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中国人窃盗団：リーダーを逮捕 「指紋認証」抜け入国
アパートに空き巣に入ったとして、警視庁捜査３課は２日、中国籍で名古屋市昭和区
川名本町３、無職、任勝容疑者（３８）を窃盗と住居侵入容疑で逮捕したと発表した。
同課によると、任容疑者は０７年１１月に自分の指を傷付けて成田空港の「指紋認証
システム」をくぐり抜けて入国したという。
同課によると、任容疑者は、０７年から首都圏で１６４件（被害総額約４６００万円）
の空き巣を繰り返していた中国人窃盗グループのリーダーで、これまでに実行役などの
男１１人を窃盗容疑で逮捕している。
逮捕容疑は、昨年５月２７日午後８時半ごろ、東京都板橋区の介護士の女性（２８）の
自宅アパートに窓ガラスを割って侵入し、現金約４万５０００円入りの財布などを
盗んだとしている。同課によると、容疑を否認しているという。任容疑者は０５年１０月、
窃盗容疑で兵庫県警に逮捕されて有罪判決を受け、中国に強制送還されていた。
【古関俊樹】
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