09/05/13 20:15:12 9AEBNmfV
人工衛星問題 日本政府の不当な対応非難 各地日朝団体
朝鮮の人工衛星「光明星2号」の打ち上げ(4月5日)に対する日本政府の不当な対応の是正を
求める声が各地の朝・日友好団体、人士などから上がっている。各団体では共同アピールの発表や、
中央官庁を訪問して要請文を直接手渡すなどの活動をはじめさまざまな取り組みを続けている。
◆制裁解除、対話再開を 愛知の各界人士が要請
「日朝教育、文化交流をすすめる愛知の会」(以下、「愛知の会」)の竹内宏一事務局長と
総連愛知県本部の文光喜副委員長が1日、東京都千代田区の内閣府と外務省を訪ねた。
愛知県を中心とした各界の日朝人士が日本政府の対朝鮮制裁措置の解除と在日朝鮮人に対する
人権侵害の中止を求めて発表した共同アピールと、アピールの履行を求める要請書を麻生首相と
中曽外務大臣に宛てて担当者に手渡した。
共同アピールは「愛知の会」の竹内事務局長が呼びかけたもので、安川寿之輔・名古屋大学名誉教授、
原科浩・大同大学教授、作家の磯貝治良さんら各界人士49人が署名している。
同アピールは、人工衛星打ち上げを問題視する国連安保理の議長声明採択と、これを非難する
朝鮮外務省の声明、6者会談の再開が困難になった状況など最近の朝鮮半島情勢に言及した。
そして、「朝米会談」は水面下で進展が見られることが期待されるが、
日朝関係だけは依然としてこう着状態にあると指摘し、日朝関係の現状に憂慮を示した。
また、日本国内で在日朝鮮人の生活と人権を著しく圧迫する不当な抑圧が続けられている事実について
指摘し、「日本における人権と民主主義の否定であり許してはならないこと」だと厳しく批判した。
そのうえで日本政府に対し、朝鮮に対する経済制裁措置を即時解除し、「万景峰92」号の入港を
はじめとする両国間の人的往来や物資流通を再開することと、平壌宣言の精神にのっとって
国交正常化交渉を早期に再開し、在日朝鮮人に対する人権侵害を中止することを求めた。
7:マンセー名無しさん
09/05/13 20:15:24 9AEBNmfV
>6
「愛知の会」の竹内事務局長は担当者との面会の場で、日本政府が今回、対朝鮮独自制裁の
1年延長に踏み切るなど、以前にも増して両国間の対立を激化させる方向に進んでいると指摘し、
政府の政策を強く非難した。
また、日本側が対朝鮮政策の基本的な姿勢を転換するべきだとし、
政府が問題を対話で解決する立場を明確にし、制裁措置の即時解除に向けて取り組むよう要請した。
◆「過剰反応自制すべき」 長野県民会議が抗議
朝鮮の自主的平和統一を支持する長野県民会議は、人工衛星打ち上げ問題に対する日本政府の
過剰対応に抗議する取り組みを展開した。
長野県民会議は3月末から4月初めにかけて、同会議に加盟する諸団体、個人に呼びかけて、
総理官邸、外務省、防衛省などに朝鮮の人工衛星打ち上げに対する日本政府の過剰対応に抗議する
申入書を届ける活動を積極的に行った。
同会議は申入書を通じて、朝鮮の人工衛星打ち上げをミサイル発射と決めつけ日本国内で
「北朝鮮の脅威」をあおり、日朝両国間の対立と不信を激化させようとする日本政府の対応を非難した。
そのうえで、政府に対して
▼国内で不安と不信をあおるような言動を自制し
▼対朝鮮追加制裁と制裁措置の延長を中止し
▼対話のテーブルにつく努力を行うことを求めた。
また、4月13日には同会議の第1回運営委員会を招集し、今後もこれらの取り組みを続けていく
方針を確認した。
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
8:マンセー名無しさん
09/05/13 20:18:23 9AEBNmfV
「衛星、当初の目的達成した」 朝鮮宇宙空間技術委員会
朝鮮宇宙空間技術委員会スポークスマンは7日、人工衛星「光明星2号」の打ち上げから
1カ月が経ったことで要旨次のような談話を発表した。
「光明星2号」が軌道に進入して正常稼動を始めてから1カ月が過ぎた。
運搬ロケット「銀河2号」は3段式になっており、試験通信衛星「光明星2号」は歌とともに
衛星内部の作動状態に関する資料の電送、試験中継通信を行うようになっている。
運搬ロケットと衛星には、軌道測定と資料電送のために遠隔測定装置と軌道測定装置をはじめとする
測定、送信装置が設置されており、地上には軌道追跡探知機と遠隔受信装置などの測定手段を展開した。
470メガヘルツで地球に電送する「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」のメロディーと
衛星資料に関する観測を通じて、そして地上に展開された軌道追跡探知機をはじめとする測定手段に
よって、衛星が正確に軌道に進入したことを確証した。
衛星から送られる各種の計測資料を受信、分析した。地上管制所から送る操縦指令に従って
衛星の作動状態を変更させ、地上の各地域に展開されている中継通信所で衛星を通じた
中継通信試験が成功裏に行われた。
われわれがすでに公開した通信周波数帯域で正体不明の電波障害が強く生じたが、
衛星観測と管制試験は正常に行われた。
われわれは、「光明星2号」の打ち上げと運用過程で多くの経験を蓄積することになり、今後、
実用衛星の打ち上げのための科学技術的土台を築くうえで大きな進展を遂げた。
9:マンセー名無しさん
09/05/13 20:18:35 9AEBNmfV
>8
今回行われた「光明星2号」の打ち上げを通じて、われわれの科学者、技術者が当初に計画した
総合的な衛星打ち上げ管制システムの樹立と衛星軌道進入、衛星による試験通信の目的を十分に
達成したことにより、平和的な宇宙開発活動において大きな一歩を踏み出すことになった。
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
10:マンセー名無しさん
09/05/13 20:19:45 9AEBNmfV
祖平統 反北人権騒動を糾弾
◆「北南対話の余地すらない」
祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは9日、李明博政権が米国と南朝鮮の
保守右翼団体主幹のもと、ワシントンの米議会議事堂の前で開かれた「北朝鮮自由週間」行事に
30余人の「脱北者」とともに「北人権大使」を派遣し反北人権騒動を起こしたことを非難する
談話を発表した。
談話は、「北の国境地域に脱北者定着村が必要」「脱北者定着村で脱北者を教育、訓練して今後、
北を改革、開放へと導くことのできる旗手に育てるべき」などといった「北人権大使」の発言や、
外交通商部の「平和外交企画団長」が米国に「北の人権」と「脱北者問題」「現代峨山職員抑留問題」
に対する協力を要請した事実に言及。南朝鮮保守当局の人権騒動は、「自らの反北対決政策を合理化し、
南朝鮮で連北・親北気運を抹殺しようとする不純な企図から出発した反北謀略劇」だと非難した。
さらに、「李明博一味は人権という言葉を口に出す体面も資格もない」と断じた。
談話は、李政権が外部勢力と結託して繰り広げる反北人権騒動は「われわれの尊厳と体制に対する
真っ向からの否定、挑戦」だと指摘し、「李政権が北側を公然と中傷、冒とくし、否定した状況で、
北南間の対話については論議する余地すらない」と一蹴した。
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
11:マンセー名無しさん
09/05/13 20:21:40 9AEBNmfV
離散家族招請行事は茶番劇 朝鮮赤十字会
朝鮮赤十字会のスポークスマンは8日、南朝鮮の統一部がソウルと京畿道、仁川地域の離散家族、
親せき300人を招いて京畿道都羅山の「南北出入事務所」と都羅山駅、
「統一展望台」などを参観させる「離散家族招請慰労行事」を催したことで談話を発表した。
スポークスマン談話は同行事を、「離散家族問題に大きな関心でもあるかのように世論をミスリード
して同族対決を合理化し、北南関係悪化の責任を免れようとする企図から発した狡猾な茶番劇」
だと非難した。
また、北南人道問題の解決を阻み、北南関係を対決と戦争の局面へ追い込んだ張本人が
「離散家族の痛み」や「慰労」といった言葉を並べていることこそ、
「北と南の離散家族、親せきをはじめ全同胞に対する愚ろう、冒とく」だと非難した。
談話は「李明博一味を放置しては北南関係の改善も、離散家族、親せきの対面など
赤十字人道事業もありえない」と断言した。
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
12:マンセー名無しさん
09/05/13 20:23:00 9AEBNmfV
朝鮮代表 国連広報委で演説
◆国際広報活動で見解表明
5日、国連広報委員会第31回会議で演説した朝鮮代表は、国際広報活動が平和と安全、
健全な社会発展と持続的開発の促進に貢献するための実質的対策を立てることについて
朝鮮政府の見解を表明した。
団長は、こんにち一部の国が広報技術と手段を独占して他国に自分たちの「価値観」と生活風潮を
拡散しているだけでなく、わい曲された情報を流布して社会的混乱を生じさせ、制度転覆をそそのかす
行為を働いているのは、主権尊重と平等、内政不干渉の原則を示した国連憲章と国家間の関係を
規定した国際法的原則に対するじゅうりんであると強調した。
さらに、国連と国際機構、先進諸国が発展途上国に対する技術移転と人材養成、
インフラ改善のための資金投資など、広報通信分野での国際的な協力をより強化するための措置を
講じなければならないと指摘した。
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
13:マンセー名無しさん
09/05/13 20:23:45 9AEBNmfV
〈論調〉 米は軍拡の主犯
米国で新政府発足後、初の国防予算計画が発表された。
米国は2010会計年度に国防費として5340億ドルを費やそうとしている。
これは2009会計年度国防予算より4%ほど増えたものである。
現在、米国は金融危機によって深刻な経済的破局に陥っている。この主要原因は他国に対する
無分別な侵略行為と軍拡にある。米国内では国防費を減らすべきであるとの声が高まっている。
しかし今回、米国の国防費は減ったのではなく、逆に増えた。
米国が国防予算を再び増やしたのは、国際舞台で新たな軍拡競争をいっそう激化させる危険な行為である。
米国の国防費の多くが新しい兵器の開発とその生産に費やされている。
米国の現代的な兵器の開発は他国をしてそれに対応する兵器を開発するようにしている。
これは、米国によって世界が新たな軍拡競争に巻き込まれていることを物語っている。
新たな国際的軍拡競争の主犯は他ならぬ米国である。
国際舞台で新たな軍拡競争を助長、激化させる米国は他国の自衛的な国防力強化問題について
どうのこうのと言う権利も、名分もない。(労働新聞6日付論評)
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
14:マンセー名無しさん
09/05/13 20:26:24 9AEBNmfV
カナダ教育関係者が神戸初中を訪問 「日本政府の差別政策明らか」
◆共同コミュニケ通じ提言
神戸・カナダ教育文化交流事業の一環としてカナダの教育関係者が来日、
4月22日に神戸朝鮮初中級学校をはじめとする民族学校と日本学校を訪問したほか、
24日には「みんなで考える『ヒューマン・ライツ』」(主催=同実行委、後援=兵庫県、
兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会)を開催し、共同コミュニケを通して文部科学省に対し、
日本国内で生活するマイノリティーの民族者の人権、学習権をないがしろにしてはいけないとする提言を
行った。提言は、各学校教師との交流を通して浮き彫りにされたものだ。
メンバーの一員として女優のオリビア・チェンさんも来日した。
◆人権侵害の是正 緊急な課題
神戸朝鮮初中級学校を訪れたのは、小学校~大学教員、教育委員会、歴史問題研究者などの11人。
2004年からカナダの教育関係者は、「平和と和解のスタディ・ツアー」を展開。
アジア各地を訪問し戦時下の生存者、歴史家、学者から多くの証言を集め、史跡の歴史性の検証を
行ってきた。120人のカナダ人教師は第二次大戦中に日本軍が犯した残虐行為の聞き取り調査も
行っている。
園児たちから歌と踊りの歓迎を受け、各学年の授業を参観した一行は、金錫孝校長から、
強制連行と朝鮮学校創設の背景、4.24教育闘争をはじめとする権利獲得の歴史について話を聞いた。
また、「神戸朝鮮初中級学校」と書かれた表札が赤いペンキで汚されるなどのいやがらせや、
いわれのない脅迫、暴力事件についての聞き取りも行なった。
話は現在も残る助成金、税制上の差別からくる苦しい学校運営にも及んだ。
金錫孝校長は、「自分たちの生活よりも子どもたちの未来のほうが大事だ。
その誇りが我々教員を支えている」と発言。一行は大きな感銘を受けていた。
15:マンセー名無しさん
09/05/13 20:26:35 9AEBNmfV
>14
この他にも一行が「驚いた」というのは、朝鮮学校卒業生の大学入試資格を日本政府が認定して
いないことと、朝鮮学校、中華学校が依然、法制度上、自動車教習所と同じカテゴリーに位置づけ
られているということだった。
代表のジョゼフ・ウォン博士は、「訪問を通して在日コリアンに対する日本政府の差別政策が
明らかになった。驚きを隠せないものばかりだった。我々は朝鮮学校の教育関係者へ敬意を表し、
在日コリアンに対する差別的政策がなくなるよう働きかけていきたい」と述べ、
多くの市民が共存共栄出来る社会作りへの理解を深めて欲しいと呼びかけた。
一行の来日をコーディネートした、神戸国際支援機構・岩村義雄主幹は、日本人教師との交流では、
大陸に侵略していない、十分謝罪したという意見が出たことで、彼らに日本側の見識が遅れていると
いう印象を与えてしまう場面もあったと指摘しながら、「真実、正義を貫く姿勢を改めて決意した」
と語った。
共同コミュニケは、今も続く民族的差別は若者たちの間でも決してなくなっていないとしながらも、
阪神淡路大震災では日本人と在日外国人が相互に助け合いライフラインがない逆境を乗り切ったことを
振り返り、人権侵害の是正を求める提言を緊急な課題として神戸から発信するとした。(鄭尚丘記者)
[朝鮮新報 2009.5.13]
URLリンク(www1.korea-np.co.jp)
16:マンセー名無しさん
09/05/13 20:33:07 9AEBNmfV
【民団新聞】不衛生な便所の落書き『マンガ嫌韓流』が堂々と売られているのは日本の恥[05/13]
スレリンク(news4plus板)l50
<民論団論>日本の恥部「マンガ嫌韓流」
◆匿名で憎悪する卑劣 劣等感の裏返し まざまざ
「韓」を忌み嫌い中傷する『マンガ嫌韓流』の第4巻が発売された。
帯によれば、シリーズ累計で90万部を突破したという。
出版不況の中、書店にとってはありがたい数字であり、例の田母神もの
(元航空自衛隊幕僚長の歴史認識発言)と並んで、多くの書店で目を引く場に陳列されている。
シリーズ第1巻の後書きによれば、もともとインターネット上の匿名サイトの連載を単行本化したものだ。
当初、数人の原作者と若手漫画家との共同執筆であろうとの指摘もあったが、
最新巻には作者(?)の写真が掲載されている。
それでも、インターネット匿名サイトの連載という性格はほとんど変わっていない。
インターネットの登場以前、匿名の無責任な「殴り書き」と言えば、「便所の落書き」がその代表だった。
社会的な差別や偏見を煽る過激な落書きは減っていた。数年前に某有名私大のトイレに部落差別の落書きを
した者が特定され、退学になったニュースが目立つほどだった。
何も便所使用のマナーが向上したわけではない。
落書きによるカタルシス(日常生活のなかで抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること)
の居場所が、便所からインターネットの匿名サイトに移動したということだ。
『マンガ嫌韓流』シリーズの内容も、インターネットの匿名サイトに移った「殴り書き=落書き」以上の
代物ではない。どのような意匠をほどこそうと、‐例えば、あとがきには「日韓友好」「差別反対」などの
美辞も記されているが‐全編を通してそれに相応する箇所は一つもない。
そもそも落書きなのだから、まともな反論の対象にもなり得ない。
敢えて反論した書‐例えば「『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ」(朴一、姜誠他著/コモンズ社刊)‐
などもあるが、反論が論理的かつ高尚すぎて噛み合わないほどだ。
17:マンセー名無しさん
09/05/13 20:33:27 9AEBNmfV
>16
◆落書きなのに売れ筋本とは
不衛生な便所の落書きのようなものが、サラリーマンや学生で賑わう駅頭の書店で、
売れ筋本として推奨され、堂々と置かれている。日本の恥部そのものと思えてならない。
--あと数年以内に在日韓国・朝鮮人は内政干渉を可能にする「外国人参政権」と言論弾圧を合法化する
「人権擁護法」を手に入れていよいよ「日本乗っ取り」の最終段階に突入する!
これは最新巻の帯にある文句だ。作品で言いたいことは帯に集約される。
特定の層の気を引こうとする惹句としても、限度を超えている。この種のものは順次過激化していくものだ。
だが、ここでは内容ではなく、マンガ表現の問題だけを指摘する。
第4巻の最終ページに「人々の描き方には特徴を誇張した表現が一部分含まれ、
……(これは)漫画の重要な表現手段の一つ」とある。
だが、日本の大手出版社で発行されている主要な作品では、このようなキャラクター設定はなされない。
善人は善人らしく、悪人は悪人らしくという条件は前提だが、善悪の基準は大多数読者の共感を
生むように、作者と編集者で検討し、決定する。著者の一方的で主観的な、特に悪意がこもった設定は
絶対に避ける。だが、『嫌韓流』のキャラクターは、北朝鮮のプロパガンダ看板の描写に酷似している。
自分たちは逞しい美男美女であり、米帝国主義者は貧相な鬼のように描くそれだ。
シリーズで一貫しているのは、「日本を批判し続ける隣国が目障りだ。半島出身者が日本国内を
日本人と同様に闊歩するのは胸クソ悪い」という一点である。いわば、原初的な排外意識だ。
波止場の哲学者と言われたエリック・ホッファーは自著『大衆運動』で、
「自分が優秀であると主張する理由が薄弱になればなるほど、人はますます彼の属する国家、宗教、
人種、あるいは真正な大義が、優秀きわまりないと主張する傾向がある」と述べ、「同じ憎しみをもつ
人々と一体になるように、われわれを駆り立てるのは、主として非理性的な憎悪」だと指摘する。
18:マンセー名無しさん
09/05/13 20:33:37 9AEBNmfV
>17
◆負の連鎖切断加害者側から
権力者が狭隘な「愛国主義」「民族主義」を鼓舞しようとするとき、原初的な排外主義が動員されやすい。
この意識は世界のどの国、どの民族にも伏在している。しかし、植民地支配や侵略の歴史における加害側と
被害側のそれは峻別される。なぜならば、加害者側のその意識が侵略の歴史を作り、
被害者側のその意識を対抗軸として作らせたからだ。負の相互作用は加害者側から断ち切るべきである。
「非理性的な憎悪」は御し難いが、問題は「90万部」、1巻につき30万部という数字にある。
その種の「支持者」はこの間ほぼ、30万で推移していると見ていい。これが多いのか少ないのか。
日本社会がまだまだ健全性を保っている証と考えたい。
学習塾講師(東京)
結城 重之
(2009.5.13 民団新聞)
URLリンク(www.mindan.org)
19:マンセー名無しさん
09/05/13 23:21:02 9AEBNmfV
【在日/東京】「朝鮮人狩り」語り継ぐ関東大震災~同胞虐殺の記憶 慈善コンサート、チケット600枚完売 追悼碑建立へ弾み[05/13]
スレリンク(news4plus板)l50
1923年9月の関東大震災時、流言飛語などによって、東京・墨田区の荒川河川敷で虐殺された
多数の在日朝鮮人をしのぶチャリティーコンサート&トーク「ほうせんかの夕べ」が4月29日、
区内の曳舟文化センターで開かれた。事件を風化させまいと、証言の掘り起こしと追悼式典を
続けてきた同胞・市民が実行委員会を構成した。
東京と大阪を拠点にライブ活動を続ける李政美さんと趙博さんの共演が実現したことで話題を呼び、
会場は約600人で満員となった。荒川河川敷で毎年9月に行われる追悼式典に招かれ、
91年から平和への祈りを捧げてきた声楽家の李松子さんも歌曲「鳳仙花」で澄んだ声を響き渡らせた。
トークショーには辛淑玉さんのほか、ゲストに朴慶南さんと永六輔さんも飛び入り参加し、会場を沸かせた。
震災当時、李松子さんの父は神奈川県川崎で働いていたとき、襲われそうになった。
日本人の親方から2日間押し入れにかくまわれ、「もうだめだ」というとき、
北海道行きの船に乗せてくれた。朴慶南さんも祖父が東京の浅草で「朝鮮人狩り」に遭っている。
マンホールのふたを開け、下水道沿いに埼玉に逃れ、九死に一生を得たという。
客席からは、「事件はうすうす知っていましたが、本当に知らないことはまだまだたくさんある
のだなと痛感した」「たいへん苦しい思い出ですが、私たちはしっかり歴史を心に刻み、
2度とあのような事を繰り返さないようにと思います」といった声が聞かれた。
この日の収益金はすべて、虐殺現場にほど近い旧四つ木橋のたもとの私有地に今夏、建立を計画
している関東大震災韓国・朝鮮人殉難者追悼碑の建立費用に充てられる。4月15日現在の建立基金は
498万7934円。目標の1000万円をめざして今後、募金運動に弾みがつきそうだ。
(2009.5.13 民団新聞)
URLリンク(www.mindan.org)
20:マンセー名無しさん
09/05/13 23:23:24 9AEBNmfV
制度的無年金者の救済急ぐ 同胞高齢者・障害者
特別措置・増額を 各地民団 自治体への要望強化
在日同胞の現在83歳以上の高齢者、47歳以上の障害者は、本人の意思と関係なく国民年金制度から
排除され、1982年1月の難民条約発効に伴う「国籍要件」撤廃後も救済措置が講じられず、
無年金のまま放置されている。このため民団では、年金関係法の改正を日本政府・国会に強く求める
一方で、暫定的救済措置がもっと多くの自治体で実施されるよう、またすでに実施している自治体に
対しては法的解決策が講じられるまで、少しでも老齢福祉年金(無拠出)・障害基礎年金に近づける
よう特別給付金の増額等の要望活動を、各地方本部や支部単位でより積極化している。
◆関係法の改正も
「国籍要件」の撤廃に伴い公的年金制度に加入が義務付けられた在日(82年当時35歳未満)は、
保険料によって日本人高齢者を支えながら無年金状態の親も養うという二重の負担を強いられている。
在日無年金障害者の場合には、生活を支える高齢の家族もまた多くが無年金状態にある。
高齢化に伴い、毎年多くの同胞が無年金のまま、また特別給付金もなく亡くなっている。
民団は、このような状態を踏まえ各地自治体に対して、自己の責任によらず無年金とされている
定住外国人高齢者および障害者への救済措置を早急に講じるよう、国および国会に働きかけてもらう
とともに、暫定措置として自治体独自の特別給付金制度の採択・早期実施を強く要望してきた。
その結果、在日多住地を中心に、現在600以上の地方自治体が、
独自の福祉手当として「高齢者特別給付金」や「障害者特別給付金」などを支給している。
だが、自治体での給付金支給は、年金関係法が改正されるまでの代替措置である。
給付額も全国一律ではなく、まちまちだ。全国的には高齢者1万円前後、障害者2万円前後が多く、
高齢者・障害者とも1万円以下の自治体もある。ちなみに日本国民高齢者に支給されている無拠出の
老齢福祉年金は現在、月額約3万 4000円。09年度の障害基礎年金(月額)は1級約8万2000円、
2級約6万6000円である。
21:マンセー名無しさん
09/05/13 23:23:42 9AEBNmfV
>20
このため、全国知事会、全国市長会、全国都市国民年金協議会などでは、無年金外国人高齢者・
障害者の早期救済のための関係法の改正等の要望を政府に対して毎年のように行っている。
たとえば昨年7月、全国都市国民年金協議会は「国民年金制度改善についての要望書」で、
「現在独自の給付を行っている自治体もありますが、自治体独自で行う救済は年金とは異なるもので
あり、本来は国の施策として一律に措置されるべきものであります。ついては『特別障害者に対する
特別障害給付金の支給に関する法律』(特別障害給付金支給法)附則並びに附帯決議にありますよう、
早急に救済・改善措置を講じられるよう」にと、改めて促している。
なお、首都であり、再度の「五輪招致」を目指している東京都の場合、23区中、特別給付金制度を
設けているのは13区にとどまり、その他の区では、いまだに救済措置を講じていない。
東京都も救済へ動いていない。
(2009.5.13 民団新聞)
URLリンク(www.mindan.org)
22:マンセー名無しさん
09/05/13 23:57:18 9AEBNmfV
【民団新聞】石原都知事よ、朴正煕大統領が日本の植民地支配が「優しくて公平」などと本当に言ったのか?客観的な飼料を出せ[05/13]
スレリンク(news4plus板)l50
<民論団論>石原知事の言動と五輪招致
謳い文句と矛盾明白 「三国人」・「騒擾」どう総括!?
東京都が2016年夏季五輪の開催地に名乗りを上げている。4月中旬には国際オリンピック委員会(IOC)
評価委員会の現地調査が行われ、石原都知事らは好感触を得たという。
五輪招致に対して、都民や日本国民の世論は歓迎が大勢だ。在日同胞の気持ちも、日本の世論と大差はなかろう。
そう断ったうえで、知事や都の関係者に若干の物言いをつけない訳にはいかない。
◆歴史認識には自分の言葉で
理由は大きく二つ。一つは、国際的な視野や感覚が問われる歴史認識において、都知事のそれは利己主義
の腐臭に汚染されたままであることだ。評価委員会の視察を受けた後の記者会見で、英国人記者が
「知事が朝鮮半島への日本の行為を矮小化しているため開催地に選ばれるべきではないという韓国での
報道を知っているか」と問われ、こう答えている。
「私は日本の韓国の統治がですね、すべて正しかったと言った覚えは全くありません。た
だ比較の問題ですけどね、やっぱりほかのヨーロッパの先進国はアジアでいくつかの植民地を持ちましたね。
その植民統治に比べてですね、日本のやったことはむしろですね、非常に優しくて公平なものだったと
いうことを朴大統領からじかに私は聞きました」(質問とも朝日新聞4月21日付)
日本の朝鮮統治は抑圧者と被抑圧者、収奪者と被収奪者という、どこの植民地でも見られた関係以外に、
歴史の改ざん歪曲や言語使用の抑圧、天皇崇拝や神社礼拝、創氏改名の強要など、どこにも見られなかった
民族性抹殺、二級国民への改造政策があった。最も苛烈かつ卑劣とは言えても「優しくて公平」だったと
言える代物ではない。
23:マンセー名無しさん
09/05/13 23:57:37 9AEBNmfV
>22
石原氏がかつて朴正煕大統領と会ったことは知っている。国際的な左右激突の当時にあって、ある種、
気心を通じあったであろうことも想像がつく。しかし、朴大統領が本当にそう言ったのかどうか、
石原氏は客観的な資料をもって証明する責任がある。
そもそも、歴史認識について石原氏は、自分の言葉で語るべきだった。自分の考えを故人となった
朴大統領の、すでに真偽を確認するすべのない「発言」に置き換えるべきではなかった。
逃げの姿勢があからさまであるだけでなく、故人をも貶めずにはおかないからだ。
この発言を撤回し、改めて自分の言葉で語り直すよう石原氏に求めたい。
24:マンセー名無しさん
09/05/13 23:57:56 9AEBNmfV
>23
◆特定の外国人へ常に色眼鏡
もう一つは、石原氏の「在日外国人」への視線が歪んでいることだ。知事は2000年の4月、東京・練馬
の陸上自衛隊第1師団の式典でこう語った。「今日の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人、
外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。こういう状況を見ましても、もし大きな災害が起こった時には
大きな騒擾(そうじょう)事件すら想定される。こういうものに対処するためには、皆さんに出動願って、
災害の救助だけでなしに、治安の維持も大きな目標として遂行していただきたい」
そして9月の総合防災訓練の当日、銀座通りを装甲車が走り、上空には軍用ヘリが旋回、東京湾には
艦艇が浮かんだ。動員された陸・海・空の自衛官は約 7100人。主役となったのは幕僚会議の指揮する
自衛隊であり、肝心な自治体や防災組織との連携を欠いたと指摘されている。
これはまさに「治安出動」であり、練馬駐屯地での発言が伏線になっていたことは言うまでもない。
駐屯地発言にも実は伏線があった。石原氏が参議院から衆議院にくら替えした1972年に発表した小説
『機密報告』は、在日韓国・朝鮮人を「三国人」と呼び、この者たちが「騒擾」を起こし、その混乱の
なかで日本政府を転覆するという筋を立てた。30年の時間を経て一直線につながるこの発想は、
石原氏が一貫して在日韓国・朝鮮人を含む特定の外国人を、いざとなれば「騒擾」を起こす「三国人」
と見なす、傲慢な確信犯であることを意味する。
大震災を含む過去の大災害で、外国人による騒擾が発生した事実はない。関東大震災時に騒擾を
引き起こしたのは、流言飛語に脅えて朝鮮人虐殺に走った日本人であった。その記憶からすれば、
「防災訓練」はむしろ、すべての外国人を虐殺・迫害から守り、被災者はお互いを区別・差別することなく
助け合うよう導くものでなければならなかった。
25:マンセー名無しさん
09/05/13 23:58:14 9AEBNmfV
>24
◆招致成功へのふさわしい姿
大震災など大規模災害は民族も国籍も選ばずに襲う。それを事実で示した阪神淡路大震災は、
「三国人」の騒擾が起きるどころか日本人と外国人が協力して被災者の救助に当たり、
同胞が多く住む長田区などでは他の外国人もともに日本人と手を携えて復興に力を尽くす姿を浮き彫りにした。
石原知事が関東大震災時の虐殺と、対極にある阪神淡路の助け合いを知らなかったはずはあるまい。
東京五輪招致委員会のホームページにはこう書かれている。
「世界がますますテロや災害などのストレスにさらされるなか、世界一安全な都市で、人間的なふれあいに
満ちたオリンピックを開催できるということ自体、地球への大きなプレゼントとなるはずです」
00年の駐屯地発言や外国人騒擾を想定した治安出動訓練と、
「世界一安全な都市」という謳い文句の落差をどう説明するのか。9年間で何が劇的に変わったのか。
いや、東京はもともと外国人の騒擾などあり得ない「世界一安全な都市」なのだ。
00年の二つの言動は、石原氏の個人的な観念に基づくパフォーマンスに過ぎなかったことを
自ら証明したことになる。
石原氏にはゼノフォビア(外国人嫌悪、排外意識)と呼ばれる心根があるように見える。
二つの意味からこれを早急に取り除くべきだろう。
それは期待できないとして、少なくとも完全に封印すべきである。
本人は「誤解だ」と言うかも知れないが、たとえ誤解だとしてもそれを払拭する努力を惜しむべきではない。
一つは、オリンピック招致を成功させるためだ。夏季五輪大会には、大規模な選手団・応援団のほか
不法滞在予備軍を含む大量の外国人が来日する。不良外国人や不法滞在者を一掃しようとする都知事の
方針と本来ならば相容れない。これにどう落とし前をつけるのか。都知事は今後心して、
世界人類の平和祭典の最高峰に位置する夏季五輪を招致するにふさわしい言動に徹すべきだろう。
26:マンセー名無しさん
09/05/13 23:58:25 9AEBNmfV
>25
もう一つは、日本が危険な方向に引きずられるのを防ぐためだ。
日本社会は現在、先の見えない年金や介護問題、学校・家庭の崩壊、長引く不況と企業経営の過度な
合理化によるリストラなど、生活格差の拡大と将来への不安が深刻化している。そうした閉塞感から
鬱積したストレスが、何かをきっかけに社会的な弱者にそのはけ口を求める可能性は常にある。
◆信頼深める場願うからこそ
「オリンピックを通じて世界につながり、人間同士の信頼が深められるような場をつくる」(招致委H・Pから)。
石原知事は今すぐに、その趣旨を身をもって実践し、自分の意識は00年当時と大きく変わったことを
証明すべきだ。開催地を決定する10月のIOC総会を前にした今年の「防災の日」から、
災害時こそ日本人と外国人がともに助け合うことをコンセプトにした訓練の日とすべきだろう。
あの「治安出動」のイメージを覆して余りあるものにするよう勧めたい。
フリーライター
朴景久
(2009.5.13 民団新聞)
URLリンク(www.mindan.org)