09/07/06 19:16:24 Fy2EOh01
パチンコ店放火:旅行会社への夢半ば 犠牲の20歳従業員
大阪市此花区のパチンコ店「cross(クロス)-ニコニコ」が放火され客や従業員4人が死亡、19人が重軽傷を負った事件で、
パチンコ店で派遣従業員として働いていて犠牲になった延原麻衣さん(20)は、大阪市西区のホスピタリティツーリズム専門学校
大阪・旅行科夜間部に通学していた。同校に通う友人女性(19)によると、店では昨年後半から仕事をしていた。
学校によると、延原さんは兵庫県上郡町出身で、08年4月に入学。旅行会社への就職を目指し、夜間に旅行の企画や接客業務を
学びながら、昼間はアルバイトで生活費や学費を稼ぐ努力家だった。
延原さんを指導していた田畑ゆかり教諭(38)は「芯が強く、何があってもへこたれない性格だった。亡くなったなんて、信じられない」
と目をうるませた。
学校の友人によると、家族思いで祖父母のことなどを話していたといい、来春卒業のため、進路について相談することもあったという。
「大阪に来て初めてできた友達。部屋でもよく話した」と話すこの友人は「頑張り屋で、体調を崩して入院したこともあったが、強くて
明るい子だった。今でも笑っている姿が目に浮かぶ。『大丈夫』『(亡くなったなんて)うそやで』と学校に来そうな気がする」と死を悼んでいた。
延原さんの親類の女性(82)は「小さいころから動物好きで、捨て犬や捨て猫を拾っては育てていた。」と涙ながらに振り返った。
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