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台湾の老害・李登輝は韓国の金大中先生の生涯を見習えよ
この映像を見ると心の底から感動するよな。日本はともかく、台湾にも金大中先生のような民主政治を指導する政治家は欲しいものである。
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若い時の金大中先生は恰好好いな。魅力あふれる青年政治家だったんだな。
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不屈の精神をもった民主化の闘士、ノーベル平和賞受賞者、初の南北首脳会談の実現、民主政権としての大統領、
滞在中の日本から拉致殺害されそうになった金大中事件と、国葬の大きさからしても、
いかに金大中という政治家が世界的にも、尊敬されているかということだと思う。
私が金大中という政治家の偉大さを初めて知ったのは、95年に政界復帰して、その年に、News Weekで特集してあった記事を読んだことがはじめてだった。
当時まだ学生で、韓国の政治情勢がいかに複雑かを知らず、軍事独裁政権の韓国で、民主化を求めて、政治活動を続けたことで、
二度も暗殺されそうになり、また死刑判決を受けて投獄され、それでもなお、不屈の精神で戻ってきた金大中先生。
隣国に、こんなすごい政治家がいたんだなと、News Weekの特集をよんで、大いに衝撃を受けたものだ。
ノーベル平和賞の受賞にあたっては、金でかったんだろとか、南北首脳会談を過剰評価すべきでないとか、いろんな中傷がつきまとったが、
私は、金大中という人は、まさにノーベル平和賞にふさわしい人だったと思う。
軍事独裁国家の韓国を、民主主義のリーダーとして近代化に導き、そしてアジア有数の経済大国への道筋をつけたのは彼だ。
軍事独裁政権の当時、東京のパレスホテルでKCIA(韓国の諜報部隊)に拉致され、殺害されそうになった金大中先生は、
海にほうりこまれて、殺されそうになる寸前で、アメリカと、日本の自衛隊の連携で一命をとりとめる。
そのときに金大中先生が日本語で残した有名な言葉が、
「暗闇の中でもなお、明日の光を信じ、 地獄の中でもなお、神の存在を疑わない」である。なんという崇高な精神の持つ主だろうか。
そのような偉人だからこそ、韓国を軍事独裁国家から、民主主義国家へと移行するリーダーとなりえたのだろう。