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空き巣、４県で９３００万円 「不法入国の謝礼のため」
埼玉、群馬など４県で空き巣を繰り返していたとして、中国人の蕨市錦町、
無職曹礼敏被告（２９）（窃盗罪で公判中）ら３人が逮捕された事件で、
県警は９日、この３人による被害が計１７６件、総額約９３００万円相当に上ると発表した。
曹被告ら３人は、前橋市内の男性会社員宅に侵入し、現金約４万２３００円と
ネックレスなど２５点（６５万７０００円相当）を盗んだなどとして起訴された。
発表によると、３人は昨年９月２５日～今年２月１８日の間、夕暮れ時に
新興住宅街を車で走るなどし、電気がついていない住宅を狙って空き巣を重ねていた。
３人は義理の兄弟。曹被告は「不法入国した際の謝礼に３００万円を支払うため、
空き巣を始めた。自分が２人に声を掛けた」と供述。盗んだ貴金属は、自宅で洗浄し転売していたという。
（2009年7月10日 読売新聞）
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