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社長不明強盗致死２人起訴
地検殺意否認で慎重策
千葉市若葉区のパチンコ景品会社社長高畑修さん（５８）が行方不明になっている事件で、
千葉地検は６日、同区高品町、タクシー運転手吉川博司（５９）と、
韓国籍の東京都葛飾区西新小岩、パチンコ関連機器販売業金永洙（４６）の両容疑者を
強盗致死と死体損壊の罪で千葉地裁に起訴した。千葉東署捜査本部は、両容疑者が
犯行前に薬品を入手していたことなどから「計画殺人だった」との見方を強めていた。
しかし、両容疑者側は殺意を否認し続けたことなどから、地検は慎重策を取らざるを得なかった。
起訴状などでは、両容疑者は５月１日夜、千葉市若葉区小倉台の駐車場で、
高畑さんに暴行を加えて死亡させ、現金約５０万円を強奪。さらに同日深夜、
同市緑区の山林で、高畑さんの遺体を約１００リットルのフッ化水素酸に浸し、
約１０日間かけて溶かした、としている。
両容疑者は６月下旬に死体遺棄容疑で逮捕され、当初は高畑さんの遺体を同市緑区内の山林に捨てた後、
中央区内の都川に捨てた、と供述していた。
それに基づいて、県警は都川や千葉港の捜索を繰り返したが、高畑さんの遺体は発見されなかった。
しかし、捜査本部は吉川容疑者が３月頃、知人からフッ化水素酸を購入していた事実を把握していた。
（>>続く）
（2009年8月7日 読売新聞）
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