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都内のある重点地区では公示日の18日午前、民団支部事務所で支援候補の事務
所からこの日預かったばかりのビラ2万枚に証紙を貼った。仕事合間の同胞も多く、
青年会や婦人会からの応援も含め延べ30余人が参加。1人当たり1時間で約300枚が
標準のこの作業を午後4時には終えた。
「今までは何気なく受け取っていたビラなのに、1枚ごとに証紙を貼る、こんな大変
な下準備があったとは」。参加者は驚き、感心することしきり。選挙の展望や各自の
近況報告、役員会の日程調整、敬老会行事の打ち合わせなど、やり取りを楽しみなが
ら手早く作業を進めた。
宣伝カーで遊説途中の候補者が支部にお礼の言葉を述べに立ち寄ると、全員が熱い
応援メッセージで応えるなど、この間に築かれた連帯感の強さをうかがわせた。
作業参加者の20余人はその後、6時からの主要駅前での遊説とそれに続いた出陣式に参加、
候補者に最大限の激励をおくった。
一方、同支部が派遣した専従支援要員の2人は選挙事務所に張り付き、他の選挙スタッフ
とともに公設掲示板や支援者の自宅、店舗へのポスター張り出し、支援者名簿の回収など
に汗を流した。
本名の民団派遣要員もスタッフの一員として、何の違和感もなく溶け込んでいる。
民潭HPより引用