論【別スレ】
スレリンク(korea板)
現在ニホンちゃん統一に関して議論が行われています。住人として議論に参加をお願いします。
なお既に議論の結果決定した事項も幾つかあります。それは議論スレを見て下さい。
ニホンちゃんの今後の為に強力をお願いします。

63:1ニホンちゃんスレ住人 ◆r3ziYwnrUrDQ
10/01/09 12:02:02 2e+p7hBN
スレリンク(korea板)l50
鶯さん、見ておられましたら少しご意見を伺いたいのですが。

64:1ニホンちゃんスレ住人 ◆r3ziYwnrUrDQ
10/01/12 21:56:25 1cgcBC/W
ハン板自治総合スレ Part 23
スレリンク(korea板)

【自治】「二ホンちゃん」テンプレ等議論【別スレ】
スレリンク(korea板)

こちらでも連絡させてもらいます。議論への参加お待ちしています。

65:マンセー名無しさん
10/01/19 00:01:41 c4Pp7eZj
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
前スレ:連続ドラマ小説「ニホンちゃん」35クール目
スレリンク(korea板)
<丶`∀´>このスレのまとめページニダ
 目次+ログ URLリンク(nihonchanjiten.at.infoseek.co.jp)
 1~1095話 URLリンク(funshei.at.infoseek.co.jp)
 1072話~  URLリンク(nihonchan.himegimi.jp)
<丶`∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動!」
URLリンク(nihonchanshuppan.web.fc2.com)
<丶`∀´>イラスト倉庫ニダ
URLリンク(page.freett.com)
<丶`∀´>お絵描き掲示板ニダ
URLリンク(w3.oekakies.com)
ニホンちゃん非公式サイト サクラノ花ガ咲キマシタ
URLリンク(pn-unofficial.hp.infoseek.co.jp)


66:マンセー名無しさん
10/01/19 00:03:36 c4Pp7eZj
◇主な登場人物◇ (一部抜粋、順不同)
二ホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。二ホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥二ホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥二ホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
トル子ちゃん‥‥‥‥菓子処『おすまん堂』の看板娘。二ホンちゃんの親友だけど時々・・・・。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

こちらに詳しい人物紹介等があるニダ。
URLリンク(members.at.infoseek.co.jp)
二ホンちゃんwiki(人物編)
URLリンク(nihonchan.jp)


67:マンセー名無しさん
10/01/19 00:06:51 c4Pp7eZj
◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。

★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
専用ブラウザの使用をお勧めします。ギコナビ、ホットゾヌ等お好きな物をお使い下さい。それで
見えなくなります。自分が気に入らない書き込みが他人もそうだとは決して思わない事です。人と
あなたは違う人格だと認めるのも大人です。スレはあなただけのものではありません。



68:マンセー名無しさん
10/01/19 00:10:29 c4Pp7eZj
●ニホンちゃんの利用
・ニホンちゃんの著作権は全て2ちゃんねると掲示板運営者に帰属します。
・ニホンちゃんのキャラクター・世界観・及び作品を利用した2次的創作活動は原則自由です。
 ただし、スレ内での告知・宣伝活動は一切禁止とします。
・投稿されたSS作品などの商業利用は、2ちゃんねると掲示板運営者の了承を得てください。
 尚、著作者への無断使用は厳禁とし、議論スレへ御一報の上、著作者の意向に従って下さい。
・本スレはあらゆる関連書籍・他板のニホンちゃん・同人誌・ファンサイトは一切関知せず、その行動により生じたいかなる責任も負わない物とします。
・出版問題の資料サイトです。参考にどうぞ。
ニホンちゃん出版問題過去ログ集
URLリンク(nihonchanshuppan.web.fc2.com)

★重複スレが立った場合の作品の処置
投稿確認
・投稿者は、投稿に関して発生する責任が全て投稿者に帰すことを承諾します。
・投稿者は、話題と無関係な広告の投稿に関して、相応の費用を支払うことを承諾します
・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、(著作権法第21条ないし第
28条に規定される権利も含む)その他の権利につき(第三者に対して再許諾する権利を
含みます。)、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。ただし、投稿
が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、
義務は一定期間投稿者に留保されます。
・掲示板運営者は、投稿者に対して日本国内外において無償で非独占的に複製、公衆送信、
頒布及び翻訳する権利を投稿者に許諾します。また、投稿者は掲示板運営者が指定する
第三者に対して、一切の権利(第三者に対して再許諾する権利を含みます)を許諾しな
いことを承諾します。

2ちゃんねるのこのルールに従い、本スレに移管される事となります。重複スレの確認は、
そのテンプレ等が2ちゃんや日本国の法律に準拠しているか否かを基準とします。そうで
ないスレの作品は、本スレに移管される事になります。

69:マンセー名無しさん
10/01/19 00:13:12 c4Pp7eZj
ニホンちゃんQ&A
Q.ニホンちゃんは何を取り扱っていますか?
A.日韓関係及びその他の様々な時事や文化、風物、習慣、出来事等様々のものを取り扱っています。
Q.作品を書いてみたいですがいいですか?
A.誰でも構いません。是非書いて下さい。
Q.スレにいて具体的に慎むべき事は?
A.一般人に相応しいマナーを守る事です。罵倒や新人いびり、誹謗中傷、そういった行いはやめましょう。
Q.ニホンちゃんの事を詳しくないけれど作品やイラストを書いてもいいでしょうか。
A.初心者大歓迎です。
Q.ニホンちゃんは誰の物ですか?
A.2ちゃんねるハングル板を利用している皆の物です。
Q.ニホンちゃんはハングル板にあるべきスレですか?
A.日韓関係を主に扱っています。ですからいいのです。
Q.重複スレが立ちました。どうしましょう。
A.そのスレが2ちゃんねる、日本国のルールや法律に違反している場合はすぐに正規スレを立て
ます。作品はその正規スレに移動となります。ルール違反のスレは論外です。
Q.ハングル板なのに色々な国を擬人化キャラが出ているけれど?
A.そうしたキャラクターが出る作品においてはできればニホンちゃんのお家の人かカンコ君の
お家の人が絡む様な作品を御願いします。これは作者の方の書き方にお任せします。
Q.何か気に食わない人がスレにいてストレスが溜まります。
A.ここは個人のストレスを発散させる場所ではありません。最悪板で好きなだけ吼えて下さい。
Q.お話のソースとかは?
A.できるだけ付けて下さい。ソースがほしいと言われても貼らないというのは読者の方にも不親切です。

70:1ニホンちゃんスレ住人 ◆r3ziYwnrUrDQ
10/01/19 00:15:21 c4Pp7eZj
たった今よりハングル板ニホンちゃんスレは統一され、スレとしての活動が再開された事をここで
述べさせてもらいます。以後作品はここで発表され、重複スレの作品もここに移管されます。
以後の議論はこちらで。

ハン板自治総合スレ Part 23
スレリンク(korea板)

【自治】「二ホンちゃん」テンプレ等議論【別スレ】
スレリンク(korea板)

議論をお待ちしております。

71:総督府スレより転載
10/01/19 21:51:16 c4Pp7eZj
       「楽しいお祭も」
アメリー君のお家でやっていることで有名なハロウィン
ですが今ではクラスの皆がしています。それでどういっ
たものになっているかといいますと。
「まず僕はやっぱりあれだな。ゾンビになるぞ」
「僕はキョンシーあるな」
「俺は・・・・・・まあ悪魔にしておくか」
コクレン組はとりあえずこんな調子です。何かロシアノ
ビッチ君はいささか苦しい模様です。
「俺の国の妖怪ってな。結構ややこしいんだよ。妖精と
かと一緒になってな」
だからのようです。

72:総督府スレより転載
10/01/19 22:02:17 c4Pp7eZj
そして他の面々は。まずニホンちゃんが。
「わたしは幽霊なのね。何か凄い格好だけれど」
「僕はフランケンか。そしてアーリアは」
「サキュバスは駄目だった。それでこれにした」
彼女はローレライです。他にはブジリー君が半魚人にな
ってエジプト君がミイラ男です。とりわけこうしたお話
にはつきものの人はどうかといいますと。
「私が出ないと話にならないわよね」
ルーマちゃんはそのものずばりドラキュラになっていま
す。お爺さんの格好をそのまましているだけですが。


73:総督府スレより転載
10/01/19 22:12:15 c4Pp7eZj
周りに狼や蝙蝠をはべらせ漆黒のタキシードにマントと
いった格好です。それだけでもう異様な妖気を周囲に放
っています。
そして右手のグラスには何か赤い液体です。誰がどう見
てもこれは。
「・・・・・・御前本当に人間だよな」
「全然そうは見えないあるが」
アメリー君もチューゴ君も彼女にはいささか苦手意識を
持っています。どうも人間とは離れたものを感じている
からです。
しかもそんな話をしているうちにニホンちゃんやアーリ
アちゃんに後ろからそっと近寄って。

74:総督府スレより転載
10/01/19 22:20:08 c4Pp7eZj
それも音もなく近寄ってです。首筋に自分の口元を寄せ
てから囁くのでした。
「お腹空いたわね」
「うっ、ルーマちゃんってやっぱり」
「御前の主食は本当に」
「うふふ、どうかしら」
流石に今の事態にはドン引きの二人に対して微笑んで述
べるのでした。
「その辺りはね」
「異常なまでに怪しいな」
ゲルマッハ君も今回はいつも以上に真剣な顔でルーマち
ゃんを見ています。


75:総督府スレより転載
10/01/19 22:28:55 c4Pp7eZj
「そういえば僕達は御前がいつもその赤いものを飲んで
いるのを見ているが。それは本当のところ何なのだ?ま
さかと思うが」
「何だと思うかしら」
ゲルマッハ君に対しても思わせぶりな微笑を向けながら
その赤いものをくい、と飲んでみせるのでした。それが
またかなり妖しい雰囲気を醸し出しています。
「果たして」
「それはわからないが。だが妖しい」
「妖しいわよね。けれど私はいつもこれを飲まないと思
うようにいかないのよ」
こう皆に言うのでした。


76:総督府スレより転載
10/01/19 22:37:30 c4Pp7eZj
「トリックオアトリート。この日にもね」
「何か御前は俺の家についてた時から妙な雰囲気だった
けれどな」
ロシアノビッチ君もかなり怪訝な顔になっています。
「まあ一応昼でも普通に動けるし大蒜食っても何にもな
らないから人間なんじゃねえのか?」
「ロシアノビッチ君、ああした存在って昼でも普通に出
ていたり大蒜怖がったりするのはごく一部だっていう話
だったんじゃないかしら」
ロシアノビッチ君の今の言葉にはニホンちゃんが突っ込
みを入れました。


77:総督府スレより転載
10/01/19 22:47:53 c4Pp7eZj
「実際のところは」
「そうだったか?じゃあやっぱりこいつは」
皆そんな怪訝なものを感じながらとりあえずはハロウィ
ンを楽しむことにしました。そのどう見てもすこぶる怪
しいルーマちゃんを先頭にして先に進んでいますと。ふ
とその先にヨハネ君が立っていました。
「待って下さい」
「むっ、ヨハネか」
「何の用だ?」
ゲルマッハ君とアーリアちゃんがそのヨハネ君に尋ねま
す。見れば彼は普段よりも神妙な顔をしています。


78:総督府スレより転載
10/01/19 22:57:01 c4Pp7eZj
「僕達はハロウィンを楽しんでいるのだが」
「何かあるのか?」
「そんな格好をしてはいけません」
ヨハネ君は真剣そのものの顔で皆に言ってきました。
「その様な禍々しい格好で街を歩いては」
「禍々しいかしら」
タイワンちゃんは狐の耳と尻尾です。チューゴ君のお家
と同じく彼女のお家でも狐は妖怪としてかなり有名なの
です。変化とも言いますが。
「この格好って」
「可愛いよな」
「そうある」
アメリー君とチューゴ君も彼女の言葉に賛成して頷きま
す。


79:総督府スレより転載
10/01/19 23:03:50 c4Pp7eZj
「ハロウィンってこういうお祭じゃねかYO」
「別におかしなところはないあるぞ」
「恐ろしい。その様なことまで言うとは」
何かヨハネ君だけが恐れている感じです。
「これは何とかしなければなりません」
「何とかって」
「まさか」
「皆さん」
ヨハネ君の後ろにあの一団が現われました。その異形の
黒い覆面の上半身裸の人達です。
「ここは彼等を教化しましょう」
「げっ、まずいなこれは」
「そうよね。別に喧嘩とかするつもりないのに」
ロシアノビッチ君とニホンちゃんが困った顔になります。


80:総督府スレより転載
10/01/19 23:09:31 c4Pp7eZj
「折角ハロウィンを楽しみたいってのによ」
「これじゃあ」
「どうしよう、ニホンちゃん」
タイワンちゃんも困った顔になっています。
「この事態は」
「私はです。その様な禍々しい格好がいけないと言って
いるだけです」
ヨハネ君はこう皆に言うのでした。
「ですから。着替えて下さい」
「えっ、着替えるって!?」
「どんな格好に!?」
「さあ、皆さんやって下さい」
その屈強な男達に声をかけるとです。皆忽ち男女別々に
分けられてそれぞれトランクスやブラとショーツだけに
されてそのうえで。


81:総督府スレより転載
10/01/19 23:15:28 c4Pp7eZj
それぞれのお家の服に着替えさせられました。それも皆
がそれぞれのお家の服とイメージされている服にです。
アメリー君は西部劇でチューゴ君は中華服、タイワンち
ゃんはチャイナドレス、ロシアノビッチ君はあの厚いコ
ートです。そしてゲルマッハ君とアーリアちゃんもお家
の古い衣装でニホンちゃんは着物です。そんな格好にさ
せられるのでした。
「何ていうかこれって」
「ハロウィンじゃないみたいな」
「その格好だったらいいのです」
ヨハネ君がいぶかしんだ顔になっている皆に対して話し
ます。


82:総督府スレより転載
10/01/19 23:17:59 c4Pp7eZj
「この格好ならば存分にです」
「何かハロウィンじゃないみたいな」
「そうだよな、これって」
「どうにも」
「しかもよ」
ここでルーマちゃんが言います。彼女はそのままタキシ
ードとマントです。何故か彼女だけはその格好なのでし
た。
「何で私だけ変わらないのかしら」
「貴女はそれしか思い浮かばないので」
ヨハネ君はこう彼女に答えるのでした。


83:総督府スレより転載
10/01/19 23:20:20 c4Pp7eZj
「それで、です」
「それでなの」
「そうです。そもそも貴方は本当に生物学的に人間な
のですか?ちょっと失礼」
彼女に十字架を見せてみます。一応何ともありません。
ヨハネ君はそれを見て一応は頷くのでした。
「とりあえずは大丈夫みたいですね」
「当たり前よ。私位の力になれば」
ここで物凄いことを言います。
「これ位は全然何でもないわ」
「えっ!?今何と仰いました!?」
「だから何でもないわよ。気にしないで」
こう言って話をなかったことにします。とりあえずヨ
ハネ君によって今回のハロウィンはこんな風になった
のでした。


84:総督府スレより転載
10/01/19 23:24:20 c4Pp7eZj
ハロウィンでキリスト教団体、カトリックまでが反対。
URLリンク(www.afpbb.com)
狐。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
URLリンク(www004.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(gigazine.net)
吸血鬼。
URLリンク(www.vampyre.jp)
URLリンク(www.fit.ac.jp)
本の資料は新紀元社のものを参照。


85:総督府スレより転載
10/01/19 23:26:57 c4Pp7eZj
議論中総督府にあげられていた作品も移管していきます。

86:マンセー名無しさん
10/01/20 22:31:59 g54yU8Fa
         「凍った上を」
冬です、寒いです。もう地球町全体がどうしようもないまでに
凍ってしまっています。
「冬だ!」
「寒い!」
「雪だ!」
「鎌倉だ!雪合戦だ!あったかい食べ物だ!」
それでも皆冬は冬で楽しくやっています。この辺りはとても子
供らしいです。
それで皆雪の中で楽しく遊んでいます。それは男組がとりわけ
激しいです。

87:マンセー名無しさん
10/01/20 22:41:04 g54yU8Fa
しかしカンコ君はです。その寒い中で困った顔にもなっていま
す。遊んでいてもです。
「この寒さでは家に帰っても寒くて凍えるニダ」
「こんなの寒いうちに入らねえぞ」
寒いお家といえばこの人、ロシアノビッチ君です。平気な顔を
してカンコ君の隣でいつもの様にウォッカを飲んで真っ赤な顔
をしています。
「暑い位だぜ」
「ロシアノビッチ君はまた特別ニダ」
非常に珍しいカンコ君の突っ込みです。
「これで暑いなんて殆どの人間が思わないニダ」
「それはいいけれどな。とにかくな」
ロシアノビッチ君はここでさらに言います。

88:マンセー名無しさん
10/01/20 22:49:46 g54yU8Fa
「これはこれで使えるんだけれどな」
「寒いだけニダ」
「水が凍ったらそこでスケートができるぜ」
ロシアノビッチ君はこのことをカンコ君に対して話すのでし
た。
「天然のスケート場だよ。どうだよ、これって」
「あっ、それはいいニダな」
「そうだろ?まあ皆も誘ってみなよ」
「そうニダな。ウリナラで天然のスケートなんて滅多にない
ことニダ。考えてみればこれはこれで面白いニダ」
こう言ってです。カンコ君は皆を呼ぶことにしました。する
と本当に寒かったです。

89:マンセー名無しさん
10/01/20 22:58:02 g54yU8Fa
「暖房聞かしてねえんだな」
「というよりかストーブも凍ったあるか」
「その通りニダよ」
カンコ君がアメリー君とチューゴ君のいつもの突っ込みに対
して答えます。ソウルの間はもう超絶的な寒さに支配されて
しまっています。
その文句なしの寒さの前に皆唖然となってしまっています。
けれどそれでもカンコ君はその皆に対してスケートシューズ
を差し出してきました。
「とりあえずこれを履くニダよ」
「まあスケートならな」
「好きあるしいいあるよ」
アメリー君もチューゴ君も今回は素直にシューズを履きます。
そのうえで皆スケートをはじめます。

90:マンセー名無しさん
10/01/20 23:07:30 g54yU8Fa
皆かなり楽しくスケートをやっています。流石に南のお家の
人達は苦労していますがそれでも楽しくやっています。その
中にはカンコ君もいます。しかも結構上手に滑っています。
「おい、結構上手いじゃねえかよ」
「チョゴリの相手をしているうちに上手になったニダ」
こうロシアノビッチ君に答えます。言うまでもなくロシアノ
ビッチ君はスケートの達人です。
そしてチョゴリちゃんはです。最近スケートの方でも才能を
発揮しているのです。ニホンちゃんを凌ぐ程凄い滑りを見せ
たりもします。

91:マンセー名無しさん
10/01/20 23:15:31 g54yU8Fa
軽快に滑りながらです。カンコ君は上機嫌でいます。その彼
に対してまたロシアノビッチ君が言ってきます。彼もカンコ
君の横で見事な滑りを見せています。
「実は俺の家じゃな」
「何ニダ?」
「特大の戦車のラジコンも氷の上に乗せられるぜ」
「それは本当ニダか?」
カンコ君は滑りながらロシアノビッチ君に尋ねます。
「戦車のラジコンがニダか」
「二分の一のでかいのがな。いけるぜ」
笑いながら話すロシアノビッチ君でした。

92:マンセー名無しさん
10/01/20 23:20:52 g54yU8Fa
「どうだよ、それはよ」
「凄いニダな。丁度ウリもその二分の一のラジコンを持っ
ているニダよ」
持っているとなると早速やってみたくなるのが人情です。
特にカンコ君はそうです。しかも彼は思い立ったらもうそ
れでやってしまう人です。
そうしてです。スケートシューズのまま凍っているソウル
の間のハン溝を出てです。場所を離れるのでした。
「何処に行くんだYO」
「しかもスケートシューズ履いたままあるぞ」
「そんなことはどうでもいいニダ」
アメリー君とチューゴ君の突っ込みに顔を向けて答えるの
でした。

93:マンセー名無しさん
10/01/20 23:27:39 g54yU8Fa
「ちょっと思うことができたニダ」
「思うこと?また馬鹿なことするんだな」
「それが何かまではまだわからないあるが」
皆ここで未来が見えました。いつものお決まりの展開がは
じまったと確信したのです。
それでまずはお部屋を立ち去るカンコ君を見送ります。す
ると彼はすぐに戻って来ました。
しかもラジコンを操縦しながらです。特大の戦車のラジコ
ンを引き連れています。それを持って来て満面の笑顔で言
うのでした。
「さあ、やってやるニダ!」
カンコ君は自信満々で言います。

94:マンセー名無しさん
10/01/20 23:33:27 g54yU8Fa
「このラジコンの戦車を氷の上を走らせてやるニダよ。ロ
シアノビッチ君みたいにやってみるニダよ」
「さてと、それじゃあな」
「これでスケートは終わりあるな」
まずアメリー君とチューゴ君が言って皆もそれに続きます。
皆氷の上から立ち去るのでした。
「さて、これからはな」
「凄いものが見られるあるな」
こうしてです。皆氷の上から出てカンコ君の戦車の動きを
見るのでした。彼は戦車のラジコンをそのまま氷の上にや
るのでした。

95:マンセー名無しさん
10/01/20 23:37:31 g54yU8Fa
「さあ、今こそ氷の上を突破するニダよ!」
こう笑ってラジコンを動かします。それで戦車はそのまま
氷の上に来ました。ところがです。
戦車のラジコンは相当重いです。普通の戦車のラジコンよ
りもです。しかもカンコ家は流石にロシアノビッチ家より
は寒くなくて氷も薄いです。おまけに皆スケートをしてい
たので氷は傷だらけです。従って。
氷は見事に割れてしまいました。それで戦車のラジコンは
見事にお水の中にです。皆それを見てやっぱりといった顔
で言うのでした。
「やっぱりな、こうなったな」
「予想通りあるな」
アメリー君とチューゴ君が極めて醒めた目で話します。

96:マンセー名無しさん
10/01/20 23:46:33 g54yU8Fa
「ラジコンが落ちたな」
「そうなると思っていたある」
「まさかこうなるとは思っていなかったニダ」
カンコ君は必死に溝に落ちた戦車を操縦して自分も溝の中
に入ってそれで引き出そうと努力しながら言います。
「どうしたらいいニダ、とにかくこれは大変なことになっ
たニダよ」
「装甲車のラジコンで引っ張ればいいぜ」
ここでロシアノビッチ君がアドバイスします。
「それでな。何とかしろよ」
「何てことニダ・・・・・・」
何とか装甲車のラジコンで引っ張って戦車のラジコンを引
っ張り出したカンコ君でした。しかし寒い中で溝の中に入
ってしまったのでしもやけになってしまいました。

97:マンセー名無しさん
10/01/20 23:50:32 g54yU8Fa
漢江が寒波で凍結。
URLリンク(www.ytn.co.kr)
URLリンク(image.ytn.co.kr)
戦車が氷の水の中に。
URLリンク(japanese.joins.com)§code=410
URLリンク(japanese.joins.com)
URLリンク(japanese.joins.com)
URLリンク(japanese.joins.com)
チョゴリちゃんはキムヨナ、戦車はこち亀にあったプラモが元ネタ。

98:総督府スレより転載
10/01/21 22:12:25 UPDdQ2MR
        「イン堂君のお家が」
お家の人の数が多いといえばやはりチューゴ君です。その
数は最早驚異的です。
「僕の家も数は多いけれどな」
「確か三番目だったあるな」
チューゴ君がアメリー君に対して言います。その口調は何
処か自信が見られます。
「アメリーの家は」
「ああ、そうだよ」
その通りだと答えます。
「パツキンやらクーロイやらハワイおじさんも入れてそれ
で三百人か?」
「うちはそろそろ一五〇〇人ある」
最早家族の数ではありません。


99:総督府スレより転載
10/01/21 22:20:48 UPDdQ2MR
そんな一人一人の個性だけでなく数まで多いチューゴ家と
アメリー家ですがその他にもそうした家があります。そこ
が何処かといいますと。
「イン堂もなあ」
「あそこも凄いあるからな」
そのイン堂家です。彼のお家も物凄い数です。
学校を見てもです。彼のお家の服やターバンの子供達がや
けに多いです。
「ええと、何人いるのかしら」
「わからないね」
そのイン堂君がそのあまりもの数の多さに辟易しているニ
ホンちゃんに対して白い歯をキラリとさせて答えるのでし
た。


100:総督府スレより転載
10/01/21 22:29:49 UPDdQ2MR
「ひょっとしたらチューゴの家より多いかも知れないけれ
どね」
「あのチューゴ君のお家よりもって」
とにかく一日経つとそれでまた増えていたりします。新入
生も彼のお家の子供達がかなり目立ってきています。
「お昼はカレーだよね」
「僕も」
「私も」
必然的に給食はカレーが多くなります。それは地球組にも
そのまま影響しています。
「またカレーかYO」
「昨日もだったあるぞ」
アメリー君とチューゴ君がうんざりとした顔で自分達の目
の前のカレーを見ています。


101:総督府スレより転載
10/01/21 22:35:09 UPDdQ2MR
「イン堂、御前カレー味以外に何かねえのかよ」
「これ以外の味を見たことがないあるが」
「何言ってるんだよ、カレーは完璧な食べ物なんだよ」
けれどイン堂君はこう二人に反論します。
「そう、ありとあらゆるものを料理できるんだ。カレーっ
てとても偉大だよね」
「偉大とかそういうのじゃなくてな」
「他はないあるか?」
「あるよ」
イン堂君はこう答えます。
「ちゃんとね」
「あったんだ、カレー以外にも」
これにはニホンちゃんもびっくりです。まさか他にイン
堂君の料理があったというのですから。


102:総督府スレより転載
10/01/21 22:38:34 UPDdQ2MR
そしてそれが何か尋ねますと。その返事は。
「卵のカレーに鶏肉のカレーに羊のカレーに魚のカレー
に豚肉のカレーに。山羊のカレーだって海老や下位のカ
レーだって何でもあるよ」
「だから全部カレーじゃねえかYO」
「他の味付けは本当にないあるか」
また二人が突っ込みを入れます。かなり呆れた顔になっ
ています。
「その他にはYO」
「出してみるよろし」
「だからカレーは完璧で」
話がループします。こうして何だかんだとやっている間
にイン堂君が勝ってしまうのが最近のパターンになって
しまっています。


103:総督府スレより転載
10/01/21 22:44:03 UPDdQ2MR
そんな日常ですが今学校の生徒の半分位がタイヘイ池に
面している人達です。チューゴ家やアメリー家の人達だ
けでなく日之本家やインドネシア家もかなり多いです。
他にはメヒコ家もそうですしタイヘイ池はその数がかな
リ多いです。
しかしです。グラウンドでそのタイヘイ池の皆で遊んで
いてもです。皆ここで言うのでした。
「何か日増しにイン堂家の場所がでかくなってきてない
かな」
「そうよね。逆にEU町は小さくなって」
とにかくイン堂家のスペースが大きくなってきているの
です。その人の数のせいです。


104:総督府スレより転載
10/01/21 22:49:31 UPDdQ2MR
「今は一三〇〇人位?」
「一四〇〇位じゃないの?」
皆本当にイン堂家の人の数は知りません。その正確な数
はです。
「どう見てもそれより多いみたいだし」
「そうよね」
「実際どの位なのかな」
皆首を傾げる程です。それで見ているとです。
その数がかなり多くてです。タイヘイ池の皆も危惧を
抱いてきています。その中で特に危惧を抱いている人
はといいますと。


105:総督府スレより転載
10/01/21 22:55:53 UPDdQ2MR
「まずいあるな」
チューゴ君です。今は家族の数では勝っていますがそ
れも危うくなってきているというか近いうちに追い抜
かされてしまいかねかいからです。それで困っている
のです。
人の数はやっぱり力です。イン堂家がこのまま町で一
番多くなるとそれだけ彼の家の力がまずくなってしま
うのです。相対的な意味で。
そしてアメリー君もまた。彼はロシアノビッチ君と仲
のいい彼と疎遠なところがあります。それに彼が何だ
かんだで結構仲のいいパキスちゃんはイン堂君とは険
悪そのものの関係です。


106:総督府スレより転載
10/01/21 22:59:40 UPDdQ2MR
「あいつが将来ロシアノビッチの奴と手を結んだらま
ずいか?」
彼もこう危惧しています。
「その時、どうするかだな」
「イン堂君。よくわからないけれど」
ニホンちゃんは彼についてはあまり知らないところが
あります。
「けれどイン堂君のお家の人が一番多くなったりロシ
アノビッチ君と仲良くなったらどうなるのかな。わた
しは仲良くやっていきたいけれど」
何となく今一つはっきりしない関係が三人と彼の間に
あるようです。それがどうなっていくかはまだ誰にも
わかりません。


107:総督府スレより転載
10/01/21 23:01:46 UPDdQ2MR
イン堂君の人口。
URLリンク(www.indochannel.jp)
URLリンク(www.mofa.go.jp)
URLリンク(www.brics-jp.com)
URLリンク(www2.ttcn.ne.jp)
アメリー君とパキスちゃん。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
URLリンク(allabout.co.jp)
チューゴ君とイン堂君。
URLリンク(taweb.aichi-u.ac.jp)


108:マンセー名無しさん
10/01/22 22:18:58 Bnn75/+y
       「それぞれの好みに合わせて」
カンコ君の辞書には様々な言葉がありません。その数多い言葉の
中に懲りるという言葉もありません。それで何度も何度も同じこ
とをしでかします。
それで今回もです。こう家で言っています。
「また皆をウリナラに呼んでウリの料理を御馳走するニダ」
「それでメニューは何ニダ?」
話を聞くチョゴリちゃんがクールにお兄さんに尋ねます。もう完
全に落ち着き払った顔になっています。
「それが大事ニダが」
「それはもう決まっているニダ」
こう堂々と妹に宣言するカンコ君でした。

109:マンセー名無しさん
10/01/22 22:23:53 Bnn75/+y
「既にニダ」
「それじゃあそれは何ニダ?」
「あの伝説の鮎丼ニダ」
それだというのである。
「それとトンスルニダ」
「その二つ出した時点で皆から袋叩きニダよ」
チョゴリちゃんはその冷めた目でお兄さんに告げます。
「絶対にそうなるニダ」
「じゃあチゲ鍋かプルコギかサムゲタンニダ」
「いつもと同じニダ。全く何の変わりもないニダ」
チョゴリちゃんはまたお兄さんに突っ込みを入れます。本当に
クールな様子です。

110:マンセー名無しさん
10/01/22 22:26:34 Bnn75/+y
「いい加減皆飽きるニダ。それも同じ味付けばかりニダよ」
「じゃあどうするニダ」
「ここはウリに考えがあるニダ」
そうしてここで言うのでした。
「それニダが」
「うん、それはニダ」
こうしてお兄さんに策を授けます。そのうえでカンコ君は皆を
家に呼ぶのでした。その時に。
「さあ皆いいニダな」
「ああ、わかってるよ」
「ちゃんと行くから」
皆少しうんざりとした口調でカンコ君に返します。

111:マンセー名無しさん
10/01/22 22:30:39 Bnn75/+y
「いつものことだしな」
「欠席はしないから安心しなさい」
「ただしニホン」
ここでニホンちゃんに声をかけてきます。彼女が何かを言う前
に言ってきたのです。
「御前は呼ばないニダ」
「そうなの」
「しかしニダ」
ここからがいつもの流れです。
「来たいニダな。どうしても来たいニダな」
「わたしは」
「わかったニダ、仕方ないニダ」
ニホンちゃんの言葉を勝手に解釈して言います。

112:マンセー名無しさん
10/01/22 22:36:46 Bnn75/+y
「それでは連れて行ってやるニダ。甚だ残念ニダ」
「やれやれ、何があってもニホンちゃんだけはいつも呼ぶっ
ていうのに」
「ばれてないのは本人だけなんだがな」
皆そんな彼を見て言いますが何はともあれ皆をお家に呼ぶカ
ンコ君でした。そのうえで、です。
カンコ君のお家に来るとまずはです。ビビンバが出されたの
でした。
「あれ、いつもここでキムチなのに」
「ビビンバなの」
「おっ、こりゃいいな」
アメリー君がそのビビンバを見て笑顔になります。そのうえ
で早速食べはじめます。

113:マンセー名無しさん
10/01/22 22:42:39 Bnn75/+y
まずはアメリー君が好きな食べ物に飛びついて次に出て来た
のは麺類です。今度はチューゴ君が笑顔になります。
「いいあるな、やっぱり麺類あるよ」
彼はその麺類を受け取って食べはじめます。こうしてまずは
二人が陥落です。
そうして次はです。チョゴリちゃんがにこりと笑ってきてそ
のうえでニホンちゃんにあるものを差し出してきました。そ
れが何かといいますと。
「お粥なの」
「ニホンさん、どうぞニダ」
その笑顔でニホンちゃんに対してお粥を薦めます。そうして
食べろというのでした。

114:マンセー名無しさん
10/01/22 22:46:43 Bnn75/+y
ニホンちゃんは微笑んでチョゴリちゃんからそのお粥を受け
取ってです。静かに食べはじめました。
この三人が陥落するとです。皆もそれだけ美味しいのかとそ
れぞれビビンバや麺類、お粥、それに丼を受け取って食べる
のでした。こうしてカンコ君の今回のメニューは大好評なの
でした。
「いやあ、何かカンコにしてはな」
「珍しく辛いものがいきなり出て来て食えじゃなかったしな」
「こういうのもいいわね」
皆笑顔でそれぞれ話をします。勿論食べながらです。

115:マンセー名無しさん
10/01/22 22:51:49 Bnn75/+y
そうして見事用意したものは全部食べられてです。カンコ君は
満足した顔で後片付けをしています。
その中で、です。一緒に後片付けをしているチョゴリちゃんに
対して尋ねるのでした。
「まさか三人の好みを考えてああしたニダか?」
「勿論ニダよ」
チョゴリちゃんは微笑んでそうだと答えるのでした。
「アメリーさんはよく牛丼を食べるニダな」
「そうニダな、確かに」
「だからそれとよく似たビビンバを用意したニダよ」
それを読んで、です。この辺りは実に頭脳派です。
そしてチョゴリちゃんはさらに言ってきます。

116:マンセー名無しさん
10/01/22 23:03:28 Bnn75/+y
「チューゴさんはやっぱり麺類ニダから」
「それで麺類もニダな」
「その通りニダ。チューゴさんにはそれニダよ」
そうして最後のニホンちゃんはといいますと。
「お粥が一番だからニダ」
「ウリのいつもの御馳走ばかりではないニダな」
「その通りニダ。この三人が陥落したら他の人達もそれに
続くニダ。だから絞ったニダ」
そこまで考えて計画したチョゴリちゃん、本当に見事です。
そうしてです。最後にこう言います。
「何でも考えてやっていくべきニダ」
「そうだったニダな」
だからだというのです。今回はチョゴリちゃんの会心の大
成功に終わりました。

117:マンセー名無しさん
10/01/22 23:06:43 Bnn75/+y
日米中の味を攻略だとか。
URLリンク(japanese.joins.com)§code=300

118:総督府スレより転載
10/01/23 21:32:22 o4TYr2GZ
        「お父さんの像」
トル子ちゃんがニホンちゃんを大好きなのは昔助けてもらった
からです。そのことを決して忘れてはいません。
「ニホンちゃんの為だったら何だってするから」
こう言ってはばかりません。
「もうね。ニホンちゃんとは大の親友なんだから」
「ふん、よく言うわよ」
それを聞いて面白くないのはニホンちゃんと仲良しのタイワン
ちゃんです。けれどニホンちゃんの取り合いをしていてもそれ
でも何処か微笑ましいものがあります。
そんなトル子ちゃんですがある時ニホンちゃんに対してあるプ
レゼントをしました。それは。


119:総督府スレより転載
10/01/23 21:42:38 o4TYr2GZ
「銅像なのね」
「そうよ」
ニホンちゃんに対して馬に乗った男の人の精悍な小さい銅像を
プレゼントしたのです。その人は。
「トル子ちゃんのお父さんの像よね」
「お父さんがどうしてもっていうから」
だからだというのです。
「私もね。一生賢明作ったのよ」
「えっ、これってまさか」
「そうよ、私が作ったのよ」
何と手作りのプレゼントです。トル子ちゃんはわざわざニホン
ちゃんの為に自分の手で作ったのです。


120:総督府スレより転載
10/01/23 21:52:21 o4TYr2GZ
「それで不細工かも知れないけれど」
「そ、そんなことないよ」
まさかトル子ちゃんがそこまで念入りに作っているとは思わな
かったので。ニホンちゃんもびっくりしています。
「わたしの為にそんな・・・・・・」
「何処かに飾って」
トル子ちゃんはにこりと笑ってニホンちゃんに告げます。
「そうね、場所は」
「場所は?」
「ニイガタの間なんかどうかしら」
そこはどうかというのです。


121:総督府スレより転載
10/01/23 22:04:22 o4TYr2GZ
「そこはどうかしら」
「ニイガタの間っていったら」
「ほら、私の家とニホンちゃんのお家のお付き合いを祝ってそ
れで記念の品物が集められてる場所があるじゃない」
「ええ」
ニホンちゃんのお家にはそういう場所もあるのです。
「そこにどうかなって思って。それでどうかしら」
「そうね、あそこだったらね」
ニホンちゃんも少し考えてからトル子ちゃんのその提案に答え
ました。
「いいわね、確かに」
「じゃあそれで決まりね」
ここまで聞いて笑顔で微笑むトル子ちゃんでした。


122:総督府スレより転載
10/01/23 22:09:55 o4TYr2GZ
「それでいいわね」
「うん、それじゃあ決まりね」
こうしてそのケマルおじさんの銅像を置く場所が決まりました。
タイワンちゃんはそれを聞いてトル子ちゃんに嫉妬を感じてい
ました。
「いいなあ、トル子はああして堂々とニホンちゃんとお家単位
でお付き合いできて」
タイワンちゃんのお家はそれができないのです。そこが中々厄
介なところです。そのお家それぞれの事情があるのです。です
から彼女とニホンちゃんのお付き合いは実際のところかなり難
しいところもあるのです。


123:総督府スレより転載
10/01/23 22:18:58 o4TYr2GZ
「トル子に怨みがあるわけじゃないけれど」
このことはわかっていてもです。どうにも微妙な子供同士の関
係なのです。
何はともあれそんな訳でトル子ちゃんからケマルおじさんの銅
像を受け取ったニホンちゃんでした。それでニイガタの間に置
いたのです。ところがです。
暫く経ってニイガタの間の事情が変わってトル子ちゃんの品物
はそこから移すことになったのです。その中には当然ながらケ
マルおじさんの銅像もありました。
「参ったなあ、この銅像何処に置こうかしら」
ニホンちゃんはこのことにかなり悩みました。


124:総督府スレより転載
10/01/23 22:27:37 o4TYr2GZ
「折角トル子ちゃんから貰ったし大切にしないといけないしけ
れどダンプがお家の前通って揺れた時とかに落ちたりしたら危
ないし。どうしようかしら」
「姉さん、ほったらかしにはできないよ」
ここでウヨ君がニホンちゃんに言ってきました。
「粗末に扱ったらトル子さんも気を悪くするし」
「そうなのよね。本当にどうしようかしら」
「俺にいい考えがあるよ」
ウヨ君がニホンちゃんに対して知恵を授けてくれました。
「この像を置くのに最適の場所があるんだよ」
「最適の?」
ニホンちゃんは弟の言葉を聞いて思わず声をあげました。


125:総督府スレより転載
10/01/23 22:36:14 o4TYr2GZ
「それって何処なの?」
「トル子さんっていったらあそこしかないじゃない」
ウヨ君はにこりと笑ってニホンちゃんに言ってきました。
「もうあそこしかね」
「というとまさか」
「そうだよ、あそこだよ」
ウヨ君はにこりと笑って言いました。あそことは。
ワカヤマの間でした。そこに銅像を移したのです。それを聞いた
トル子ちゃんの反応は。
「有り難う、よくあそこに移してくれたわね」
満面の笑みでニホンちゃんとウヨ君に対して感謝の言葉をかけま
す。トル子ちゃんにとっては最高の結果でした。


126:総督府スレより転載
10/01/23 22:45:47 o4TYr2GZ
「あそこでニホンちゃんのお家の人達に助けてもらったからね。
ワカヤマの間が一番いいわね」
「これは武士が提案してくれたのよ」
ニホンちゃんはワカヤマの間にその銅像を移すことが決まったこ
とについて正直に説明しました。
「それでワカヤマの間にね」
「そうなの、ウヨ君がね」
「そうだったのよ。わたしが困っているところにね」
「今回は弟さんのおかげだったのね」
そのことを聞いてにこりと笑うトル子ちゃんでした。それでもそ
こに移したのはニホンちゃんでしたからやっぱり彼女が大好きな
のでした。


127:総督府スレより転載
10/01/23 22:57:13 o4TYr2GZ
けれどそんな二人を物陰から見ているタイワンちゃんはといいま
すと。どうにも不機嫌な顔をしています。
「あたしもああいう風にニホンちゃんと堂々と仲良くお付き合い
したいんだけれど」
それがどうしてもできないのが辛いところです。それで今とても
歯がゆい思いをしているのです。
「本当になあ、こういう時は本当にトル子が羨ましいは」
「それはいいんですけれど」
ウヨ君がそんなタイワンちゃんを見て言います。
「何かカンコみたいですよ、そうやって物陰から姉さんを見てる
と本当に」
「うう、それはそうだけれど」
それを言われてさらにへこむタイワンちゃんでした。この辺りは
本当に微妙です。


128:総督府スレより転載
10/01/23 23:01:42 o4TYr2GZ
ケマル=アタチュルクの像が和歌山のあの場所に移転されました。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(www.iza.ne.jp)

129:マンセー名無しさん
10/01/24 22:42:34 7lAyd950
         「豚も入れろ」
アメリー君は街のあちこちの人の自分のお家のハンバーガーを
売っています。そういう意味では彼のお家の食べ物もポピュラ
ーと言えばポピュラーです。
その彼がハンバーガーを買った人におもちゃを付けることにし
ました。シンガ君に対してはこうすることにしました。
「まずはだ」
最初に彼について考えます。
「あそこにはアラブ丁から来た奴も多いからな。豚とかそうい
うものはパスだな」
彼はアラブ丁の人の多くの人と仲が悪いのでこうしたことを考
えてしまうのです。

130:マンセー名無しさん
10/01/24 22:48:16 7lAyd950
それからシンガ君について考えます。彼は何といってもチュー
ゴ家の親戚です。それならです。
「そうだな。あそこの十二匹の動物達にするか」
こう言って早速彼のプレゼントを考えて作っていくのでした。
そうしてその十二匹の動物達をハンバーガーを買ってくれたシ
ンガ君にプレゼントしました。
「じゃあこっちも可愛がってくれよな」
「そうしたいけれどね」
ところがです。ここでシンガ君はいささか不機嫌な顔でアメリ
ー君に対して言ってきたのです。
「あのさ」
「ん?どうしたんだYO」
アメリー君も彼のその不機嫌な顔に気付いて尋ねます。

131:マンセー名無しさん
10/01/24 22:53:22 7lAyd950
「ひょっとしてじゃなくて怒ってるか?」
「そうだよ。十二匹の動物達だけれど」
「いいだろ?デザインとかが気に入らないんだったらそれはま
あそういうことでな」
「違うよ。何で豚のおもちゃがないんだよ」
シンガ君はこのことを言ってきたのです。
「豚が。何でなんだよ」
見ればです。鼠から犬まで十一匹は確かにいます。けれど最後
は小さな天使になっています。そこだけが何故か違っているの
です。
「豚が何でないんだよ」
「ああ、それか」
アメリー君もそのことについてはすぐに答えます。

132:マンセー名無しさん
10/01/24 23:05:56 7lAyd950
「御前のところあれじゃないか。アラブ丁から来ている奴も多
いだろ?だからな」
「そうした人に配慮したってこと?」
「そうだYO。駄目か?」
「駄目だよ」
一言でした。
「そんなの。ちゃんと豚がないと」
「それじゃあどうしろってんだ?」
「豚もちゃんと入れてくれない?」
そのことを真剣に彼に言うのです。
「豚も揃ってないと完璧じゃないから」
「ああ、わかったYO。それじゃあな」
こうしてアメリー君はシンガ君に謝ってからその豚のおもちゃ
も入れたのでした。

133:マンセー名無しさん
10/01/24 23:15:57 7lAyd950
これで話は終わりではありませんでした。このやり取りを聞い
ていたニホンちゃんがです。首を傾げさせてぽつりと呟くので
した。
「豚?」
そのことが気になったのです。
「猪じゃなかったっけ。干支の最後にあるのは」
「いや、豚あるぞ」
「そうだけど?」
その彼女にチューゴ君とタイワンちゃんが言ってきました。
「チューゴ家では豚あるぞ」
「うちもだけれど」
二人のお家ではそうだというのです。

134:マンセー名無しさん
10/01/24 23:23:20 7lAyd950
「猪ではなくて」
「豚なんだけれど」
「あれっ、猪じゃないの」
「そうだけれど」
「ニホンちゃんの家ではどうなんだい?」
お話の中心だった。シンガ君とアメリー君も来てそれで皆
でニホンちゃんに言ってきました。特にアメリー君はこう
言います。
「うちの家にはチューゴ家から来た家族もいるから干支の
ことも知っていたよ。けれどそっちじゃ確かに豚なんだけ
れどな」
「だから猪じゃないの?」
ニホンちゃんはそのことがどうしてもわからないみたいで
す。それでまた言うのでした。

135:マンセー名無しさん
10/01/24 23:28:38 7lAyd950
「干支の動物は」
「野生の豚あるが」
干支のはじまりであるチューゴ君が言います。
「確かニホンちゃんの家には昔豚はいなかったあるな」
「うちの家昔はお肉食べなかったから」
このことが大きいです。それで昔はニホンちゃんのお家に
はそうした家畜がいなかったのです。ニホンちゃん自身も
そのことを話します。
「それで猪なのかしら」
「そうだと思うわ。まあとにかくね」
「ええ」
タイワンちゃんの言葉に応えます。

136:マンセー名無しさん
10/01/24 23:32:21 7lAyd950
「猪から豚になったし」
「それはね」
このことは誰でも知っていることです。豚は猪からなった
ものだということはです。そのことはもう皆が知っている
ことです。
となるとです。結果としまして。
「じゃあ結局猪でも豚でも」
「大して違わないYOな」
「そうあるな」
アメリー君とチューゴ君がそれぞれ言います。
「結局のところは」
「その味も似ているあるし」
元は同じだからそれも当然です。

137:マンセー名無しさん
10/01/24 23:43:25 7lAyd950
そして最後にシンガ君が言います。
「けれどこの話は面白いね」
「確かにね。あたし達は豚で」
「ニホンちゃんは猪」
タイワンちゃんと二人で言います。
「小さな違いだけれど干支でも違いがあるんだね」
「そういうことよね」
「豚さんと猪さん」
そのニホンちゃんも言うのでした。
「干支でもお家によって違うのね」
皆そのことを知ったのでした。一つの些細な騒動から結果と
して面白いことがわかりました。

138:マンセー名無しさん
10/01/24 23:50:16 7lAyd950
シンガ君のお家でのマクドナルドの騒動。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
中国の干支。
URLリンク(koyomi.vis.ne.jp)

139:マンセー名無しさん
10/01/25 22:12:03 N9Aezx3m
        「ファラオの呪い」
クラスでエジプト君とゲルマッハ君、アーリアちゃんが
言い争っています。かなり珍しい組み合わせです。
「だからあれは僕の家のものなんだよ」
「いや、僕の家の人間が見つけたものだ」
「それは許可を得ていた筈だが」
エジプト君も二人も引く様子がありません。一体何につ
いて話をしていますかというと。
「あの像は僕の家のものじゃないか」
何かの像のお話をしているようです。今のエジプト君の
会話からそれが窺えます。


140:マンセー名無しさん
10/01/25 22:18:25 N9Aezx3m
「そうだろ?僕の家から出て来たんだし」
「しかし僕の家の人が見つけた」
「だからあれはだな」
話が堂々巡りになっています。解決の先が見えません。
それで周りもいい加減何をやっているのかといぶかしみ
だしました。それでまずはエジプト君に聞きますと。
「だからさ、僕の家の昔の財宝の一つなんだよ」
「ああ、いつも出て来ている」
「ファラオとかそういうやつよね」
「あんたの昔の家の人達の作った」
それだというのです。エジプト君のお家から出て来てい
るものなのは間違いありません。


141:マンセー名無しさん
10/01/25 22:25:07 N9Aezx3m
それでエジプト君は自分の家のものだと主張しているの
です。彼も必死です。
しかしゲルマッハ君とアーリアちゃんもです。二人には
二人の言い分があるのです。
二人が言うにはです。それは。
「僕の家の人が見つけたんだぞ」
「それなら私達の家のものじゃないのか?」
こう主張します。二人にしても二人の言い分があります。
それを言うのでありますが。
話は全くの平行線です。どっちも退かないのでどうしよ
うもありません。
ニホンちゃんもそれを見て何か不吉なものを感じていま
した。
「まさかとは思うけれど。ミイラだし」
どうやら彼女には心当たりがあるようです。けれど今は
自分に直接関係ないお話ですので首は突っ込みませんで
した。

142:マンセー名無しさん
10/01/25 22:31:04 N9Aezx3m
それで話は決裂かと思われたその時にです。不意に双方
の間にハイチちゃんが出て来たのです。
「ここはゲルマッハさんとアーリアさっが退かれるべき
です」
「何故だ、それは」
「一体何故なのだ?」
「不吉なものを感じます」
だからだというのです。
「ここはエジプトさんに対して返還すべきです。さもな
いと大変なことになってしまいます」
こんなことを言うのです。彼女が出て来るとです。


143:マンセー名無しさん
10/01/25 22:36:27 N9Aezx3m
話が急に怖い方向に向かうのが常です。皆彼女が出て来
たところで不吉な感じを抱きましたがその予感は当たり
ました。彼女は言うのでした。
「ですから一刻も早くです」
「エジプトに返すべきだというのか」
「冗談ではないぞ」
二人はそう言われても受けようとはしません。それを聞
いても二人にしても意地があります。ですから何として
も受けようとしないのです。
「それにこれだけの価値のあるものはだ」
「流石においそれとは」
「確かに価値はあります」
ハイチちゃんもそれは認めます。


144:マンセー名無しさん
10/01/25 22:41:33 N9Aezx3m
しかしです。ここで彼女はさらに言うのでした。
「ですがそれ以上にです。このままでは御二人にとって
必ずよからぬ結果になるでしょう」
「悪いがその言葉を引き受けるつもりはない」
「何があってもだ」
二人も今回ばかりは素直に従おうとはしません。ですが
ハイチちゃんはそれをそう言われても穏やかなままです。
安心した微笑みさえ浮かべています。
「明日ですね」
「・・・・・・・・・」
後ろにいる明らかに生きていない執事さんが彼女の言葉
に頷きます。そうしてです。


145:マンセー名無しさん
10/01/25 22:49:15 N9Aezx3m
その日の夜。二人が寝ていると何処からか。不気味な声
が聞こえてきたのでした。
「エジプト家から我等を出したのは誰か」
「呪いを受けるべき者達は誰か」
「裁かれるべき者達は誰か」
こう言ってです。そうして出て来たのは誰かといいます
と。ミイラ男でした。
「・・・・・・幾ら何でもこれはないのではないか」
「何故こんなものが出て来たのだ」
ゲルマッハ君もアーリアちゃんもベッドの中で唖然とな
っています。上体を起こしたままで自分達に迫って来る
ミイラ男達を見ています。


146:マンセー名無しさん
10/01/25 22:56:28 N9Aezx3m
その彼等を見ながらです。二人も流石にハイチちゃんの
言っていた呪いとは何かを悟りました。そのミイラ男達
を見れば自然とそうなってしまいます。
「これが毎晩だとな」
「流石に諦めるしかないか」
二人もこれで観念したのです。流石にミイラ男が出て来
るようになればどうしようもありません。
そうして次の日にはです。その像を学校に持って来てそ
れでエジプト君に手渡したのでした。
「返すな」
「これでいいな」
うん、これでね」
エジプト君は笑顔でその像を受け取ります。まずはこれ
で話が終わりました。


147:マンセー名無しさん
10/01/25 23:00:44 N9Aezx3m
しかしです。ここで謎が一つ残っていました。それが何
かといいますと。
「何故君の家から出ると出て来るのだ?」
「あのミイラ男達は」
「それはですが」
ここでまたハイチちゃが出て来ました。そうしてそのう
えで二人だけでなく皆に説明するのでした。
「あのミイラ男達はエジプトさんのお家を守護する為に
いるからなのです。それで外に出されるとああして出て
来るのです」
だからだというのです。エジプト君のお家にはかなり凄
い守護者が存在するようです。
そしてそれを最後まで見ていたニホンちゃんは一人呟き
ました。
「やっぱりこういうことになったのね」
何となくお家の祟り神とかそういうものを思い出しもし
た彼女でした。

148:マンセー名無しさん
10/01/25 23:03:11 N9Aezx3m
エジプトがドイツにネフェルティティの銅像の返還を要求。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
そこにミイラ男の呪いをミックス。


総督府の作品を一部修正して貼りました。

149:マンセー名無しさん
10/01/25 23:56:55 N9Aezx3m
110 :マンセー名無しさん:2010/01/25(月) 22:40:09 ID:2k8K5GmV
『限界はまだまだ』


「やっぱりキムチは旨いニダ。この辛さが止められない止まらない、ニダ。」

今日も自慢の唐辛子たっぷりのキムチとチゲを美味しそうに食べているカンコ君、しかし彼以上の唐辛子好きが地球小学校にはいます。それがニホンちゃんにそっくりブータンちゃん。

「カンコ君もこれ食べる? 唐辛子好きなんでしょ?」

「遠慮なくいただくニダ。辛くなかったら賠償するニダよ・・・ ってこりゃまた唐辛子のよく効いた料理ニダね~。」

「家では唐辛子は野菜だからね。それでも抑えてるんだよ。」


そんな唐辛子マニアの2人の話をさっきから聞いていたのはドイッチェラント兄妹です。

「そんなに唐辛子は美味いのか?」
「辛ければ辛いほどうまいニダ。」

「辛ければ辛いほど、か。じゃあ一度うんと辛くして食べてみよう。」
「兄上、まずはこんなものかな。」

自分の限度を超えてしまったゲルマッハ君とアーリアちゃんは救急車で運ばれて行きました。



URLリンク(www.sltrib.com)(英語)
ドイツで通常の20倍の辛さのチリソースを飲んで10代の若者が病院送りになった。

テンプレのルールに従い移管。

150:マンセー名無しさん
10/01/26 22:39:32 gXZiNP+B
>149
通報しました。

151:マンセー名無しさん
10/01/26 22:42:53 H1nnhkzx
        「あまりに酷いので」
ポッポおじさんとその周りの人達が日之本家の舵取りをするように
なってからです。もう何もかもが滅茶苦茶です。
「言ったことすぐぶれるし」
「しかも失言多いしな」
ニホンちゃんとウヨ君も困った顔になっています。
「アサヒちゃんやマイちゃんが変に持ち上げたせいでね」
「舵取りするようになったからな」
「全然駄目じゃない」
ニホンちゃんが駄目出しする程です。とにかく今のポッポおじさん
と周りの人達は酷いものなのです。

152:マンセー名無しさん
10/01/26 22:47:46 H1nnhkzx
ありとあらゆることにつけて悪影響を与えているポッポおじさん達
ですがその中にアメリー君との関係があります。リュー君のお部屋
にいる警備員さんのことで揉め事を作っていてです。それでどうに
もならなくなっているのです。
「結局何もできないのね」
「ただややこしくするだけだね」
ウヨ君は最初からポッポおじさんがわかっていたのでとても冷たい
態度です。とにかく今ニホンちゃんのお家はこのおじさんのせいで
とても困っています。
「あの人には自覚ないし」
「本当にどうかしてるよ」
そのアメリー君とクラスで会うとです。

153:マンセー名無しさん
10/01/26 22:53:15 H1nnhkzx
お互い困っています。アメリー君にしてもニホンちゃんに問題があ
るのではなくポッポおじさんがどうしようもない人だということが
わかっているからです。それでも困った顔でニホンちゃんに対して
言うのでした。
「うちのパパも怒ってるからさ」
「そうよね、どうにかしたいけれど」
「それで何か対策あるの?」
「オザワさんの爆弾で巻き添えになりそう」
「そう。だったらいいけれど」
それで一応納得はしてくれます。けれど二人の仲はギクシャクと
したものになっています。それで周りも心配になってきています。

154:マンセー名無しさん
10/01/26 22:58:54 H1nnhkzx
「本当にどうにかなってもらわないと」
「あのおじさんのせいでね」
「勝手に話を大きくして」
「それで決断はしないし」
ポッポおじさんは周りからも不安になってきています。どうなる
ものかと心配なのです。
その最大の関心事は何かというとチューゴ君のことです。彼のそ
の動きを抑えるのにはやはりニホンちゃんとアメリー君が仲良く
していないと困るからです。それでどうにかしてまともな仲にな
っていて欲しいと思っていました。

155:マンセー名無しさん
10/01/26 23:06:29 H1nnhkzx
それでチューゴ君を見るとです。何故かそのニホンちゃんの方に
心配する顔で来てです。そのうえでこう言うのでした。
「アメリーとは仲直りするあるよ」
「えっ!?」
「今何て!?」
ニホンちゃんだけでなくタイヘイ池の皆がです。今の彼の言葉に
物凄く驚いた顔になっています。まさか彼がそんなことを言うと
は思っていなかったからです。
「そうしないと不安定になるあるからな」
けれどチューゴ君はあくまでこうニホンちゃんに言うのでした。
とにかく意外過ぎる展開です。

156:マンセー名無しさん
10/01/26 23:12:08 H1nnhkzx
そうしてそのまま驚くニホンちゃんと皆の前から去ります。それ
で何処に行くかというとです。
校舎の屋上でした。そこに行くとです。アメリー君がいました。
彼はチューゴ君の顔を見てすぐに言ってきたのです。
「よお、ニホンちゃんには言ってくれたか?」
「一応あるな。まああのおじさんはうちの父さんも見切りをつけ
てきたある。お仲間共々」
「そうだろうな。あの人達はどうしようもないからな」
それはアメリー君もよくわかっていることでした。とにかくおじ
さん達のあまりものあれっぷりはもう皆の中でかなり有名になっ
てしまっているのです。

157:マンセー名無しさん
10/01/26 23:15:39 H1nnhkzx
そんな人だから最近ではオザワさんのことでもうニホンちゃんの
お家でそれまでおじさん達を応援していた人達も物凄い勢いでそ
の応援を止めてきています。二人はそんな仲で今屋上で話をする
のでした。
「とにかくある。御前とニホンちゃんの仲がよくないとある」
「御前もまずいんだな」
「その通りある。あの二人が変に調子に乗るある」
「キッチョムの馬鹿と」
まず名前が出て来たのは彼です。相変わらず引き篭もりを続けて
います。
そしてもう一人が。それがアメリー君とチューゴ君にとって一番
問題なのでした。

158:マンセー名無しさん
10/01/26 23:21:08 H1nnhkzx
「ロシアノビッチな」
「あいつが調子に乗ったらこっちも困るある」
「お互いにな。あいつはとにかくどんな目に遭ってもすぐに復活
してきやがるからな」
ロシアノビッチ君のタフさは尋常なものではありません。まさに
プラナリアも真っ青の生命力なのです。不死鳥の聖衣に匹敵する
体力なのです。
その彼と二人は誰もが知っている犬猿の仲です。この二人といが
み合ってもそれでも平気な顔をしていられるのはロシアノビッチ
君だけだったりします。

159:マンセー名無しさん
10/01/26 23:28:38 H1nnhkzx
その彼を意識してです。チューゴ君は動いたのです。そして彼は
アメリー君にこうも言いました。
「イン堂もいるあるぞ」
「あいつの相手はな。怖いな」
「カンコの二の舞は避けたいあるな」
「全くだ。とにかく今はな」
「ニホンちゃんとの仲をよくしておくあるぞ」
「ああ、わかってるさ」
二人もそれぞれ思うところがあるのです。屋上での話を聞いた人
もそもそもここに二人がいたことも知っている人はいませんでし
た。けれど確かにそう話していたのです。

160:マンセー名無しさん
10/01/26 23:32:53 H1nnhkzx
遂にチューゴ君にまで。
URLリンク(www.jiji.com)
後半は国際情勢を見て個人的な予想。

161:マンセー名無しさん
10/01/26 23:34:34 LRWV4rAe
>>149
勝手に転載するなと言われてなかったか?少しは恥を知れよ。

162:マンセー名無しさん
10/01/26 23:56:26 +0Ch+Pgv
もはやハン板のガンだな。

163:総督府スレより転載
10/01/27 21:47:08 GzveP4Z6
         「トラトラトラ」
カンコ君のお家では黄色と黒の縦縞の猫を自分達のお家の
象徴としています。それはもう昔からのことでこんなこと
を言ったりもします。
「そう、あれは縦縞の猫が煙草を吸っていた、そんな古い
昔の話ニダ」
「あれっ、煙草って確か」
「アメリーさん達の場所が見つかってから吸われるように
なったんじゃなかったか?」
それを聞いたニホンちゃんとウヨ君がすぐに突っ込みを入
れました。実は煙草が吸われるようになったのはそれから
だったのです。


164:総督府スレより転載
10/01/27 22:00:19 GzveP4Z6
しかしそれはあまりというか殆ど意に介していないカンコ
君、逆に二人に対して問い返します。
「そういえばニホンのところではあれは」
「うん、虎チーム」
「やっぱりあれだな」
ニホンちゃんだけでなくウヨ君も頷いて答えます。この辺
りは日之本家においては常識になっていることです。とに
かく縦縞の猫といえばそれなのです。
「もうね、応援する人達が凄くてね」
「優勝なんかしようものならそれで家中大騒ぎになってし
まうからな」
そんなチームはこのチームだけだったりします。とにかく
物凄く熱狂的に応援されています。


165:総督府スレより転載
10/01/27 22:06:36 GzveP4Z6
そんなチームがニホンちゃんとこでは縦縞の猫の象徴なの
です。ところがカンコ君はこのことに対して言ってはなら
ない突込みを入れます。
「けれどその優勝は滅多にないことではないニダか?この
前兎チームに十三ゲーム差開いていてそれで負けたことに
はウリも呆れたニダ、折角カネモトカードが相変わらず頑
張っていたのにあれはないニダ」
「まあ勝っても負けてもそこに何かしらの美学があるチー
ムだから」
「あのチームに絶対はないぞ。絶対に言えることは期待す
るな、それだけだ」
二人もその辺りはわかっています。そして話は本題に移り
ます。


166:総督府スレより転載
10/01/27 22:21:25 GzveP4Z6
カンコ君はここでしみじみとした口調になりました。そう
して腕を組んで述べるのでした。
「ウリナラのあの猫はニッテイが狩り尽くしたせいでいな
くなってしまったニダ。これであの猫にあったウリナラの
文化もなくなってしまったニダよ」
「あれっ、前はトヨトミがって言ってなかった?」
「キヨマサさんが御前のところに攻めて来た時に戦いの余
興として狩り尽くしたとも言っていなかったか?」
二人はもうこの話を知っていました。それでまたしても突
っ込みを入れたのでした。
「何か話が矛盾してるけれど」
「全くだ」
こう言うのでした。そしてここでチョゴリちゃんが来て言
うのでした。


167:総督府スレより転載
10/01/27 22:31:04 GzveP4Z6
「大体あの猫はキッチョム兄さんのところにいるとかいう
話がなかったニダか?ウリはそんな話も聞いているニダよ」
「何っ、そうだったニダか!?」
カンコ君もそれを聞いて驚きです。
「あの猫はまだウリナラにいたニダか」
「そうじゃないニダか?あとキッチョム兄さんの部屋の周
りにもいるとか聞いているニダ」
チョゴリちゃんが言うにはとにかくキッチョム君の部屋の
周りにいるかも知れないということです。それを聞いたカ
ンコ君はとりあえず彼の部屋に行くことにしました。当然
チョゴリちゃんも一緒です。

168:総督府スレより転載
10/01/27 22:37:54 GzveP4Z6
それでついでに。ニホンちゃんとウヨ君も一緒です。二人
はカンコ君に何だかんだと付き合わさせられているのです。
結構いい迷惑です。
「何かいつもの展開だけれど」
「猫位何とかならないのか」
「あれは滅茶苦茶凶暴な猫ニダ」
カンコ君はこう連れて来た二人に対して告げます。
「それこそ一人ではとても無理ニダ。あとでメッコールを
飲ませてやるから手伝うニダ」
「別にいいけれど、それは」
「仕方ないな、付き合ってやるか」
こうして二人も一緒になりました。そうして四人でキッチ
ョム君の部屋の前に来るとです。


169:総督府スレより転載
10/01/27 22:45:43 GzveP4Z6
何故かそこだけ異様に草が生い茂っています。お家の中だ
というのに滅茶苦茶凄いことになっています。何故かそこ
だけそうなっているのです。
「ええと、何でお家の中なのにこんな風になってるのかし
ら」
「しかも何度も壊れたり燃えたりしている家なのにこんな
風になってるのはどうしてなんだ?」
「細かいことは気にするなニダ」
カンコ君は今度の二人の突っ込みはなかったことにします。
そうしてその茂みの中を探してみました。
チョゴリちゃんにニホンちゃんとウヨ君も一緒です。そう
して探しているとです。


170:総督府スレより転載
10/01/27 22:54:25 GzveP4Z6
不意に何かが見つかりました。それは。
「毛だけれど」
「猫の毛だな、これは」
「そうニダ、間違いないニダ」
ニホンちゃんとウヨ君が見つけたその毛を見てチョゴリち
ゃんが答えます。
「これは縦縞の毛ニダ。ということはつまり」
「いるニダか?」
カンコ君もその毛を見て言います。ですがどうにも懐疑的
な顔になっています。
「本当にいるニダか?あの猫はまだウリナラに」
「前からこの辺りやキッチョム兄さんのところにはいるか
も知れないと言われていたニダよ」
チョゴリちゃんはまたお兄さんに言います。


171:総督府スレより転載
10/01/27 23:05:34 GzveP4Z6
「毛が見つかったしこれは本当ではないニダか?」
「だといいニダが。果たして本物ニダか」
「けれどカンコ君、キッチョム君がお部屋の扉を開けてこ
っちを見てきてるし」
「もう帰った方がいいぞ」
ニホンちゃんとウヨ君がここで彼に耳打ちします。
「何してくるかわからない人だし」
「ここはな」
「仕方ないニダな、わかったニダ」
カンコ君達は仕方なくこれで立ち去りました。しかし帰る
その時に後ろに猫の鳴き声を聞いたのでした。


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