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清水建、「マイカル大連」工事費訴訟で敗訴確定
中国遼寧省の大型商業施設、「マイカル大連商場」の工事費用の
残金支払いなどを巡り中国で争われていた裁判で、
清水建設の敗訴が確定したことが17日分かった。
清水建は契約書などを根拠に支払いを求めたが認められず、
逆に約20億円の支払いを命じられた。
今後、日本のゼネコンの中国事業参加にも影響を及ぼす可能性もある。
清水建は「契約も残高確認書も全く無意味という事態は経験がなく、
どうにも理解し難い判決」(広報部)としている。
判決は中国の最高裁にあたる最高人民法院が昨年12月26日に言い渡した。
同法院は2004年12月29日に遼寧省高級人民法院が下した判決を全面的に支持。
一審と同様、清水建に対し、工事費用の過払い分の払い戻しや欠陥工事の
修理費用などに加え、二審の裁判費用全額の支払いを命じた。
二審制をとる中国では清水建の敗訴が確定した。