09/05/17 18:18:54 KPx/T9+b
【社説】「FTAネットワーク」で東アジア共同体主導しよう
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来月1~2日、済州道(チェジュド)で行われる韓・アセアン(東南アジア諸国連合)特別首脳会議を控え、「平和の島」済州がときめいている。
2国間対話関係を樹立して20年になるのを記念し、李明博大統領がアセアン10カ国首脳を一度に招待した。
キム・テファン済州道知事は15日、済州新羅ホテルで行われた第12回アセアンフォーラムに出席し「済州の良さを知らせる重要なイベント」
と述べた。特別首脳会議には10カ国首脳と閣僚・企業関係者ら3000人が一堂に会する。済州空港から中文団地に至る40キロの平和路の
両側には各国の国旗と広報物が翻り、祭りの雰囲気をかき立てる。
李大統領は4強外交を一段落させた後、いわゆる「新アジア外交」構想を広げている。クォン・ジョンラク外交通商部第1次官はアセアン
フォーラムで「東南アジアに対する寄与と役割を拡大する」と述べた。例えばアセアンに対する公的開発援助(ODA:昨年約3億ドル)を
大幅に増やしていくという。アジア金融危機以後、企業と現地同胞たちの活躍のおかげで韓・アセアン交易額は2008年902億ドルにもなった。
アセアン全体で計算すれば中国、米国に続き、韓国の3大交易・投資相手だ。中国の事業環境がうまくいかないとベトナムとインドネシアに
改めて注目する企業が増えている。
この部分で韓・アセアン自由貿易協定(FTA)を活用し「東アジア外交戦略」を新たに組むことを検討する必要がある。両側はすでに商品・
サービス分野のFTAに署名し、済州特別首脳会議で投資分野にも署名する予定だ。実はアセアンが単一市場として急浮上したのも会員国
同士FTAを締結した1992年からだ。アセアンは中国、インド、オーストラリアなどとFTAを締結して「自由貿易ハブ」と東西アジアを引き継ぐ
架け橋の役割を自任している。アセアンはまた2015年まで韓日中を含む東アジア共同体(East Asia Community:EAC)を成功させるという
構想を持っている。