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稲川会最高幹部を逮捕 強制執行妨害などの疑い 警視庁
2009.8.10 12:16
財産の差し押さえを免れようと、取得した土地を他人名義で登記したとして、
警視庁組織犯罪対策4課は10日、強制執行妨害などの疑いで、指定暴力団稲川会
理事長補佐で、山川一家総長の内堀和雄容疑者(56)=通称・内堀和也、川崎市
川崎区=を逮捕した。
捜査関係者によると、山川一家は川崎市に本部を置く稲川会最大級の二次団体。
同課の調べによると、内堀容疑者は平成16年9月ごろ、川崎市内の約400平方
メートルの土地を取得する際、差し押さえから逃れるため、所有権を長男とする虚偽の
申請書を法務局に提出し、所有権を移した疑いが持たれている。
内堀容疑者は妻が平成11年ごろ、金融機関から数億円の融資を受けた際の保証人
となったが、融資金は返済されておらず、整理回収機構が資産を回収しようとしていた。
稲川会は山口組、住吉会に次ぐ国内3番目の規模の指定暴力団で、構成員は約4800人。
捜査関係者らによると、内堀容疑者は17年ごろから稲川会の「本部長補佐」など幹部職を
歴任し、昨年に山川一家の総長に就任した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)