09/12/08 11:18:59 prO6hcVg
或る若者がいた。
彼は、オンラインショッピングサイトを開くための物資の資金援助を親に頼った。
だが、彼は鳴り響く海の回転音、連チャンのキュイン音、サクラの足元に山積み
されたドル箱が目について、資金を、少しだけ増やすつもりで、一度揃ったら
やめよう、そう決めて店に入ってしまった、悪魔に髪を引っ張られたのだ。
海は揃った。だが、たったの5Rで出る玉は少ない。
データを見れば前々日前日と30回もの大当たりを出している台だった。
彼は、その当たり玉をさらにつぎ込み勝負―否、湯水の如く回収され始めたのだ―
に出た。しかし、どんなに魚群が出ようがシャッターチャンスに発展しようが、
揃いはしなかった。それもソノハズ、遠隔に決まっているからだ。こうして若かった彼は、母親に援助
された札までつぎ込み始める。眼前の海以外もう何も見えなかった。
彼は母親の厚意を裏切り素寒貧になっていた。
―そして彼は、開業に必要な物資を、ポケット一杯に忍ばせて販売店を出た。
彼の中の何かが、パチンコによって破壊された瞬間だった。
―――
この話は事実を基にしたフィクションです。
パチ撲滅サイトや同盟ってありませんか??「パチンコは麻薬」みたいな読み物
ではなくて、パチ潰したい人が意思表示や署名みたいな事を
する集まりみたいなものって。