連続ドラマ小説「ニホンちゃん」35クール目 at KOREA
連続ドラマ小説「ニホンちゃん」35クール目 - 暇つぶし2ch2:マンセー名無しさん
09/05/03 00:37:48 i9TOPtnr
◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●2ちゃん専用ブラウザの使用を推奨します。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●ニホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。

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連続ドラマ小説「ニホンちゃん」補完・議論用スレ7
URLリンク(www.soutokufu.com)
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・出版問題の資料サイトです。参考にどうぞ。

ニホンちゃん出版問題過去ログ集
URLリンク(nihonchanshuppan.web.fc2.com)


3:地鎮祭
09/05/03 00:46:57 i9TOPtnr
さて、今日も騒がしい地球組の面々。その中でももっとも騒がしいカンコ君がいきなり
いつものようにニホンちゃんに対して言います。
「ニホン、実はニダ」
「実は。どうしたのカンコ君?」
「最近ウリも気付いたことニダがウリ達が今いる場所では特別な風習が残っているニダ」
 不意にニホンちゃんにこんなことを話すのでした。
「特別な風習って?」
「つまりニダ。スレが立つとまずそれを祝ってあとスレの穏やかな進行を願って」
「あれっ、そうだったかしら」
 けれどここでタイワンちゃんが首を傾げるのでした。
「何か別の理由だったんじゃないの?」
「そうなの?」
「確か1000取った人が立てるのがならわしで」
 こんなことを言うのでした。
「何か勝手にスレ立てとかウリ的には問題ないとか。そんなことも言ったような」
「そこんところわからないのね」
「どうだったかしら。最近あまり地鎮祭自体見ないしね」
「けれどいい風習だからここは」
「そうニダ、これでニホンちゃん35クールをはじめるにあたって」
 二人は珍しくカンコ君の言葉に続いて言うのでした。
「以上地鎮祭でした」
「これからも宜しくお願いしますね」

4:BAD GIRL
09/05/03 00:56:21 i9TOPtnr
その倉庫の中は昨日の大雨でシミだらけでした。接触不良の灯りが二人の女の子
の姿を照らし出しています。
「アイル、行かなくてよろしいの?」
皮のジャケットに黒いジーンズを履いたエリザベスちゃんが尋ねます。今日は栗色
の髪をアップにしています。
「・・・・・・ええ」
アイルちゃんは答えました。彼女も黒い皮の服に身を包んでいます。
「彼はいつものところで待っていますわよ」
エリザベスちゃんは少し湿った壁にもたれかかりながらシガレットチョコを取り出し
ました。そして口にします。
「・・・・・・・・・」
彼女は答えません。座り込んだままチョコを口にしています。
「早く行きましたら?わたくしになぞ構わずに」
「けれど・・・・・・」
アイルちゃんは義姉の顔を見上げます。彼女は義妹に対して微笑みました。
「貴女の心にはお手上げですわ。わたくしに構わず行けばよろしいのに」
「・・・・・・・・・」
けれど彼女は答えません。いや、答えられないのです。

5:BAD GIRL
09/05/03 00:57:32 i9TOPtnr
ようやく仲直りできそうな義姉と彼。彼女はそのどちらも手放すことは
出来ないのです。彼女は悩んでいました。どちらか一方に行けば一方を
永遠に手放さなくてはならないような気がして。
「アイル」
エリザベスちゃんは優しい声で語り掛けました。
「家の旗は知っていますわね」
「はい」
言わずと知れたユニオン=ジャックです。
「あれを思い出しなさい。あれこそがわたくし達のつながりそのものなのですから」
「あ・・・・・・」
彼女はそれを聞いてハッとしました。
「わかったでしょう。わたくし達のつながりはあの旗がある限り変わりませんわ。
そして貴女とあの娘が惹かれ合うことも」
「・・・・・・はい」
アイルちゃんはその言葉に頷きました。
「さあお行きなさい。貴女が行ったら彼は喜びますわ」
「お姉様は?」
「わたくしはもうすぐここにいますわ。久し振りのチョコですから」
彼女は微笑んで言いました。

6:BAD GIRL
09/05/03 00:58:32 i9TOPtnr
アイルちゃんは去りました。エリザベスちゃんは倉庫で一人チョコを
口にしています。
「本当に何だかチグハグですわね。どうかしてますわ」
彼女はチョコから口を離して言いました。
「女なんてこんなものかも」
視線を下に落として言いました。
「・・・・・・わたくしもまだまだですわね。フランソワーズの前では強がって
いても本当はこんなもの」
そう呟くと一人倉庫を後にしました。そこに光が差しました。
「照明が照ったのかしら。それにしては眩しかったような」
その時彼女は普段の鋭さを忘れていました。あまりにも寂しく哀しい
心でしたから。

翌日ーーーーー。
『スクープ!シガレットチョコ屋内禁止を言い出した張本人が!』
学校の壁新聞にそんな記事が一面に載りました。何とそこには昨日
倉庫でチョコを食べるエリザベスちゃんが映っていました。
「な、何ですの、これは!?」
 エリザベスちゃんその記事を見て顔を真っ赤にします。
「おいおい、流石にこりゃまずいだろ」
「ああ、言いだしっぺがこれじゃあなあ」

7:BAD GIRL
09/05/03 01:00:36 i9TOPtnr
「あらエリザベス、貴女も中々やりますわね」
そこへ最も弱味を見せたくない相手が。
「他の人には禁止しておいて自分は優雅にチョコを召し上がるなんて。
わたくしにはちょっと真似出来ませんわ」
「グギギ・・・・・・」
エリザベスちゃんは顔を真っ赤にしたままです。しかし一言も言い返す
ことは出来ません。
「それにしても隠し撮りされるとは間抜けなこと。あら、ですから貴女の
家は今も落ち目なのでしたわね」
「それはおめーーんとこもだろーーが」
皆内心そう突っ込みたくなりましたが口には出しませんでした。それを
遠くから見る影が。
「フフフ上手くいったな」
アイアル君が壁に隠れてエリザベスちゃんの様子を見ながら含み笑いを
漏らしています。
「アイルを完全に俺のものにする為まで俺の戦いは続くんだ」
どうも彼はまだまだやる気まんまんなようです。

8:BAD GIRL
09/05/03 01:02:25 i9TOPtnr
アイルランド問題を。エリザベスちゃんいい奴過ぎかな。オチは
煙草が数年前アイルランドで問題になっていたのでそれです。
URLリンク(www5f.biglobe.ne.jp)
URLリンク(www01.vaio.ne.jp)
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
話の流れは光GENJIのアルバムの曲BAD BOYから。大沢と
内海がメインで歌っていた曲です。

>>1
スレ立てありがとうございます。
これから時間があれば時々書かせてもらいます。

9:マンセー名無しさん
09/05/03 13:54:53 lhXwnIxM
URLリンク(nihonchan.jp)
ハイハイワロスワロス

10:人魚の涙
09/05/05 00:39:29 sQRC7vq/
「な、何よこれ!?」
デンマーク君のお家に来たトル子ちゃんは玄関に入るなり思わず叫んで
しまいました。
「ちょっと、これどういうことなの!?」
「ぼ、僕は知らないよ」
問い詰められるデンマーク君も困っています。見れば玄関の人魚の置物
に悪戯がされているのです。この置物は彼のお家の有名な童話作家の話に
出て来るものでこのお家のシンボルとも言えるものです。
それにはトル子ちゃんのお家の服が着せられているのです。最近EU町
に入りたがっている彼女へのあてつけであるのは言うまでもありません。
「誰なのよ」
彼女はそこにいる一緒に遊びに来た皆を問い詰めました。
「誰がこんなことするのよ、幾ら何でもやっていいことと悪いことがある
でしょう!?一体誰なのよ!」
気丈な彼女は泣いたりはしません。けれどその声は次第に荒いものにな
ってきました。
「こうなったら一人一人問い詰めて絶対白状させてやるわよ、やったのは
誰か大体見当がつくんだから!」
彼女も引くわけにはいきません。顔を真っ赤にして皆、特にEU町の人
に対して言います。もう後戻りできない程険悪な状況になろうとしていま
した。

11:人魚の涙
09/05/05 00:40:18 sQRC7vq/
ここでニホンちゃんがスッと出て来ました。そして人魚にかけられている
着物を取り外しました。
「えっ・・・・・・」
彼女の咄嗟の行動に皆流石に驚きました。
「ニホンちゃん、一体・・・・・・」
「これで元通りよね」
ニホンちゃんはその着物をしまうと皆に対して言いました。
「誰かやったなんて言ったらどうしようもないわ。人って時として馬鹿な
ことしちゃうもんだから」
「それはそうだけれど」
「私は・・・・・・」
「トル子ちゃん」
「う、うん」
大好きなニホンちゃんの言葉を受けて流石にトル子ちゃんも落ち着いて
きました。
「もう人魚さん服着ていないからいいよね。皆も」
「え、ええ」
「そりゃそうだけれど」
「だったらいいじゃない。だから忘れましょ。折角デンマーク君がわたし達
皆を招待してくれたんだし。楽しみましょう」
「そうするか」
「うん」
皆ニホンちゃんの言葉に頷きました。そしてデンマーク君に案内され中に
進んで行きました。

12:人魚の涙
09/05/05 00:41:09 sQRC7vq/
「トル子ちゃん」
ニホンちゃんは皆が行って一人残ったトル子ちゃんにそっと声を
かけました。
「よくあることだから。気にしないでね」
「けど・・・・・・」 
それでも気分が晴れないのは事実です。彼女は難しい顔をしてい
ました。
「時には許してあげること、忘れることも必要だよ思うよ」
「・・・・・・そうね」
彼女はやっと難しい顔をなおしました。そして微笑んでそう答え
ました。
「じゃあ私今回のことは忘れる。そうした方が楽になれそうだし」
「うん、そうした方がいいよ」
ニホンちゃんもそれを受けて微笑みを返しました。
「さもないとあいつみたいになるからね」
「そうね、あはは」
「こらニホン、さっさと来るニダ!」
ここであいつの声が聞こえて来ました。
「いつも通り仕方なくウリの側に置いてやるニダ!だから早く
来るニダ!」
「言ってる側から」
「トル子ちゃん、行こう。カンコ君も呼んでるし」
「そうね、行きましょう」
「うん」
こうして二人は皆が待つ部屋に行きました。そして何事もなかっ
たようにパーティーを楽しむのでした。その後ろでは人魚姫が少し
目を光らせながら微笑んでいました。

13:人魚の涙
09/05/05 00:45:35 sQRC7vq/
今回のソース。人魚姫にブルカが。それを外した日本人。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
反対するにしろこういう人間性を疑われるようなことは止めた
方がいいかと。数年前の話ですがいい話だったので。

14:ON THE WAY
09/05/07 22:30:45 0ecUQfmC
色々とそれぞれのビジネスに精を出している地球町の各家庭、その中でもとかく
別の意味で皆の注目を集めるのがカンコ家です。
パクリやコピーはもう常識ですがその他にも奇想天外な方法で商いをしています。
惜しむらくはそのアイディアが売り上げに全く結びついてはいないことです。
「しかし今度は違うニダ」
毎回そう言っては同じ事の繰り返しです。時々あまりにも訳がわからない事を
やって皆から注意されています。
「普通にやれ」
皆の言葉はそれです。しかし普通という言葉は本来彼等には全く通用しないのです。
最近では猫車で露天商もやっています。しかしパクリ、コピーの為にその評判はいまいち
です。というか警察に追われています。
「逃げるニダーーーーーッ!」
車の上でカンコ君達に引かれながら叫ぶパパさん。しかし落ちて慌てて走って逃げます。
そして何とか逃げました。
「それでもやるのよねえ」
「全く、懲りない奴ね」
警察に追われ屋台を逃げて行くカンコ一家を見ながらタイワンちゃんとインドネシアちゃん
が言います。それでも露天商をやっています。
しかしそれもそろそろ限界。段々逃げられなくなりました。というか逃げる度にパパさん
が落ちるのでは話になりません。というか猫車に問題があるのですが。
「とにかく警察をどうするかニダな」
カンコ一家家族会議で話し合います。
「アボジ、まともに商売した方がいいニダ」
チョゴリちゃんが正論を言います。しかし却下。

15:ON THE WAY
09/05/07 22:31:39 0ecUQfmC
「ウリに秘策があるニダ」
ここでカンコ君が言いました。
「要は警察に捕まらなければいいニダ」
流石です、やはりこうした考えに至ります。かくしてその為の画期的かつ大胆な
革命的方法が採られることになりました。

翌日。
「靴はいらないニダか~~~~?」
下校時間学校の前でカンコ一家は露天商を開いていました。まるでヒヨコ売りの
様です。
「何だこりゃ・・・・・・」
その店を見た皆思わず硬直。何と車全体に靴や服を並べて売っているのです。
「カンコ君、これ何?」
ニホンちゃんが尋ねます。
「ニホンにはわからないニダか、これは動くデパートニダ!」
カンコ君鼻高々に言います。
「動くデパート!?」
「何処が!?」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんの突っ込み。
「これはウリナラが何時でも何処でも店が開けるようにと考え出した究極の秘密兵器
ニダ、これでウリナラは大儲けするニダ!」
「はあ・・・・・・」
皆に注目されてカンコ君大喜びです。そう、注目されているだけでお客さんは
いません。そもそも品物が劣化コピーばかりですから。

16:ON THE WAY
09/05/07 22:32:37 0ecUQfmC
これはたちまち噂になりました。取材も来ました。
「中々凄いわね」
アサヒちゃんも取材に来ています。
「ニダッハッハッハ、ウリジナルのデパートニダよ」
カンコ君得意気です。
「つーーか誰もやらないって」
「ウリジナルって斜め上って意味だったの?」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんも突っ込みも耳に
入りません。しかし警察の目は届いていました。
「ちょっとよろしいですか?」
当然違法な商いのガサ入れに来たのです。
「フン、証拠はあるニダか!?」
カンコ君一家タカをくくっています。しかし。
「あります」
アサヒちゃんの新聞に車のナンバーがしっかりと
映っていました。
「し、しまったニダ!」
「ナンバーも変えておけばよかったニダ!」
それは犯罪です。まあどのみち犯罪なのですが。
かくして警察のご厄介になりカツ丼を食べる派目になった
カンコ君一家、ただ一人愚考に加わらなかったチョゴリちゃんの
一言。
「どうしてうちはまともなことが出来ないニダ」

17:ON THE WAY
09/05/07 22:33:23 0ecUQfmC
URLリンク(japanese.joins.com)
まさに斜め上スパイラル、一体何処までいくつもりだろう。
今の所懐かしのネタを掘っていきます。

18:マンセー名無しさん
09/05/07 22:34:22 AkUpOoHV
ニホンちゃん、トル子ちゃんに人形のこと謝っときなさいよ。

19:マンセー名無しさん
09/05/07 22:43:47 6wMN9m4x
よくもまあこんなにつまらなく書けるよな
熱血君の才能は異常

20:マンセー名無しさん
09/05/07 23:20:37 r5R4MWPc
このスレはいったん落として立て直した方がいいと思う。まだ議論中だったんだから。

21:マンセー名無しさん
09/05/08 00:49:14 8uHednNW
このスレ存続させて熱血君の専用スレにしてやれば問題ないじゃないか。

22:マンセー名無しさん
09/05/08 17:16:06 Rzl4pKFo
>>21同意 
つか既に稼働してるスレがあるのに勝手にスレ立てる人間は隔離で十分。 
文句があるなら34スレみたいに途中で落とさず1000まで終わらせろ。


23:不思議なお話
09/05/10 00:01:51 CsmZiR0C
どの家もそれぞれ多くのお話を持っています。童話とか古い教えとか小説とか。それで
どの家にも一つ面白い共通点があるのです。
「うちの家の一番高い丘ってダイダラボッチっていう人が作ったらしいのよね」
「僕の家の土地はバンコという人の身体だったらしいアル」
「私の家の古い教えじゃ最初の神様って凄く大きかったらしいわ」
「僕の家にある樵がいたっていうんだけれどこれがうちの家より大きかったとか」
「私のご先祖はゴリアテっている大きい人を喧嘩で負かして家長になったらしいわ」
「僕のノーベル家では巨人が神々と戦う話だよ」
「僕の家でもあるな。よくインドラとか神様が巨大な魔人と戦う話がある」
「オス漫お爺ちゃんも言ってたわ。イフリートっていう巨大な精霊」
そうです、何故か殆どの家で巨大な人の話があるのです。それは自然とかそういった
ものを表わしているとか言われていますが多くの説があります。しかしもう一つ気に
なる話が。
「そうした人の骨があるらしいな」
何処かでその大きな人の骨が見つかったらしいのです。皆はそれを探しに行きました。
参加は上記のメンバーとチューゴ君家と同じ話が多いタイワンちゃん。個性的なメンバー
です。

24:不思議なお話
09/05/10 00:03:42 CsmZiR0C
一行はアメリー君の家の崖にやって来ました。そこで骨が見つかったらしいのです。
「手分けしてやろうぜ」
アメリー君の言葉通り皆は動きました。男組が掘って女組が細かい作業。やがて
一つの骨が見つかりました。
「これか……」
一同それを見て呟きました。早速調べてみることにしました。
「そういう事なら任せて」
ノーベル君の出番です。色々と科学的に調べています。
結果は。
「違うね。これは大昔の恐竜の骨だよ」
「そうか……」
皆落胆してしまいました。
しかし皆諦めません。今度はチューゴ君の家からです。
「前から僕の家で問題になっているアルが」
シセンの間の辺りで大きな人が見かけられるというのです。
「行くか」
地球組探検再出動です。

25:不思議なお話
09/05/10 00:05:08 s7NfgvD5
一行はシセンの間の庭に入りました。鬱蒼とした竹の庭です。
「ここか」
皆は竹の中に潜みました。
「さて、何が出るかな」
皆は固唾を呑んでいます。
「ニホンちゃん」
タイワンちゃんがソッとある方向を指差します。
「あっ……」
そこには毛だらけの人がいました。
「あれ……」
二人は皆に伝えます。
「あれか」
「ゴリアテとは違うみたいね」
そこにいるのは何か猿みたいな外見の生物でした。
「オランウータン……じゃないよね」
トル子ちゃんが呟きます。
「ゴリラでもなさそうだし」
アテネちゃんも言いました。
「何なんだ」
皆が疑問に思ったその時です。ノーベル君が言いました。
「あれは……ギガントピテクスかな」

26:不思議なお話
09/05/10 00:07:50 s7NfgvD5
「ギガントピテクス!?」
「うん、昔いた類人猿なんだ。丁度この辺りにいたそうだよ。もう絶滅して
しまったと聞いているけれど」
「では昔からうちで噂になっていたのはあいつだったアルか」
実はこの辺りでは昔から目撃例があります。
「何かうちの雪男に似てるな」
イン堂君がふと呟きました。
その大きな類人猿は何処かへ行きました。一行はそれを追います。
「はぐれるなよ」
「ええ」
しかし見失ってしまいました。結局巣とかも見つかりませんでした。
それでも手形を見つけました。それはここにいるパンダのものとは違い
ました。猿のものでした。
「思ったより収穫が少ないわね」
チューゴ君の家に戻ってアテネちゃんが言いました。
「あれが巨人とは思えないなあ」
ニホンちゃんがポツリ。
「見間違いかしら。よくあるじゃない」
トル子ちゃんが現実的な一言。
「うん、僕の家で巨人の化石が見つかったって話があったけれど嘘だったしな」
 こうした話に目がないアメリー君もいつもの冷静さで言います。
「それだけど一つ面白い資料を見つけたよ」
ノーベル君がネットを検索して言いました。

27:不思議なお話
09/05/10 00:09:31 s7NfgvD5
「これ、私の家の話ね」
アテネちゃんが言いました。
「うん、そこから出て来た化石がその巨人の外見とそっくりだそうだね。これは
アメリー君家での話と同じだ」
「だな。全く同じだ」
「結局さっきの大きな猿みたいなのやそうした化石がもととなったお話だったのね」
紫苑ちゃんが最後を締めくくる言葉を言おうとしたその時でした。ニホンちゃんが
ふと検索の中に自分の家の話があるのを見つけました。
「あ、これうちのお話よ」
それは『さんぶたろう』という人のお話でした。
本当に日之本家にいた人物であるようです。ですが人と蛇の精の間に生まれた異形の
人であるという言い伝えです。
「蛇……」
それに対し皆ピクリ、と眉を動かしました。何故か蛇の話は何処にでもあります。
ノーベル君のところにもチューゴ君やイン堂君のところにも紫苑ちゃんのところから
出て来た教えにも。
「うちにもあるわ。脚が蛇の大きな人が出て来て神様と戦う話が」
アテネちゃんも言いました。
そのさんぶたろうという人は仙人でもあったようです。話を見ると殆ど神様です。
しかしそれを読むうちにチューゴ君が言いました。

28:不思議なお話
09/05/10 00:11:03 s7NfgvD5
「うちの話に似てるアルな」
「ええ。そっくりね」
タイワンちゃんも言いました。
「多分本当にいた人の話にチューゴ君の所の話を入れたみたいね」
ニホンちゃんが見終わって言いました。
「あれは元々うちの端っこのほうの家の話だったらしいアル」
「それが混ざってああなったらしいけれど」
二人はチューゴ君の家の古い話の説明をしました。
「それに蛇は皮が剥けてそれが再生になるし水辺に住んでいるから水を司る」
「そして毒が絶大な力か」
イン堂君とトル子ちゃんが言いました。
「そして巨人は絶大な力を持った人や障害、恐ろしい自然ということかな。アテネ
のところの話や紫苑のゴリアテを見ると」
アメリー君が考え込みながら言いました。
「そうだね、僕のところは世界を囲む蛇も巨人もそれそのものだし」
「そう考えると恐竜やあのお猿さんはそれのモデルね」
アテネちゃんが言いました。
「そうね」
紫苑ちゃんも納得。
「それで話は大体解決したけれどわたし何かひっかかるのよね」
ニホンちゃんが首を傾げながら言いました。
「何?」
皆が尋ねます。
「何でどの大きな人も蛇も同じ様な属性なの?まるで示し合わせたみたいに」
「!!」
結局謎はさらに深い謎を呼びました。それは何故か。もしかすると彼等の
無意識の奥底に共有する何かがそうさせているのでしょうか。

29:不思議なお話
09/05/10 00:12:03 s7NfgvD5
いろんなとこのお話や神話読んでいるとやたら巨人がでてきたのでそれの
お話。途中で蛇も出て来ますが。
URLリンク(www.nichibun.ac.jp)
URLリンク(kzcori.com)
URLリンク(www.minc.ne.jp)
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
URLリンク(www.ne.jp)
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
URLリンク(www7.big.or.jp)
URLリンク(www.iruka.net)
URLリンク(f1.aaacafe.ne.jp)
URLリンク(www.cv.its.hiroshima-cu.ac.jp)
URLリンク(www.pandaemonium.net)
URLリンク(town.nagi.okayama.jp)
以上が神話系。次が動物系。
URLリンク(www.geocities.co.jp)
URLリンク(x51.org)
URLリンク(park15.wakwak.com)
URLリンク(www10.plala.or.jp)
結構怪しげな資料もあります。こうして見ると神話や物語って相互に影響し合うものなのがわかります。

30:トップを狙え!
09/05/13 00:10:55 E+v+Lbv0
「さて、クラスのナンバーワンは誰だ!」
ある日唐突にこんなコンテストが開かれました。
「それは何といってもこの僕だろう」
まず名乗り出たのはアメリー君。
「いや、天才料理人である僕アルな」
チューゴ君も名乗り出ます。
「あらわたくしですわ。このエリザベスこそがトップでしてよ」
「エリザベスがトップでして?面白い冗談ですわね」
当然この二人も。
「いや、クラス一の伊達男のこの僕に決まってるじゃないか」
「御前喧嘩弱いじゃねーーか」
「何か勘違いしているアルぞ」
マカロニーノ君、アメリー君とチュ-ゴ君の突っ込みもスルーです。
「これだけじゃ寂しいよな」
ここで誰かが言いました。
「ゲルマッハも出ろよ」
「僕は構わないが」
「ニホンちゃんも出るよね」
「えっ、わたしはあのその・・・・・・」
二人決定しました。
「あと二人は・・・・・・」
「ニホンが出るならどうしてウリも出さないニダ!」
ネタ要員も確保しました。こうしてコンテストが始まりました。

31:トップを狙え!
09/05/13 00:11:50 E+v+Lbv0
「まあ一人一人得意分野が異なるからなあ。これは甲乙つけがたいぞ」
審査員を務めるクラスの皆は言いました。
「体力ならチューゴだし喧嘩ならアメリーか。服を持っているのなら
フランソワーズだよなあ」
「バランスとれてるのはニホンちゃんにエリザベス、ゲルマッハか。なにげに
キャラクターが出てるな」
「いや、ニホンちゃん案外バランス悪いぞ。総合だと三位位になるぜ」
「あ、ほんとだ」
皆コンテストをしながら言います。
「ウリは?」
カンコ君が審査員達に対して尋ねます。
「まあネタと電波とお笑いならトップだな。安心しろ、これだけは誰にも
勝てやしないから」
「訂正しる!男前と頭とスポーツニダ!」
「どこがだよ・・・・・・」
「うりゅしゃいニダ、それにウリはいつも誰にも構ってもらえないニホンに
も寛大な心優しい好漢ニダ!そんなこと言うと許せんニダ!」
「・・・・・・逆だろ。ニホンちゃんにしか相手にしてもらってないだろ」
「ファビョーーーーーーン!」
顔を真っ赤にして激怒です。
「審査が進まねえからあっち行ってろ」
縛られて向こうに転がされます。そして審査は再開されました。
「ところで何かおかしくないか!?」
誰かが言い出しました。

32:トップを狙え!
09/05/13 00:13:29 E+v+Lbv0
「え!?」
 皆その言葉にハッとします。
「アメリーにチューゴ、エリザベス、マカロニーノ、フランソワーズ、
ゲルマッハ、ニホンちゃん、カンコだろ。全部で九人じゃないのか」
「そういえば・・・・・・」
アーリアちゃんは審査員席にいるので違います。
「おい、そういえば一人足りないぞ」
「一体どういうことアル!?」
コンテストを受ける面々も騒ぎだしました。
「エリザベス、まさか貴女ロンドン塔から幽霊を・・・・・・」
「フランソワーズ、貴女がベルサイユから先祖の霊を・・・・・・」
「二人共、それだともっと大事になってるよ。ハイチちゃんが反応
しないしそれはないよ」
マカロニーノ君が二人の暴走を止めます。
「マカロニーノ、ナイスだ。しかしだとすればどういうことだ!?」
ゲルマッハ君が口に手を当て考えます。
「キッチョムが例によって紛れ込んでいるわけではないし」
皆疑心暗鬼になり場を見ます。
「だとすれば誰ニダ!?」
謎は深まります。


33:マンセー名無しさん
09/05/13 00:15:54 E+v+Lbv0
ちょっと何かと言われてる某氏の過去作品を貼ってみたが。このスレの形式で。
独特のかき方だね、マジで。

34:マンセー名無しさん
09/05/13 00:21:15 E+v+Lbv0
で、俺もちと書いてみた。

          ニホン×ロシアノビッチ
ニホン「ロシアノビッチ君私のパンツだけれど」
ロシア「ああ、何か話進展したよな」
ニホン「そう?」
ロシア「俺はそう思うんだけれどお前はどうなんだよ」
ニホン「アソウさんはそう言ってるけれど」
ロシア「だったらそうなんだよ。これからは仲良くやろうぜ」
ニホン「仲良くって私パンツまだ返してもらってないけれど」
ロシア「もうすぐ返すからよ。なっ」
ニホン「本当かしら」
ロシア「だからアソウさんとうちの親父が言ってるじゃねえか」
ニホン「今までいつもそう言ってたし信じられないなあ……」

ソースはここな。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

35:蟷螂の斧
09/05/15 00:14:59 AbXw1t63
カンコ君は自分の家の歴史にとても誇りを持っています。その為自分達
が他の家の人達にどう書かれているかとても関心があります。
「ウリは一体どれだけ格好よく書かれているニダかな」
興味の趣旨こそあれですがその関心の高さはニホンちゃんよりも上です。
従ってその中身を見たりもします。
「ちょっと見せて欲しいニダ」
「おい」
そして皆のを見てみます。
「さてさてウリの人気は・・・・・・」
「さて、と」
皆これから予想される事態に備えます。
-数分後ー
ワナワナワナワナワナワナワナワナ
カンコ君が怒りで全身を震わせています。
「これはどういうことニダ・・・・・・」
キッと皆を睨んで言います。
「そのまま」
「ありのまま書いただけよ」
皆素っ気無く言います。

36:蟷螂の斧
09/05/15 00:16:32 AbXw1t63
「これの何処が本当のことニダ!」
カンコ君ファビョーーンして叫びます。
「ウリナラは属国などではないニダ!アメリー君やチューゴ君の手下になった
こともニホンの子分になったこともないニダ、これは完全な誤りニダ!」
「何処がだよ」
「現に今だってそうじゃねーーか」
皆それに対して冷めた声で言います。
「それが誤りニダ、ニホン池というのも間違いニダ、あれは東池ニダ!」
カンコ君必死に力説します。もう必死です。
「黙れ、カンコ」
そこで誰かが言いました。
「!?」
皆声がしたほうを振り向きます。見ればコユンちゃんがいます。
「お前がそんなふうなのだから我が一族は町の皆から馬鹿にされ忌み嫌われる
のだろう。いい加減に学習しろ」
皆よりさらに冷たい声で言います。
「な・・・・・・」
これにはカンコ君も皆も絶句です。
「少なくともボクはお前のそんな破廉恥な行動は絶対に許さない。どうしても
というのならボクを論破してからにしろ」
「グギギ・・・・・・」
カンコ君顔を真っ赤にしています。
「フン、まあ今日はいいニダ」
カンコ君プイッと背を向けました。

37:蟷螂の斧
09/05/15 00:17:47 AbXw1t63
「だが覚えておくがいいニダ。ウリは自分が格好悪く書かれることは
絶対に許さないニダ」 
そう言ってその場を去りました。
「フン、馬鹿者が」
コユンちゃんはその背中に向けて言います。
「おい・・・・・・」
皆はそんな彼女に声をかけようとします。
ジロリ
しかし彼女の視線の前に沈黙してしまいます。皆はその威圧感に押され
その場を後にしました。
「カンコ君の馬鹿・・・・・・」
一人になったコユンちゃんは顔を俯けて呟きました。
「・・・・・・どうしてなの」
コユンちゃんはポツリと言いました。 
「どうしてありのままに受け入れて自分を正しくしようって出来ないの・・・・・・」
その瞳は泣いていました。彼女はそのまま一人で泣いていました。
「・・・・・・・・・」
それを遠くから見る娘がいました。


38:マンセー名無しさん
09/05/15 00:22:56 AbXw1t63
また某氏の作品転載。こっちのスレの形式で。とりあえずサンプルにはなる。
タイトルは気にするな。それで昔のネタでまた書いてみた。今度は長い。

39:マンセー名無しさん
09/05/15 00:23:47 AbXw1t63
           ウリナラタイマー!?
ロシアノビッチ君家で今度新しいプールが出来ました。
「よくそんな金があったな」
皆一言。
「奮発したんだぜ、良かったら来てくれよ」
そう言って皆を招待します。かくして皆水着を持ってロシアノビッチ君
の家へ行きました。
「水着持ってこいつの家へ行くのってはじめてだな」
さて到着。
「うわあ・・・・・・」
何と、中はかなり豪勢です。波のプールにサウナ、レストランまであります。
「何でもあるんだな」
派手好きのアメリー君も驚き。
「ああ。御前の家がここまで出来る力が残っていたとは正直驚きアル」
チューゴ君の言葉が皆の意見を代弁しています。
「おい、俺の家だってまだまだ力はあるぜ。馬鹿にするなよ」
ロシアノビッチ君上機嫌で言葉を返します。
「さあ皆今日は楽しんでくれよ。折角招待したんだからな」
「おおーーーーーっ!」
皆言われなくてもそのつもりです。プールに入り泳いだりサウナに行ったり
しています。

40:マンセー名無しさん
09/05/15 00:25:02 AbXw1t63
さてプールに入るニホンちゃん、今日は半ズボンタイプの白のビキニです。
「これだと体型隠れるらしいけれど」
「やっぱり駄目みたいね」
タイワンちゃんもうなだれています。彼女は上が赤、下が白の同じく半ズボン
タイプの水着。隣ではマカロニーノ君が水を得た魚状態。
「あいつは相変わらずか・・・・・・」
黒い競泳用水着のアーリアちゃんのジャ-マンスープレックスをお見舞い
されています。
「ニ、ニホンの水着・・・・・・」
カンコ君も相変わらずみたいですね。タイワンちゃんに見事にぶっ飛ばされて
います。天井に炸裂してそこからまッ逆さまにプールに落ちます。
「何するニダ!」
しかし無傷です。
「いや、何で平気なんだよおめーーは」
皆からの突っ込みもケンチャナヨです。
「何はともあれ皆楽しんでるみてーーだな。俺は嬉しいぜ」
ロシアノビッチ君上機嫌で皆を出迎えます。
「つーーかプールで酒は止めろよ」
「溺れたら危ないアルぞ」
「いいんだよ、今日は泳がねーーから」
水着こそ着ていますが泳がないらしいです。

41:マンセー名無しさん
09/05/15 00:26:52 AbXw1t63
「まあ皆喜んでくれて何よりだ。俺は嬉しいぜ」
酔ってるせいか益々上機嫌に。
「それはいいけどよ」
そこでアメリー君が口を開きます。
「何だ?」
「暗くなってきてねーーか?」
見れば天井のガラス窓に雪が積もってきています。
「あれ大丈夫アルか?」
「ああ、心配いらねえ」
ロシアノビッチ君鷹揚に手を振って答えます。
「ちゃんとそれ位計算してるぜ。いくら俺でもそれ位やるさ」
ミシ
「ミシッ!?」
一同その音にビックリ。
「まあどんだけ雪が積もっても大丈夫だ。このプールはびくともしねえよ」
ミシミシ
「おい・・・・・・」
皆天井を見上げます。

42:マンセー名無しさん
09/05/15 00:27:53 AbXw1t63
「まあ大船に乗ったつもりでいてくれよ。例え外が雪に包まれてもここだけは
大丈夫だからよ」
ミシミシミシミシミシミシミシミシ!!!!!
「御前はこの音が聞こえんのかーーーーーーっ!」
「んっ!?」
気付いた時にはもう遅し。プールは雪の重みで潰れてしまいました。水着で
冬のロシアノビッチ家に放り出された一向は風邪を引いて入院する破目に
なりました。
「やっぱ酒飲みながらの設計はまずかったかな」
しもやけだらけで布団に寝かされるロシアノビッチ君が一言。
「今何つった!?」
それを聞いた一同ピクリ。
「もう一度聞きたいのだが」
皆を代表してアーリアちゃんが来ました。
「だから一杯やりながら設計したのがまずかったかなって」
気付いてません。
「そうか」
かくして当分皆から禁酒令を出され苦しむことになるロシアノビッチ君でした。

43:マンセー名無しさん
09/05/15 00:29:26 AbXw1t63
古いソースだ。読んでもらったらまあ嬉しい。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

44:マンセー名無しさん
09/05/16 00:29:19 uH8o7HuR
>>43
多分十中八九で熱血君だろうけど、
あえて他人だと仮定した場合、残念だけどテンプレ違反だから。
>尚、著作者への無断使用は厳禁とし、議論スレへ御一報の上、著作者の意向に従って下さい。

熱血選集よりぬきニホンちゃんは終了。

45:マンセー名無しさん
09/05/16 08:04:15 /czgHXL+
>>44
リッチマン君、こっち来てくれない?
スレリンク(korea板)l50

46:マンセー名無しさん
09/05/16 10:20:58 uH8o7HuR
認定癖とか、お前自分が>>45でナニ言ってるのか理解してないのかwwww

47:マンセー名無しさん
09/05/16 11:05:16 /czgHXL+
>>47
はい、君とはここで話しないから。お話したい人こっちのスレで楽しく待ってるよ。
スレリンク(korea板)l50
ところで通帳について色々言われてるけれどそもそも君幾つ?今年で34か28かどっちよ。
以後は向こうのスレでね。

48:マンセー名無しさん
09/05/16 11:31:33 uH8o7HuR
>>47
畳みかけるような認定。さすがにリッチマンさんは違いますねw
俺の認定はきれいな認定、お前の認定はリッチマンですか?
今時社民党でも使わねえっすよ、そんなレトリックwwww

49:マンセー名無しさん
09/05/16 12:58:28 dkseqkPU
リッチー君wあちこちで凄い馬鹿にされてますねw

50:マンセー名無しさん
09/05/16 14:53:00 uH8o7HuR
しかし来ないね熱血君。
自分に寛容なスレで、おすすめ2ちゃんねる見れば巡回してる形跡もあるし、
自分のSSが無断で転載されてるのに声一つ上げないってやっぱり変だな。
あまつさえ全然関係ないスレからリッチマン()とか呼ばれたり、
こりゃこのスレには近づかない方がいいな。
ちょっとレスするとキチガイに通帳アップ強制させられちゃかなわんからな。

と言うわけでもう一つのスレに戻ることにするよ。

51:マンセー名無しさん
09/05/16 14:58:10 6v4VAbwK
俺リッチマンですが何か?

52:何故か寛大
09/05/17 00:40:36 7QXaDHkF
アサヒちゃんは紙芝居やショーもやっています。けれどその壁新聞とは違う面が
かなり多いです。
毎週日曜の朝にはトウエイさんと一緒に子供達の為にショーをやっています。こ
れがいつも皆に大人気です。
ところがこのショーの脚本はいつもニホンちゃんやウヨ君に書いてもらっていた
りします。しかもこれがアサヒちゃんの主張とはかなり違っていたりします。
けれど何故かアサヒちゃんは二人、特にウヨ君に対して何も言いません。といい
ますかトウエイさんに対してもかなり好き勝手にやってもらっています。あの口
煩いアサヒちゃんがです。
「何か言うに言えないのよ」
そのことについてこう言い訳めいて言うのです。
「トウエイさんには昔からお世話になってるし。それに」
「それに?」
「まだあるのかよ」
「おもちゃ屋さんとのこともあるし」
このことも言うのでした。実はこのショーで出て来るおもちゃはいつもニホンち
ゃんのお家のおもちゃ屋さんのものなのです。番台さんというこのおもちゃ屋さ
んがお金を出してくれてトウエイさんが作っているのです。結局アサヒちゃんは
場所とかを提供しているだけで殆どその製作とかには関係していないのです。

53:何故か寛大
09/05/17 00:43:07 7QXaDHkF
「だから私何も言えないの。まあ番組だけ楽しんで」
「それでニホンちゃんとかウヨにも好きに書いてもらってるのかよ」
「そうよ。ニホンちゃんの脚本も武士の脚本もいいじゃない」
二人の脚本も認めています。これまた意外なことに。
「ニホンちゃんにはライダーと戦隊で頑張ってもらってウヨには主にライダーで
ね。頑張ってもらうわ」
「ウヨの奴にライダーかよ」
「また鬼の時みたいに荒れるんじゃねのか?」
「っていうか何でお前あの時代トウエイさんとこのあの人の暴走止めなかったん
だよ。お前も時間ギリギリで困ってたんだろ?番台さんのことも全然考えない人
だったしな」
「言って聞くような人じゃないから」
アサヒちゃんは本当に珍しく顔を顰めさせて皆に言い返します。
「だからもうどうしようもなかったのよ。あれでウヨには迷惑かけたけれどね」
「あいつに迷惑とか言うって」
「お前本当にアサヒか?」
「私は私よ。さて、今回のニホンちゃんのシナリオは」
今ニホンちゃんが戦隊のメイン脚本なのです。そのことを考えてついつい笑顔に
なるアサヒちゃんです。
「どんな感じになるかしら。楽しみよね」
「っていうかこいつ本当にアサヒか?」
「中身ヨミかサンケーじゃないのか?」
皆からこういぶかしがられる程このショーに対しては別人のアサヒちゃんなので
した。人は色々な顔があるものでしょうか。

54:何故か寛大
09/05/17 00:45:25 7QXaDHkF
日曜毎朝やっているスーパーヒーロータイムをネタにしました。いつもとは全然
違うアサヒちゃんです。
それぞれの新キャラはまんま製作会社とスポンサーの会社です。ニホンちゃんは
小林靖子、ウヨ君は井上敏樹となっています。
小林靖子。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
井上敏樹。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
本来は井上敏樹が小林靖子の兄貴分ですがキャラを優先させました。


55:美味しいお握り
09/05/19 21:59:27 HMvpWxCV
皆今日はカンコ君の家にお呼ばれです。しきたりみたいなものになっています
けれど皆を家に呼ぶとご馳走するのが普通です。
特にカンコ君はこういった時もうかなりかっとんで頑張ります。それで皆は一
体何が出て来るかかなり不安でした。
「あの時の八墓丼は凄かったなあ」
「鮎が生焼けで頭から突き刺さってたからな」
とりあえずこの悪夢は皆まだ覚えています。その衝撃にかなり打ちのめされて
しまいました。それで今もこの時のことを思い出して暗い顔になっているので
す。
「まあとにかくな」
「そのカンコ家に着いたよ」
何故か不吉なオーラを漂わせているカンコ家に到着しました。それで家に入る
といきなり物凄い大きさのカンコ家の旗に遭遇しました。
「何だこりゃ」
「カンコの家の旗じゃねえか」
「ニダッハッハッハ、皆それは正解ニダが外れニダ」
見ればそこにはカンコ君がいました。チョゴリちゃんも一緒です。二人はその
巨大な自分のお家の旗の側に立っているのでした。

56:美味しいお握り
09/05/19 22:00:22 HMvpWxCV
「これはウリ達が作ったお握りの旗ニダ」
「お握りの旗!?」
「あれっ、よく見たらこれって」
「だよな。ニホンちゃんの家でよく見る」
紛れもないお握りでした。それで旗を作っているのです。
「チューゴさんが食べられるように温かいお握りにしてアメリーさんが食べら
るように海苔を使ってないお握りもあるニダよ」
「流石あるなチョゴリちゃん」
「気が利いてるな、やっぱり」
その二人はチョゴリちゃんの言葉を聞いてにこりです。実は二人も食べられな
いものがあるのです。
「あとこんなのも作ったニダ」
「あっ、これいいじゃない」
「可愛いわよね」
皆今度はお握りで作った熊の絵を見て声をあげます。見ればその熊もかなりの
力作です。

57:美味しいお握り
09/05/19 22:01:12 HMvpWxCV
「これもチョゴリちゃんが作ったのね」
「センスいいじゃない」
「チョゴリはウリの妹ニダ。それならいいものを作るのは当然ニダ」
いつも通り妹とついでに自分を褒めるカンコ君でした。
「実はニホンさんの影響を受けてるニダ」
ここでこっそりニホンちゃんに打ち明けます。
「お握り自体がそうだったりするニダ」
「そうみたいね。カンコ君も何だかんだで私のお握りよく食べるし」
実はニホンちゃんの作ったものを誰よりも食べるカンコ君だったりします。
「それでこれもなのね」
「そうニダ。それで」
「さて、後はニダ」
カンコ君は得意になったまま言葉を続けます。

58:美味しいお握り
09/05/19 22:02:39 HMvpWxCV
「皆あがるニダ。奥に本番があるニダよ」
「えっ、ここじゃないの?」
「この旗と熊がそれじゃないの?」
「チッチッチッ、ウリはそうそう生半可なことはしないニダよ」
右手の人差し指を立てて横に振っての言葉です。
「さあ、わかったら奥に行くニダよ」
「何かわからないけれど」
「まだあるの?」
皆カンコ君の言葉に首を傾げます。
「もうここの旗と熊で充分なのに」
「一体何なんだろう」
「さあ、こっちニダ」
とりあえずそこにあるお握りを食べながらカンコ君の案内を受けますそ
うして案内された場所は。


                 つづく

59:美味しいお握り
09/05/19 22:04:00 HMvpWxCV
韓国での熊と対極旗のお握りです。
URLリンク(japanese.joins.com)
URLリンク(japanese.joins.com)
なお続編があります。

60:ダイエットは大変です
09/05/22 23:01:21 FR3l9FuL
アメリー君が食べ過ぎなのはもう誰も知っていることです。けれどそれは
最近では彼だけの話だけではなく。チューゴ君も同じです。
「何だ、御前もかよ」
「そうある。最近どうも食べる量が多くなってその結果ある」
「だよな。体重が気になるよな」
「困ったことある」
一応二人共外見は何ともないです。それでついつい天然のニホンちゃんが
言ってしまうのでした。
「別に太ってないんじゃないの?」
「だからさ、隠れ脂肪なんだよ」
「だからこそ困ってるある」
「そうだったんだ。じゃあすぐに痩せないとね」
やっぱりニホンちゃんの天然は時として物凄いことを言います。二人が今
一番気にしていることをずばり言います。

61:ダイエットは大変です
09/05/22 23:02:51 FR3l9FuL
「運動して食べ物も考えて」
「食べ物?そういえば」
「最近お肉ばかり食べているあるな」
確かに二人共外見は何ともないのですが体重計に乗ってみるとこれが。皆
が唖然とする体重です。
「牛か?」
「いや象だろ」
「言いにくいことをよくそんなに簡単に言ってくれるな、おい」
「かなり頭に来たあるぞ」
「だったら痩せたら?」
今度はタイワンちゃんの容赦のない突っ込みです。
「ほら、食事はもうお野菜とかお魚主体にして後は」
「運動よ。毎日走って泳いでね」
「うわ、何か味気ない料理ばかりだな」
「脂っこくなくて寂しいある」
二人は早速ニホンちゃんが作ったあっさり味の和食に寂しい顔になります。
他にもお豆腐やお刺身とかばかりで確かに二人から見るとかなりあっさり
とした料理です。

62:ダイエットは大変です
09/05/22 23:04:12 FR3l9FuL
それに後は運動。よりによって隠れ脂肪だらけの二人が小柄ですばしっこ
いことで有名なタイワンちゃんの自転車についてランニングです。しかも
サウナスーツを着てです。
「さあ、これが終わったら筋トレだからね」
「何かこれってよ」
「ボクサーみたいあるぞ」
二人はもう肩で息をしています。けれど元々かなり運動する方でおまけに
体力もあるので何とかやっていけます。そうして遂に。
「おい、痩せたよ痩せた」
「元の体重に戻ったあるぞ」
それぞれのお家の旗の柄のトランクス姿で体重計に乗って見てそれから得
意満面の二人でした。
「これでよし、無事痩せたよ」
「ニホンちゃんの料理とタイワンのトレーニングのおかげあるな」
「痩せてよかったね、二人共」
「御礼はいいわよ」
二人は笑ってそれはいいとするのでした。この辺り気前がいいです。
「やっぱり太り過ぎって身体によくないからね」

63:ダイエットは大変です
09/05/22 23:04:56 FR3l9FuL
「健康的にバランスがいいのが一番よ」
「そうだよな。よし、痩せたら」
「早速ある」
けれど二人はここでまた脂っこいものを猛烈に食べだしてしまいました。
そうしてまた元の体重に戻ってしまうのでした。
「あれっ、何で元に戻ったんだろ」
「不思議あるな」
「もう二人共エリザベスちゃんのお家に行くといいかも」
「御飯がまずくて痩せられるわよ」
「いや、それは勘弁してくれよ」
「あそこの家の料理だけは勘弁ある」
それは断る二人でした。けれど結局体重は元に戻って。同じことの繰り返
しになってしまうのでした。

64:ダイエットは大変です
09/05/22 23:05:56 FR3l9FuL
最近では中国でも肥満が問題になっているそうです。ついでにもうあまり
にも有名なアメリカの肥満も使ってみました。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)
二人の外見はキャラを考慮してあえて変えないで隠れ脂肪にしました。
最近こっちの方が問題だという指摘もありますが。

65:マンセー名無しさん
09/05/26 00:22:28 rpONDk8S
最近ニホンちゃんのお家のナラの間に人形が一つ置かれています。その
人形とは何かといいますと。
やたらと気色悪い顔立ちをしていてそのうえ頭に鹿の角が生えている少
しイン堂君のお家の服に似た服装の男の子のお人形です。日之本家の人
達だけでなくお客さん達からもこう言われています。
「何でこんなの選んだんだろう」
「見てるだけで怖いんだけれど」
滅茶苦茶不評です。けれどナラの間の記念に考えられた人形ということ
なのでとりあえず置かれています。けれどまずお家の人達からしてこの
人形以外のお部屋のマスコット人形を考えだす程不評です。
「姉さん、これで行こう」
「ええと、マ○ト君?」
「あの祟りがありそうな人形よりずっといいよ」
ウヨ君だけでなくニホンちゃん自身もその時の日之本家の服を来たマス
コットキャラを考え出していたりします。とにかくこのお人形はとても
不評です。

66:マンセー名無しさん
09/05/26 00:23:24 rpONDk8S
そしてニホンちゃんは決して悪気があったわけではなかったのですが。
このお人形をカンコ君に貸し出すことにしたのです。
これに対するカンコ君とチョゴリちゃんの反応。
「あれだけは絶対に贈るなニダ!ウリナラに祟りをかける気ニダか!」
「ニホンさん、他のものなら何でもいいニダ。けれどあのお人形だけは
絶対に嫌ニダ」
こう言って必死に断ります。二人共とにかく滅茶苦茶嫌がっています。
それを見たニホンちゃんの感想はといいますと。
「やっぱり駄目なの?」
「他のに汁ニダ!ひこ○○んでもよし○○君でも何でもいいニダがあれ
だけは絶対に嫌ニダ!」
「プリ○○アだったら最高ニダ」
チョゴリちゃんは何気にアニメの方を言っています。とにかく二人は完
全拒否です。

67:マンセー名無しさん
09/05/26 00:25:02 rpONDk8S
ですがお家同士の都合もあってこのお人形はカンコ君に貸し出されまし
た。ですがそのカンコ君とチョゴリちゃんの反応は。
「絶対に見ないニダよ」
「厳重に封印しておくニダ」
箱に詰めて御札を実際に貼ってそのうえで埋めてしまって。決して見よ
うともしません。今回はニホンちゃん側完全に失敗でした。
「やっぱりあのお人形って誰が見ても怖いのね」
「っていうかあの人形考えたの誰なんだ?」
ウヨ君はこのことを問題にしています。今回は流石のカンコ君も謝罪や
賠償を言い出す余裕がなくお人形を封印して逃げるのでした。

68:マンセー名無しさん
09/05/26 00:26:21 rpONDk8S
あのせんと君が遂にソウルへ。ソウル市民も今回ばかりは可哀想。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
ちなみにこの作品のタイトルは『マスコットプレゼント』。

69:マジでやるの!?
09/05/28 00:07:58 8jJtDojC
「ウリはもう我慢しないニダ!」
キッチョム君が今日も引き篭もっている部屋の中から喚いています。
「今度ことアメリーやカンコのラジコンの船を沈めていってやるニ
ダ、これは警告ではないニダ!」
とまあいつものようなことを言っていますがこれに対して皆の対応
はといいますと。
「じゃあ本当に今度こそどうなっても知らないよ」
「っていうか本当にやるの?」
かなり冷ややかです。もう流石にロシアノビッチ君にしろチューゴ
君にしろ庇いきれないので相当冷たい目です。けれど収まりがつか
なくなっているキッチョム君はこう喚いています。
これに対してアメリー君は極めて冷静です。
「そうか、じゃあいよいよ引導を渡してやるぜ」
手の指をボキボキと鳴らして不敵な笑みを浮かべています。今にも
喧嘩をしそうな状況です。

70:マジでやるの!?
09/05/28 00:09:28 8jJtDojC
そして一応カンコ君も。何か中の人が変わったかのように結構でき
るようになったカンコパパさんの声もあってそれなりに身構えてい
ます。
「ウリもこうなったらやるしかないニダ」
「とりあえずカンコ、あいつが何かしてきたらわかるな」
「わかっているニダ」
身体中から冷や汗をかきながらもアメリー君に応えています。
「今回だけはもう」
「そうだよ、あいつをぶっ潰したら後はお前が好きなようにしてい
いからな」
後のことはあまり興味がないといった感じです。
「さて、何時はじまってもいいようにパツキンとクーロイにも声を
かけておくか」
「兄さん、何か今度ばかりは」
「そうニダ。か~~~な~~~り危険ニダ(CV:中村優一)」
きな臭い匂いがぷんぷんです。チョゴリちゃんもカンコ君もキッチ
ョム君の部屋の扉の前でフル装備ですが真っ青です。さあ、今度こ
そ今度こそなのでしょうか。それは誰にもわかりません。

71:マジでやるの!?
09/05/28 00:11:44 8jJtDojC
遂に宣戦布告。何度目!?今度こそ本当!?
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

72:ファビョるマカロニーノ君
09/05/29 23:34:48 cEfOGJ6Z
マカロニーノ君は音楽も得意なことで有名です。最近では彼やゲルマッハ君
だけでなくニホンちゃんにしろあのカンコ君にしろかなりの腕前になってい
ますがオーケストラの指揮も大得意です。
マカロニーノ君の指揮は確かにかなりのものです。ところが練習中の彼の態
度というのがかなりのものだったりします。
「違うって、駄目だよそれじゃ!」
「違うんだって、そうじゃないんだよ!」
完璧主義を通り越してもう独裁者です。指揮者の席で怒鳴ったりしています。
「フランソワーズ、だからそれは駄目なんだって」
「言いますわね」
あるオペラのリハーサル中にタイトルロール役のフランソワーズちゃんの歌
い方にクレームをつけます。けれどフランソワーズちゃんもプライドが高い
女の子なのですぐに言い返します。

73:ファビョるマカロニーノ君
09/05/29 23:37:24 cEfOGJ6Z
「わたくしはこの作品でのスターですのよ。そんなことを言って宜しいので
して?マカロニーノ」
「スターは空にあるものだよ、フランソワーズ!」
「っておい!」
「フランソワーズにそんなこと言うかよ!」
丁度それぞれの楽器を持って練習に参加していた皆もこれにはびっくりです。
フランソワーズちゃんは喧嘩もかなり強いことは周知の事実だったからです。
けれどそれでもマカロニーノ君は言うのでした。
「君が間違ってるんだよ、それは!」
「何ですって、マカロニーノ!」
「いいから早く練習に参加する、いいね!」
あのフランソワーズちゃんにすら有無を言わせない指揮者マカロニーノ君な
のでした。しかもそれは練習中は普段からで。
「駄目だ駄目だよ!」
「そんなの全然なってないよ!」
激怒して指揮棒を折りスコアを破り時計やら何やらを投げまくり譜面台も叩
き壊してしまいます。それを見て短気なことではクラス一のカンコ君が唖然
とした顔で呟きました。

74:ファビョるマカロニーノ君
09/05/29 23:38:31 cEfOGJ6Z
「ウリよりも凄くないニダか!?」
とにかくこんな調子のマカロニーノ君の指揮です。けれど元々あっさりとし
ている彼、一通り暴れた後は落ち着いて。
「じゃあ練習しようよ」
何事もなかったかのようにまた練習をはじめるのでした。皆このことにかな
り引く事は引くのですがそれでも後には引かないのでそれは助かっています。
けれどそれでも。
「あいつが指揮者になるとそれだけで緊張するよ」
「何なんだよ、カンコよりも暴れるじゃねえか」
「ウリは指揮者になる時はあんな事はしないニダ」
カンコ君はここでも言います。とにかく指揮者になると大暴れのマカロニー
ノ君なのでした。
しかもそれはリハーサルの時だけではなく本番の時にも。聴きに来る人が何
人か遅れた時でした。
「遅れたら駄目じゃないか!」
また怒鳴ります。本当に指揮者のマカロニーノ君はカンコ君以上に大暴れし
てしまう人になってしまっています。

75:ファビョるマカロニーノ君
09/05/29 23:39:23 cEfOGJ6Z
最早伝説になった指揮者トスカニーニ。年代的にはマカロニーノ君のパパさ
んなのですがここは彼にしました。他にもトスカニーニネタで書くかもしれ
ません。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(classic.music.coocan.jp)

76:とりあえずは
09/06/01 00:51:13 f/8sboAx
メヒコ「じゃあニホンちゃん、もうすぐなんだね」
ニホン「うん、メヒコ君風邪だいぶよくなったのよね」
メヒコ「そうだよ、もう大丈夫だよ」
ニホン「だからね。それでパパとママがメヒコ君のお家にもう行ってもいいよって」
メヒコ「言ってくれたんだ」
ニホン「そういうことなの。だからやっと」
メヒコ「嬉しいよ。じゃあ早速色々用意しておくからね」
ニホン「遺跡見に行っていい?」
メヒコ「勿論だよ」
ニホン「あとタコス食べたいけれど」
メヒコ「もう腕によりをかけて作るから安心してよ」
ニホン「あとは。他には」
メヒコ「まずは僕の家に来て」

77:とりあえずは
09/06/01 00:51:58 f/8sboAx
ニホン「まずはそれからなのね」
メヒコ「そういうこと、久し振りに皆も呼んでね」
ニホン「楽しくやるのね」
メヒコ「寂しかったんだから。皆僕の風邪のせいで困ったり家に来なかったり」
ニホン「そんなに寂しかったの」
メヒコ「申し訳なかったし。けれどその皆に喜んでもらいたいからさ」
ニホン「わたしだけじゃなくて皆も集まって」
メヒコ「うん、楽しくやろうね」
ニホン「皆でね」
こうして久し振りにメヒコ君のお家で楽しく遊ぶことができたニホンちゃん達でした。
まずは皆が行ける程安心できる状況になったようで何よりです。

78:とりあえずは
09/06/01 00:54:01 f/8sboAx
メキシコツアーが再開されだしています。このまま何もなければいいですが。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

79:怖いお魚
09/06/02 23:33:06 v1FCE676
今日皆はブジリー君のお家に来ています。まずはシェラスコのような豪快
なブジリー君のお家の料理を堪能します。
それから皆で仲良く水遊びです、ですが皆ブジリー君のお家の河に入るの
にかなり慎重に場所を選んでいます。
「ああ、やっぱりあれだよね」
「そうだよ、あれだよ」
「ここにはあれいないよな」
皆河を覗きながら真剣な声でブジリー君に対して言います。皆今はブジリ
ー君のお家の船に乗って河を行き来しているのです。
「ピラニアよ」
「他にもエイとかデンキウナギとか」
「そういうのここにはいないわよね」
「うん、この辺りにはいないよ」
ブジリー君はにこりと笑って皆に答えます。

80:怖いお魚
09/06/02 23:34:27 v1FCE676
「そういうのはね。いないよ」
「そうか、それはよかった」
「じゃあ巨大ナマズとか鰐は?」
「アナコンダとかは」
とにかく危険が山盛りのブジリー君の河です。
「ここにはいないよね」
「いたらもう帰ろうぜ、本当に」
「だからそういうのはいないよ」
ブジリー君はまたにこりと笑って述べるのでした。
「ここにはね」
「そうか。それじゃあ」
「早速中に入って皆で」
「ただしね」
皆が服を脱いでその下にもう着ていた水着で河に入ろうとしたその時に。
ブジリー君の言葉が鋭いものになってきました。

81:怖いお魚
09/06/02 23:35:08 v1FCE676
「一つ注意して欲しいことがあるんだけれど」
「あれっ、ひょっとしてエイとかがいて」
「その毒針に気をつけろとか?」
エイまでいるこの河、本当に凄いです。
「違うよ。水着はぴっしりとしたビキニとかそういうのじゃないと絶対
に駄目だよ」
こう皆に釘をさしてきたのでした。
「絶対にね。何があってもね」
「何があってもって」
「やっぱり何かいるのかよ」
「うん、小さい魚がいてね」
ここから話がやたら怖くなります。
「お尻の穴から身体の中に入って血を吸うから」
「私や下僕達だけじゃなかったのね」
ルーマちゃんが誰にも聞こえないようにぽつりと呟きます。

82:怖いお魚
09/06/02 23:37:19 v1FCE676
「それは」
「だからね。絶対にその魚が身体に入らないようにしてね」
「河の中に入れってか」
「それで」
「さもないと内臓まで食べられちゃうよ」
お話はさらに怖いものになります。
「だからね。くれぐれもね」
「わかったよ。っていうかよ」
「本当にこの河はおっかないよな」
皆ここまで聞いたら流石に河の中に入ろうとはしません。釣りをするだ
けで我慢しています。
「そうね。何か私には」
けれどルーマちゃんだけは楽しそうに微笑んでいます。
「合っているかも。蝙蝠だけじゃなくてお魚までそんなのがいるなんて」
どうも仲間を見たような気持ちになって笑っているようです。この娘だ
けは特別なのでした。

83:怖いお魚
09/06/02 23:38:45 v1FCE676
ブラジルの吸血魚。ひょっとしたらまたアマゾンネタやるかもしれません。
URLリンク(www.ntv.co.jp)
URLリンク(hiki.cre.jp)

84:ボランティアをすると
09/06/04 23:19:14 Rsvk/9TK
アメリー家でもかなりの暴れん坊で知られているパツキン君ですがこれで
結構いいところもあります。実は彼は結構奇麗好きなのです。
「アメリー、そこはちゃんと掃除しとけよ」
「クーロイ、窓が汚れてるぜ」
細かい感じではありますがそれでも奇麗好きなのは確かです。ですからゴ
ミ拾いも気付いたらやりますし芝刈りなんかも得意です。
それで気付いたらそうしたことをする彼ですがこの日たまたま通り掛かっ
たアメリー家の庭のある場所を見て目を顰めさせました。誰も芝刈りもし
ていませんしゴミ拾いもしていません。これで不満を持たない筈がありま
せん。
「仕方ねえな。ここはおいらがやるか」
それですぐに芝刈りとゴミ拾いをはじめました。ところがそれをしている
とアメリー君とクーロイ君がやって来て言うのでした。
「おい、そこ芝刈りするなよ」
「ゴミ拾いも駄目だぞ」
「何でだよ」
二人の言葉の意味が全くわからずきょとんとなっています。

85:ボランティアをすると
09/06/04 23:20:57 Rsvk/9TK
「何で芝刈りとゴミ拾いが駄目なんだよ」
「理由は言われたら困るけれどな」
「とにかく駄目なんだよ」
しかし二人はこう言って彼の行動を止めるのでした。
「だからな。ここはな」
「止めるんだよ、いいね」
「だから意味わかんねえぞ、おい」
パツキン君はいいことをしているつもりなので思いきり抗議します。
「掃除したら駄目って何なんだよ」
「いいから止めろっていってんだよ」
「さもないとパパのところに連れてくよ」
「パパって。おいらのダディかよ」
パツキン君にも当然お父さんがいます。アメリー君にもいますしクーロイ
君にも当然います。この辺りは結構複雑なアメリー家です。
「何でそうなるんだよ。とにかくおいらは最後までやるぜ」
「なら仕方ないな。クーロイ」
「そうだね、アメリー」
二人は頷き合ってそのうえでパツキン君を彼のお父さんのところに連れて
いきます。そしてお父さんが彼に言った言葉は。
「最近うちも金も人手も不足していてな。捕まったのは運が悪かったな」
「運が悪かったっていうか意味わかんねえよ」
全く以って訳のわからないお話にいぶかしむしかないパツキン君でした。

86:ボランティアをすると
09/06/04 23:22:23 Rsvk/9TK
アメリカオハイオ州でのお話。芝刈りやゴミ拾いをして捕まったそうです。
なおパツキン君にしたのは彼がアメリカ南部の擬人化キャラだという設定
からです。
URLリンク(www.excite.co.jp)

87:マンセー名無しさん
09/06/06 06:02:23 euUOm2Gr
>>86
アメリカ南部というとコナンでターミネーターな州知事を思い出しちゃいます。

88:その舌は誤魔化せない
09/06/06 22:08:47 z2WoXxzl
マカロニーノ君といえば美食ですがその中でもやはりパスタには
五月蝿いです。パスタは彼の代名詞であり彼がいてこそパスタが
あると言っても過言ではありません。
そのマカロニーノ君がある日のこと。フランソワーズちゃんのお
家がやっているパスタのお店に入りました。するとそのフランソ
ワーズちゃんが売り子をやっていました。
「ようこそマカロニーノ」
ウェイトレスの格好をしてにこりと笑う様はまさにお人形です。
少しばかり笑顔がシニカルではありますが。
「貴方のお家から直輸入のパスタですのよ」
「そういえば僕のお家からパスタを仕入れていたんだよね」
「そうですのよ。そしてそれをこうして販売していますのよ」
「だったよね。じゃあさ」
マカロニーノ君はここで彼女に言うのでした。

89:その舌は誤魔化せない
09/06/06 22:10:13 z2WoXxzl
「そのパスタ食べさせてくれない?」
「パスタをですの?」
「うん、そのままでいいからさ」
こうフランソワーズちゃんに申し出るのでした。
「一本貰えないかな」
「茹でたものでなくて宜しいので?」
「味見するだけだからさ」
それでいいというのでした。
「だからくれないかな。味見にね」
「それでしたら」
マカロニーノ君の言葉に負けて遂にそのスパゲティを一本だけ彼
に渡すのでした。

90:その舌は誤魔化せない
09/06/06 22:11:26 z2WoXxzl
「どうぞ」
「有り難う。じゃあ早速」
「ナポリ産ですのよ」
「僕のお家でも本場のだね」
「ええ、そうですわよ」
こうしたやり取りの後でそのスパゲティを乾燥したまま食べます。
けれど食べた途端マカロニーノ君は目をしばたかせて。こうフラ
ソワーズちゃんに答えるのでした。
「これはナポリのスパゲティじゃないね」
「えっ!?」
「残念だけれどフランソワーズ、君の間違いだね」
こう言い残して立ち去るのでした。調べてみたら本当に間違えて
ナポリのものではなく他の場所のスパゲティでした。やはり食べ
物、特にパスタになると誤魔化せないマカロニーノ君の舌でした。


91:その舌は誤魔化せない
09/06/06 22:12:39 z2WoXxzl
ロッシーニがパリでスパゲティを食べてそれがナポリ産のもので
はないとすぐに言い当てたお話です。ソースは桐生操さんの本に
あります。
なおロッシーニの資料。最近では祖国イタリアを中心に彼の音楽
の大々的な再評価が行われているそうです。
URLリンク(www006.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www.tcat.ne.jp)

92:マンセー名無しさん
09/06/06 22:15:17 z2WoXxzl
>>87
あの人は元々ハプスブルク先生のお家の人でしかもカルフォルニアは西部にあたるので
パツキン君とはちょっと違うかな、と思ったりします。
かなり個性的な人ではありますので個別キャラになるかも知れませんが単発キャラにな
ってしまいそうですね。

93:かっくんアタック
09/06/08 23:15:44 i/mL/1BN
タイラン君のお家は最近皆を呼ぶことにもかなり力を入れています。
町の皆をバンコクの間やプールに呼んでそこで楽しんでもらうので
す。その時にジュースや御馳走を出すのも忘れません。
「さあさあ、皆飲んで食べて泳いで楽しんでよ」
わざわざ屋台を用意してそこから麺やタイ風炒飯を出して振る舞い
ます。
「遠慮はいらないからさ。どんどんね」
「うわあ、何かまた一段と美味しくなってるね」
その中でも一番のターゲットのニホンちゃんがタイラン君の焼いた
鶏料理を食べて笑顔になっています。
「タイラン君のお家の料理って辛くてとてもいいわね」
「そうだろう?だからどんどん食べてよね」
「うん、そうするね」
ニホンちゃんだけでなくクラスの皆がタイラン君のお家で楽しんで
います。けれどその中で悪戯小僧が一人。

94:かっくんアタック
09/06/08 23:18:19 i/mL/1BN
タイラン君とはお家が結構近いしそのうえアセアングループややエ
イペックやらの会合で付き合いの深いフィリップ君です。その彼も
来ているのですが皆の後ろにこっそりと近付いてすることは。
「えい」
「あれっ!?」
「何っ!?」
皆の膝の後ろを自分の膝で押して攻撃をしてきます。それを受けた
皆は思わずかくん、とバランスを崩してしまいます。
「お、おいフィリップ」
「一体何するんだよ」
「いや、ちょっとね」
皆に咎められても明るく笑って返すだけです。
「ほんの悪戯だよ。気にしないでよ」
「本当にただの悪戯か?」
「それだけ?」
「そう、それだけ」
明るい笑顔を作って述べます。

95:かっくんアタック
09/06/08 23:19:46 i/mL/1BN
「だから気にしないでよ」
「ったくよ、何がしたいんだよ」
「訳わかんねえよ。まあいいか」
皆この程度の悪戯なら、と思い彼を許すことにしました。けれど
皆気付いていませんでした。かくん、となった時に時折ズボンや
スカートの中にあるカードダスのカードやそんな子供のおもちゃ
が落ちてしまうことに。気付いていませんでした。
そしてフィリップ君がそれをこっそり取っていることに。気付い
ていなかったのでした。
「へへっ、儲かったや。まあこれ位で止めておこうかな。皆にば
れたら洒落にならないしね」
こっそりと仕掛けていたフィリップ君の悪戯、彼もこれで中々一
癖ある子なのでした。

96:かっくんアタック
09/06/08 23:21:12 i/mL/1BN
タイで発生したフィリピン人のすりグループです。お金だとちょ
っと子供っぽくなく陰惨になるのでカードダス等にしました。
URLリンク(www.bangkokshuho.com)

97:自分から売り込みます
09/06/10 23:21:28 NfllfKVS
最近皆本当に大変です。アメリー君のお家からはじまった騒ぎでもうてんや
わんやです。それで町中本当にとんでもない状況です。
とりわけEU町はそれで深刻で。皆もう今にも倒れそうです。
それはエリザベスちゃんも同じです。それどころか彼女のお家はとりわけ大
変でお嬢様の彼女もやりくりをしないととてもやっていかない状況です。
それで子供ながらもアルバイトをしようと思うのですがこれが本当に中々見
つかりません。あれこれ雑誌や新聞やチラシを見ても見つかりません。それ
で困った彼女が思いついたことは。
「これしかありませんわね」
こうしてあることを実行に移したのでした。
翌日もうクラスではそのことで大騒ぎです。学校に登校してきたエリザベス
ちゃんを見て皆言います。
「一体何だよ、あれ!?」
「わたくし売りますって!?」
「そうですわよ。わたくし妙なアルバイト以外は何でもしますわよ」
平然と皆に答えるのでした。

98:自分から売り込みます
09/06/10 23:22:15 NfllfKVS
「それはオークションにある通りでしてよ」
「けれど。自分をオークションに出すなんて」
いつも一緒にいるフランソワーズちゃんも眉を顰めさせています。
「それもネットの」
「ネットでも何でも。今は大変な状況ですわ」
強気な彼女も今の自分のお家のことを認めるしかありません。
「ですから本当に何でもしますわよ」
「じゃあよ、メイドさんでもか?」
「勿論」
「チャイナドレス着てウェイトレスもあるか?」
「喜んで」
アメリー君とチューゴ君の突込みにも平気で答えます。
「その程度でしたら」
「じゃあバニーガールの格好でウリにジュースを入れるニダ」
「それは駄目でしてよ」
「ちっ、それじゃあ面白くないニダ」
「調子に乗らないことでしてよ」
流石にそれは駄目と言われて渋い顔になるカンコ君でした。何はとも
あれ何でもするというのです。

99:自分から売り込みます
09/06/10 23:23:47 NfllfKVS
「さあ、わたくしを買えば貴方達も特がありますわよ。真面目で熱心
で向上心もありましてよ」
そして自分でもアピールするのでした。
「特にお料理は」
「いや、それはいいから」
「それだけは止めてくれ。あと幽霊も連れて来るなよ」
「そんな、幽霊はわたくしの家の住人でしてよ。あの方々が来なくて
どうしろというんですの?」
「だからそれはいいんだよ」
「あの連中連れて来るんだったら来ないでくれ」
これは流石に断られました。あとお料理も。エリザベスちゃんも今は
とにかく困っているのがわかります。

100:自分から売り込みます
09/06/10 23:25:40 NfllfKVS
エリザベスちゃんのお家も大変です。ケント州はイングランドにある
ので彼女になりました。かなりオリジナルネタも入れました。
URLリンク(news.livedoor.com)
今回の恐慌?はどうも欧州の方に致命的だそうです。かの国もどうや
ら相当まずいようですが今のところは生きていますね。

101:呼ばない人と呼んでくれる人
09/06/12 22:17:41 6wUfKTeo
最近お財布こととかキッチョム君のことでクラスも何かと騒がしい状況
が続いています。それでクラスの中でも力のある子達はあれやこれやと
集まって話をしています。
とりわけニホンちゃんにアメリー君とチューゴ君三人が集まってそのう
えで話し合いをすることが多いです。最近のクラスはこの三人を中心に
動いていると言って過言ではないです。
「それじゃあお財布のことはこれでな」
「風のこともこうするあるな」
「あとはキッチョム君だけれど」
三人で顔を合わせると結構上手にいっているようです。話は結構進展し
ていたりします。しかしそれを見てかなり面白く思っていない人が一人
います。こう書けばもう誰でもわかるあの人です。
「なじぇウリが呼ばれないニダ!」
カンコ君はいつものように叫んでいます。
「ウリと兄さんのことならウリがいなくて何の意味があるニダ!これは
ウリを除け者にしようとしている陰謀ニダ!」
「陰謀陰謀ってね。あんたそればっかりじゃない」
タイワンちゃんがそんな彼に呆れながらも突っ込みを入れます。

102:呼ばない人と呼んでくれる人
09/06/12 22:18:44 6wUfKTeo
「だから。何でそうなるのよ」
「それは決まっているニダ。これはウリを除外して話を進めようという
ニホンの陰謀ニダ」
「はいはい、またニホンちゃんね」
タイワンちゃんは呆れたまま話を聞いてあげています。
「で、それの証拠は?」
「以前も同じことをアメリー君とチューゴ君に提案していたニダ。しか
しそれは事前に察知したウリが大反対して実現しなかったニダ」
つまり暴れて騒いでお話を潰していたのです。
「しかし今回ニホンは三人で話をしているニダ!ウリナラの地位は落ち
ていくニダ、全てニホンのせいニダ!」
「だから、あの三人にどうやってあんたが勝てるのよ」
タイワンちゃんはなたカンコ君に突っ込みを入れました。

103:呼ばない人と呼んでくれる人
09/06/12 22:19:33 6wUfKTeo
「あんたが。どうなのよ」
「ウリみたいな強くてイケメンで頭脳明晰で人気者を捕まえて何てこと
を言うニダ?それこそクラスのニューリーダーウリに勝てる奴といえば
あまりいないニダ。従ってウリはクラスを指導するメンバーの中に入っ
てあれこれと」
「あのね、そういった自分を改造コード使ったみたいに言うのがまずは
あれなのよ。つまりあんたはもう少し自分を・・・・・・」
こう言いかけたところで。何故かタイワンちゃんの言葉が止まりました。
そうしてカンコ君の後ろを見て蒼白になっています。
「あ、あわわわわわわわわ・・・・・・」
「何ニダ?ウリの後ろに何かいるニダか?」
タイワンちゃんのその蒼白の顔を見て後ろを振り向くとそこにいたのは。
何とニホンちゃんのお家のナラの間のマスコットの笑みを浮かべたイン
堂君でした。イン堂君はおまけに左手にサーベルを持ってカンコ君に対
して声をかけてきました。

104:呼ばない人と呼んでくれる人
09/06/12 22:23:33 6wUfKTeo
「探したよ、カンコ君」
「な、なじぇニダ?」
「ちょっとさあ、うちのお家のラジコンの船とそこに乗せていたお人形
がずっと帰らなかったことでね。ちょっとお話がしたくてね」
「ウリは別にないニダ・・・・・・」
「僕はあるから。じゃあ僕のお家の地下室でじっくりとお話しようか」
「タ、タイワンウリを助け・・・・・・」
「あ、あたし何も見てないし聞いてないから。イン堂もバカンコもそう
いえば最近見ないわね」
「何っ、今さっきウリと話を・・・・・・」
「じゃあ行こうか。ラジコンの操縦者の人達もロイズおじさんも君とじ
っくりお話したいらしいからね」
もうタイワンちゃんは何処かに消えています。そうして笑顔のイン堂君
に首根っこを掴まれてそのまま連行されていくカンコ君。とりあえずク
ラスのトップの人の一人とはお話ができそうです。そのお話がどんなも
のかはクラスの誰も確かめようとはしませんけれど。

105:呼ばない人と呼んでくれる人
09/06/12 22:25:47 6wUfKTeo
URLリンク(www.yonhapnews.co.kr)
東亜のスレですが。
スレリンク(news4plus板)
そしてオチのネタ。これも凄い。原文なので英語です、これも東亜にスレがありました。
URLリンク(www.lloydslist.com)
スレリンク(news4plus板)

106:一人だけではない!
09/06/14 21:38:32 9p5NQY/M
最近ウヨ君はどうもおかしいと思っていることがあります。近頃
フィリップ君のお家から働きに来ている人達の中に正規の手続き
を経ないで入って来ている人達をフィリップ君のお家に帰っても
らおうとしているのですがお家の壁新聞、とりわけマイちゃんと
アサヒちゃんのところが強硬に反対しているのです。
「かわいそうよ!」
「そうよ、あの人達の人権はどうなるのよ!」
こんなことを言って反対しているのです。これに対してウヨ君は
当然ながら反対なのですがこれといって手を打つことができない
でいて困っていたのです。
「参ったな、どうしたものかな」
彼一人で言っても無理ではとも思い動けなかったのです。
「俺一人じゃ何をやっても・・・・・・」
最近ポッポおじさん達がアソウおじさんを押していてそれもあっ
て弱気になっているのでした。けれどそんな彼に対してにーちゃ
んが袖を引いて案内したところがありました。そこに彼が行って
みると。

107:一人だけではない!
09/06/14 21:39:14 9p5NQY/M
そこはアサヒちゃん達のお家の前でした。日之本家の中にも色々
なお家があったりします。その一連のお家の前に今太った人が大
きな声で一人で叫んでいました。
「フィリップさん達のお家から来たあの人達、あれは何なのです
か!?真面目に働いている他の人達に対して失礼ではないのです
か!?何故貴方達は彼等に対して批判しないのですか!?」
「あの人は誰なんだ?」
ウヨ君は一人でアサヒちゃん達に向かって抗議しているその人を
見てにーちゃんに尋ねました。
「一体誰なんだ?」
「サクライさん」
ここでにーちゃんはウヨ君にその人の名前を教えたのでした。
「あの人がサクライさん」
「サクライさん!?確か」
近頃色々な本を出して活発な行動をしている人なのは知っていま
した。けれど名前だけで見たのははじめてだったのです。

108:一人だけではない!
09/06/14 21:40:37 9p5NQY/M
「あの人がそうだったのか」
「うん」
「何故あの人達を擁護するのですか?それは犯罪行為の助長の他
ありません。正規の手続きを経ないで来ている人達には帰っても
らいましょう、それを言わない貴方達は犯罪行為の助長です!」
「そうだ、その通りだ」
ウヨ君はサクライさんの言葉に頷きました。
「その通りなんだ。けれど俺は」
「私は言いますよ!」
サクライさんはウヨ君の前で叫び続けています。たった一人で。
「一人でも言います。一人でも戦いますよ!こうして!」
「そうなんだ、一人でも言うべきなんだ」
ウヨ君の中に熱いものが戻りました。
「あの人の言っていることは正しい、俺は怖気付いていたんだ」
「じゃあどうするの?」
「俺も行く!」
にーちゃんに対して答えました。

109:一人だけではない!
09/06/14 21:44:06 9p5NQY/M
「そして一人で戦っているあの人と一緒に戦う!それが今俺がや
るべきことなんだ!」
こう叫んでサクライさんのところに駆けていきます。そうして今
サクライさんの横に来て。
「俺も一緒にやらせて下さい!」
「武士君、君も来たんですね!」
「はい、貴方と一緒に頑張ります!」
その決意をありのままサクライさんに告げます。
「ですから御願いします!」
「はい。君も今から私の同志です!」
「はい!」
今二人はここで熱い握手を握り合うのでした。再び立ち上がった
ウヨ君に今力強い味方としてサクライさんとその同志達が加わっ
たのでした。

110:一人だけではない!
09/06/14 21:49:30 9p5NQY/M
在特会の桜井誠会長の三月のマスコミ前での活動から書いてみました。
かつてあたらしい教科書の西尾幹二氏も出たことがありましたのでそうした作品を
見て書いてみました。ソースは在特会のサイトやユーチューブにあります。

111:もしニュージー君が常に全裸だったら
09/06/16 21:09:59 SGzmqhwU
オージー君の相棒と言ってもいいニュージー君。結構洒落に
ならないこともしでかす相棒とは違って一人では結構目立た
ないところがあったりします。それでお家に来てくれる人も
オージー君のそれに比べると少しばかり少ないです。
これがニュージー君にとって悩みの種で彼はそれを何とかし
ようと考えていました。そうして遂にあることを思いついた
のでした。しかもそれをすぐに実行に移すことにしたのです。
「これやったら流石に皆驚くで」
会心の笑みをもう浮かべながら。そのうえで皆を呼ぶのでし
た。
「ニュージーの家っていうと羊か?」
「それとムカシトカゲ?」
皆が知っているのもあまり多くはありません。

112:もしニュージー君が常に全裸だったら
09/06/16 21:10:48 SGzmqhwU
「あとキーウィ?」
「鳥も果物もあるけれど」
本当にその程度しか知らないのでした。昔結構大きな鳥がい
たのも知られていますが本当にオージー君に比べると結構以
上に地味です。皆羊料理とキーウィのサラダとかが出て来る
のかな、と思いながらニュージー君の家にやって来ました。
そうしてニュージー君のお家に着くと。
「よお、来たんやな皆」
早速そのニュージー君が出迎えてくれました。皆その格好を
見て絶句でした。
「何だそれは・・・・・・」
「服着ろよ服」
「服!?わては隠し事ないから服なんか着ることはないんや」
訳のわからないことを言っています。何と今のニュージー君
は裸の身体に服を塗っているだけなのです。当然ながらその
下半身にもです。勿論ぼかしとかモザイクもなしです。

113:もしニュージー君が常に全裸だったら
09/06/16 21:11:33 SGzmqhwU
「どや、この格好。ニホンちゃんとこのあの尻出して死んで
もうたあの鬼の人より隠してないで」
「隠した方がいいと思うけれど」
そのニホンちゃんも唖然としています。
「ニュージー君、ちょと動いたら大切なところのまだ塗って
ないところの肌が丸見えよ」
「ええねんええねん、わてには隠すもんはあらへんからな」
「最低トランクス位はけよ」
「何なんだよ、それはよ」
「じゃあ皆、御馳走するで」
とはいってももう御馳走どころではありませんでした。その
全裸ニュージー君にお菓子やコーヒーを出されてもどうして
もその裸に目がいってしまうので御馳走どころではありませ
んでした。こうして彼は暫くの間『もしニュージーが常に全
裸だったら』とか『南のチョ○○○○』とか『キャストオフ』
とか仇名されました。けれどこれが大きな話題になったのも
確かでそれは彼にとってはいいことだったようです。

114:もしニュージー君が常に全裸だったら
09/06/16 21:13:31 SGzmqhwU
ニュージーランド航空のCM。何と本当に常に全裸です。
URLリンク(news.livedoor.com)
URLリンク(www.youtube.com)
動画もありますので観たい方はどうぞ。

115:メテオ
09/06/18 23:10:25 m97f4gKY
ゲルマッハ君とアーリアちゃんはごく普通に町を歩いていました。
この時は本当に普通でした。
「兄上、今度はだ」
「それでそのことだがな」
本当にいつものやり取りです。何の変哲もありません。ところが
ここで何と。
星が降ってきたのでした。いきなり。それは見事にゲルマッハ君
の頭にぶつかったのでした。
「グハッ!」
「何っ、隕石が急に降ってきただと!」
これにはアーリアちゃんもびっくりでした。それであまりにも狼
狽してしまった為にとんでもないことを言うのでした。
「まさかニホン!あの禁断の魔法メテオを使ったのか!」
「何でわたしなの!?」
翌日学校でそのことをアーリアちゃんに言われたニホンちゃんも
びっくりです。いきなりそんなことを言われて驚かない方が不思
議です。

116:メテオ
09/06/18 23:11:19 m97f4gKY
「わたしそんな魔法使えないけれど」
「しかし御前の家のゲームで」
「ゲームはゲームだし」
ニホンちゃんはキョトンとしながらもアーリアちゃんに答えます。
「そんなの使えないよ、本当に」
「そういえばそうか」
ここでアーリアちゃんもやっとそのことに気付いたのでした。
「それもな」
「そうよ。そんなの無理だし。それに」
「それに。何だ?」
「メテオって。あれよ」
ニホンちゃんの言葉が少し困ったようなものになりました。

117:メテオ
09/06/18 23:12:12 m97f4gKY
「物凄くレベルの高い魔法でしかも唱え終わるまでに物凄く時間
がかかるし」
「そんなになのか!?」
「うん。だから使えても使わないの。それよりもブリザガとかサ
ンダガとか使うから」
「敵の属性によってはバイオやファイガだな」
「そういうこと。だからメテオはね。ちょっと」
「特に4が遅かったな。まるで使えなかった」
二人はゲームの話をしているうちに誤解を消してしまいました。
ニホンちゃんはそのうえでアーリアちゃんに対して尋ねます。
「それでゲルマッハ君は?大丈夫なの?」
「うむ、もう登校してきている」
「えっ!?」
ニホンちゃんはこっちの方が驚きでした。

118:メテオ
09/06/18 23:14:27 m97f4gKY
「隕石に当たったのに!?本当に?」
「幸い無事だった。このようにな」
「運がよかった」
当のゲルマッハ君は手に包帯を巻いているだけです。
「吹き飛んだけれどな。その時はな」
「それでも殆ど無傷って」
ニホンちゃんはそのことがとても不思議ですがそれでも彼はこう
言うのでした。
「やはり。これは天の配剤なのかもな。やっぱりな」
ゲルマッハ君はこう解釈することにしました。何はともあれ彼は
殆ど無事なのでした。


119:メテオ
09/06/18 23:16:16 m97f4gKY
ドイツで男の子が隕石にぶつかって助かりました。
URLリンク(news.sky.com)
ソースは英語です。

120:まだ若いのに
09/06/20 21:34:29 pIkEqImD
エリザベスちゃんのお家の御本家は結構以上にややこしい問題が
代々起こっていることで有名です。こんなことで誰も有名になり
たくはないのですがそれでもこんなことでも有名になっています。
今の当主の人は女の人で息子さんが跡を継ぐことになっています
がやっぱりこの人もトラブルがありました。
しかもこの人の話題はそれだけではありませんでした。クラスの
男組はその人を見る度に言うのでした。
「なあ、あの人の髪の毛ってな」
「やばいよな」
「もう手遅れだぜ、あれ」
実は髪の毛が後ろからかなりやばいことになっているのです。こ
んなことでも有名になってしまっているのです。
けれどもその人の息子さん達はまだ若いですししかも両方共クラ
スの女の子達からも話題になる程度の美男子、特にいづれ跡を継
ぐことになっている長男の人は絶世の美男子とさえ言われてきて
いました。

121:まだ若いのに
09/06/20 21:35:14 pIkEqImD
ところが。最近のこの長男の人も。
「二十六であれか?」
「あそこまで薄くなるとな。もうな」
「砂漠化だな」
男組にとっては笑えない話なので真剣にひそひそと話をしていま
す。当然エリザベスちゃんの耳にも入るお話で。
「エリザベス、あのことは」
「言わなくてもわかっていますわ」
フランソワーズちゃんに憮然として返しています。
「わたくしも心配しておりますのよ」
「その気持ち、よくわかりますわ」
しかし何故かここでフランソワーズちゃんはやけに好意的なので
した。いつもはここぞとばかりに茶化すことが予想されるという
のにです。

122:まだ若いのに
09/06/20 21:37:18 pIkEqImD
「わたくしも」
「ああ、そうでしたね」
こう言われてエリザベスちゃんもわかったのでした。
「貴女のお家の方々も歴代」
「その通りですわ。ボナパルトおじ様といい殿方はかなりの割合
で髪の毛が」
彼女のお家もそうなのでした、実は。
「ですからこればかりは貴女に同情致しますわ」
「そうですわね。それにしてもクラスの男連中は」
ここでクラスの男組を見ますと。
「僕もあと十五年でこうなるのか!?」
「嫌だぞおい、もっとふさふさでいたい!」
「禿るのだけは勘弁してくれ!」
彼等はもっともっと切実なのでした。何となくそれを見て長男さ
んの今の気持ちがわかったエリザベスちゃん、とりあえずさりげ
なく育毛の治療をしてあげようと考えていたりします。


123:まだ若いのに
09/06/20 21:41:31 pIkEqImD
ウィリアム王子の最近の頭髪。僅か二十六歳です、念を押します。
URLリンク(www.fnn-news.com)
こっちの方が興味をそそられましたのでこちらをネタにしました。

124:復讐は地獄のように
09/06/22 22:09:29 21PmPKIF
ハプスブルク先生といえば音楽です。その音楽の素晴らしさはそれこそ
町の皆が知っていることです。
とりわけ有名なのがモーツァルトさんの音楽です。まさに天才と言うべ
きその曲は天使の音楽とも言うべきものです。
ところがこの人は天才であるが為に物凄く難しい音楽も作っています。
その中でもあるオペラにある曲は。とんでもない難しさを誇っています。
あまりにも難しいので歌える人は中々いません。物凄い高音で尚且つそ
の技術が非常に高いものを要求されるからです。その為に歌うとなると
本当に難しいのです。
だから学校でもそうはいません。五年地球組でも歌える女の子はそれこ
そ何人かいるだけです。フランソワーズちゃんはこれでかなり有名です
が流石の彼女もこの歌には謙遜を見せます。
「とにかく。歌えることが奇跡ですのよ」
「難しいよね、本当に」
ニホンちゃんも納得する難しさです。なおニホンちゃんといえば当たり
役はプッチーニさんの蝶々さんです。プッチーニだと他にはアメリー君
の西部の娘やチューゴ君のトゥーランドットがあります。フランソワー
ズちゃんもプッチーニさんではラ=ボエームが大得意です。

125:復讐は地獄のように
09/06/22 22:10:11 21PmPKIF
そんなとても難しい歌ですが何と三年生でも歌える娘がいました。それ
が誰かというと。チョゴリちゃんです。
「御前、本当にあの歌でいいニダか!?」
ピアノ演奏者を務めるお兄さんも念を押すように妹に問い返します。ち
なみに彼は実はピアノとか指揮とかはかなりのものだったりします。皆
最初は全く信じませんでしたが。
「あれは本当に難しいニダよ」
「歌えるニダ」
けれどチョゴリちゃんはこう言って実際に歌いはじめようとします。カ
ンコ君もそれを見てピアノを弾きはじめます。するとその歌唱は。
「おい、これってよ」
「ああ、すげえ」
「見事ね」
皆実際に聴いてみて唖然です。チョゴリちゃんは見事に歌いこなしてお
ります。ピアノを演奏するカンコ君も唖然となって思わずピアノが止ま
ってしまいそうでした。

126:復讐は地獄のように
09/06/22 22:10:57 21PmPKIF
「本当だったニダ・・・・・・」
お兄さんからしてこんなに驚いています。とにかく物凄い技量です。
歌い終えたチョゴリちゃんには皆拍手の嵐、お兄さんと二人仲良く手を
握る彼女にブラボーの声がかけられます。
「声の域が合っているから歌えるニダよ」
「物凄いニダな。本当に」
あのカンコ君も妹自慢を忘れるこの歌唱力、チョゴリちゃんは見事歌っ
てみせました。
それを聴いていたハプスブルク先生のお言葉。
「実はあの歌は何故かいつでも誰かが歌えるんですよ」
「それが凄く不思議なのですけれど」
「どうしてニダ?」
歌えるフランソワーズちゃんもチョゴリちゃんもこれが不思議でした。
とにかく物凄く難しいモーツァルトさんのこの歌でした。

127:復讐は地獄のように
09/06/22 22:12:05 21PmPKIF
韓国のソプラノ歌手スミ=ジョーです。モーツァルトの『魔笛』第二幕
における『復讐は地獄のように』はショルティの全曲盤にあります。
URLリンク(www.samonpromotion.com)
フランソワーズちゃんはこの人。
URLリンク(wanderer.way-nifty.com)
物凄い美人です。エディタ=グルベローヴァの後継者とさえ言われてい
る人です。
なお『復讐は地獄のように』はこんな曲です。ユーチューブより。
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
何故か常に歌える人が必ずいるとても不思議な曲です。

128:犯人を捜せ
09/06/24 21:36:36 7h77R/qb
近頃ゲルマッハ家では盗難が頻発しています。どういった盗難かと
いいますと靴がなくなるのです。
「これは宇宙人の仕業だ」
「食べたのはないあるか?」
とりあえずアメリー君とチューゴ君の推理は皆スルーします。流石
にこれは有り得ないと皆わかっているからです。
しかし靴が亡くなっているのは事実。もうかなりの数の靴がなくな
っていますのでゲルマッハ君も不安になってきています。
「犯人は一体誰なんだ?」
「だから宇宙人に決まってるさ」
「食べたあるよ、誰か」
「二人共今回はこれ以上の発言を禁じる」
アーリアちゃんが二人に対して最終勧告を告げて黙らせてしまいま
した。このままでは話が全然進まないからです。

129:犯人を捜せ
09/06/24 21:37:57 7h77R/qb
そのうえで皆推理に入りますが犯人が誰かわかりません。当然なが
らゲルマッハ君もアーリアちゃんも犯人が誰かわかりかねていまし
た。
幾ら考えても誰が持って行ったかわかりません。ところがここで出
て来たのはベルギー=ワッフル君でした。
彼はまずは安楽椅子にもたれかかるように座りだしました。そうし
てそのうえで皆に対して言うのです。
「僕の脳細胞が今その仕事を忠実に果たしているよ」
「これで犯人がわかるのか」
「そうらしいな」
ゲルマッハ君もアーリアちゃんも果たして本当にこれで犯人が見つ
かるのかどうか疑問です。しかしやがてワッフル君は立ち上がって
そうして。二人に対して言うのでした。

130:犯人を捜せ
09/06/24 21:38:45 7h77R/qb
「謎は解けたよ、犯人に会いに行こう」
「会いに行く?」
「何処にだ?それは」
「ついて来ればわかるよ」
いぶかしむ二人に対してワッフル君は至極落ち着いたものです。そ
して彼は二人を連れてやって来たのはゲルマッハ家のお庭の中にあ
る森でした。そこに入ると。
そこには狐達がいました。大きな狐が小さな狐達に対して靴を沢山
並べていました。どれもゲルマッハ家でなくなった靴ばかりです。
二人はそれを見て犯人が誰かわかったのでした。

131:犯人を捜せ
09/06/24 21:41:32 7h77R/qb
「まさか狐だったなんて」
「母親狐が子狐達のおもちゃにしていたのか」
「そうさ。ゲルマッハの家でこの前狐を見てね。それで考えていっ
たんだよ」
ワッフル君はにこりと笑って二人に言うのでした。
「これで事件は解決だね」
「そうだな。事件が終わってみれば」
「いいものだな。こういう事件も」
遊んでいる子狐達とそれを優しく見守る母狐を見て二人も頬を緩ま
せます。その後靴は返してもらいましたが二人は怒るどころは頬笑
んだままなのでした。

132:犯人を捜せ
09/06/24 21:42:13 7h77R/qb
ドイツでの靴の盗難の犯人が狐でした。何かごんぎつねのようです。
URLリンク(www.lilipuz.de)
URLリンク(www.spiegel.de)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
ワッフル君にしたのはポワロでいきたかったからです。ポワロはベ
ルギー出身です。

133:ムーンウォーク
09/06/26 21:32:39 5mthisiE
皆が沈んでしまったその日。クラスのホームルームの時間に
まずクーロイ君が出て来ました。
いつものラフな格好とは違って物凄くキラキラで派手な格好
をしています。その格好で出て来てそれでやることは。
華麗なダンスを踊っていきます。後ろに歩く仕草でそのまま
やることもあれば思いも寄らない動きをしてみせたり。その
ダンスを皆に見せるのでした。
そうしてその中で。皆に対しても声をかけました。
「皆もどうかな。一緒に踊らない?」
「そうだな」
「それはね」
皆もそれに頷きました。立ち上がるその動作は力ないもので
したがそれでも立ち上がって。ゾンビやモンスターに扮して
そのうえで踊りはじめました。

134:ムーンウォーク
09/06/26 21:33:59 5mthisiE
「悲しいことも寂しいことも一杯あるよ」
クーロイ君はスーツに着替えたり赤い服になったりしてその
うえで踊り続けます。踊りながら皆に言うのでした。
「けれどさ。悲しんでばかりじゃ先にいった人が余計に悲し
い思いをするからね」
「だから踊って明るくして」
「そうするのね」
「そうだよ。だから今日は踊ろうよ」
やはり踊りながら皆に声をかけるのでした。ゾンビやモンス
ターに扮してクーロイ君の周りに集まっている皆に。
「今日はね」
「そうだね。わかったよ」
「先にいった人の為にね」
皆彼の言葉に微笑んで応えてそのうえで踊りに加わりました。
悲しい気持ちを喜びに変えて。そうしてクーロイ君の誘った
その踊りを皆で踊るのでした。

135:ムーンウォーク
09/06/26 21:35:20 5mthisiE
多くは言いませんし書きません。ただ一言、さようなら。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

136:マンセー名無しさん
09/06/28 21:20:38 KQdlFCOj
                「笑いに来た」
ニホンちゃんが珍しく落ち込んでいます。皆そんなニホンちゃん
を見てどうしたのかと心配するのでした。
「どうしたんだろう」
「何かあったのかしら」
皆が皆顔を見合わせて心配そのものの顔で言い合います。そうし
てそのうえでどうしたものかと考えていました。
そんな皆の中から出て来たのはあのカンコ君。皆は彼が出て来た
のを見て急いで止めます。
「おい、御前は行くな」
「またニホンちゃんをいじめるつもりなの?」
何しろ彼は水に落ちた犬は叩け、というお家の子です。何をして
も不思議ではありません。ましてや相手がいつもちょっかいを出
しているニホンちゃんなら尚更です。

137:マンセー名無しさん
09/06/28 21:22:25 KQdlFCOj
ところが彼はここでお面を取り出してきました。そのお面が何だ
ったかというと。
「え・・・・・・」
「ニホン、御前を笑いに来たニダ」
そのお面は笑ったような顔をしていました。カンコ君はそのお面
を被ってそのうえでニホンちゃんに対して言うのです。
「笑いに来たってわたしを?」
「そうニダ。御前が落ち込んでいるのがおかしくて仕方ないニダ」
こんなことを言います。それを聞いて皆は。

138:マンセー名無しさん
09/06/28 21:23:16 KQdlFCOj
「あいつ、やっぱり」
「またあんなことして」
ところが様子が少し違います。何とカンコ君ここでさらに。
「だからこれ以上笑わせない為に落ち込むのを止めるニダ。さも
ないともっと笑ってやるニダ」
お面を被ったまま言うのでした。ここまで話してそれでニホンち
ゃんの前から去ります。
「そうよね。落ち込んでばかりいても」
カンコ君に言われたニホンちゃんはやっと笑顔になりました。そ
んなニホンちゃんと今はクラスの後ろのロッカーでそのお面をな
おしているカンコ君を見て皆は思いました。
「何だかんだであいつも結構心配していたんだな」
「そうみたいね」
普段とは違ったカンコ君を見て皆少しだけ彼を見直したのでした。


139:マンセー名無しさん
09/06/28 21:27:42 KQdlFCOj
韓国のお面です。
URLリンク(www.searchnavi.com)
URLリンク(www.searchnavi.com)
笑ったお面はここの花嫁のものです。

140:マンセー名無しさん
09/06/29 18:22:59 Fx7/4rsY
>>139
エンコリで能面と唐人踊りの面を比較したトピックを思い出したw

141:マンセー名無しさん
09/06/30 21:54:38 DjVkv9ne
      「どのカードがいいのか」
今ザイニー君はとても悩んでいます。自分が持っているボーキュー
チームである鴎チームの韓国カードをどれにするのかでとても悩ん
でいるのです。
「とにかくボビーは駄目ニダ」
「けれど応援してくれている人達が物凄く怒っているニダよ」
「それでもあいつは今シーズンで終わりニダ」
ザイちゃんの言葉もこう言って聞きません。
「だから他のカードにするニダ」
「どうしてもニダか」
「それでも。誰にするかニダ」
カードを替えるとはいってもそれでもどのカードにするのかまでは
まだ結論を出していないのでした。とりあえずニホンちゃんにOB
カードを出してもらってそれを見てみますが。

142:マンセー名無しさん
09/06/30 21:56:09 DjVkv9ne
「それでどれにするの?」
「ジョニーカードはうちのOBだし丁度いいニダか?」
「じゃあジョニーね」
「いや、ヨダもいいニダ」
ニホンちゃんが出そうとしたところで今度はヨダだと言います。
「それともエガワがいいニダか」
「あれはとても癖の強いカードニダがいいニダか?」
この選定にはザイちゃんが心配になって言葉を入れます。
「それでも」
「いや、ひょっとしたらノモカードも」
今度はトルネードです。とにかく全然決まりません。
「どれにしたらいいニダか。困ったニダよ」
「何かピッチャー出身のカードばかりじゃない?ザイニー君が選ぼ
うとしてるのって」
「そうニダ。けれどどっちみち今のままじゃファンが納得してくれ
ないニダ」
ニホンちゃんとザイちゃんの言葉をよそに悩み続けるザイニー君な
のでした。やっぱりまだ結論は出ません。

143:マンセー名無しさん
09/06/30 21:57:10 DjVkv9ne
某チームの監督カード選定。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
在日関連になるので書いてみました。

144:マンセー名無しさん
09/06/30 21:59:36 DjVkv9ne
>>140
あの比較は意識しましたが韓国のお面はそれはそれでいいものだと思いましたので
好意的に書きました。何でも貶めるのはよくないですから。

145:マンセー名無しさん
09/07/05 13:46:40 D7JCTRfM
スレリンク(korea板)l50
面白いね。ニホンちゃんを我が物にしようともくろむ連中の正体見えてきた?
保守も兼ねて紹介しておくか。

146:「カブト」
09/07/06 03:48:56 IvoK6DKG
日之本家では今日とても珍しい競技が行われています。それが何
かといいますと。
「よし行け!」
「そこだ!」
何とカブトムシをけしかけ合っています。そうしてそのうえで彼
等にお相撲をさせているのです。
男の子達で楽しそうに遊んでいます。その中にはウヨ君もいます。
自分の持っているカムトムシを楽しげにニホンちゃんに見せつつ
そのうえで言うのです。
「この王者のカブトムシで絶対に優勝してやるんだ」
「何か凄く強そうなカブトムシね」
「当たり前だよ、俺が選んだカブトムシなんだから」
だからだと胸を張っています。
「絶対に優勝してやるから見ていてくれよ」
「ええ、まあ」
ニホンちゃんは女の子なのでカブトムシだけでなく虫自体があま
り好きではありません。それで困った顔もしています。
それでも弟の試合は見守っています。その決勝、ウヨ君の王者の
カブトムシは今まさに勝利を得ようとしていました。ところがこ
こで。
何と急に飛んでしまいました。そうして何処かに消えてしまって。
後は何処に行ってしまったのやらです。
こうしてウヨ君は負けになりました。何とも納得のできない負け
ですがそれでも言うのでした。
「次があるな。それに王者を見つけないとな」
「そうね。とりあえずはね」
まずは自分のカブトムシを探さないといけないウヨ君なのでした。
負けたことよりもそっちの方が大変なようです。

カブトムシの大会です。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

147:「願いは聞く!」
09/07/21 23:16:06 XRBRqt6e
アサヒちゃんはこの時とても困っていました。毎週皆に観てもらっ
ているあのライダーでのトウエイさんのところから派遣されている
ショーを作る人が急遽変わってしまうことになったからです。
「どうしようかしら、これって」
こんなことは前代未聞です。トウエイさんもこれには参ってしまっ
ています。担当の人が変わったらそれだけには留まりません。脚本
を書く人まで交代になります。
他にも変わるものは一杯ありますがとにかく脚本家を何とかしない
といけません。前の人がもう予算もスケジュールも滅茶苦茶にして
いるので脚本は尋常でない速さで書ける人でないといけません。こ
こでトウエイさんが言った人は。
「ウヨ君しかいないな」
「ウヨ!?けれどこの仕事は幾ら何でも」
アサヒちゃんも流石に今度は気が引けています。
「ウヨの作風に合うかどうかわからないしそれに前の担当の人の作
風が好きな人が何を言うかわからないわよ」
「それでももうウヨ君しかいないよ」
結局はそうなのでした。もう今の状態を何とかしてくれる人は彼し
かいないのでした。結局はアサヒちゃんがトウエイさんと一緒に彼
に頼むことにしました。
「引き受けてくれるかしら」
「どうかな」
アサヒちゃんもトウエイさんも物凄く不安です。引き受けてくれる
かどうかわからないからです。時間がないだけでなく前の担当さん
の作風が好きな人達がどう騒ぐのかわからなかったからです。
それでアサヒちゃんもトウエイさんも恐る恐るウヨ君に言ってみま
した。そのウヨ君の返答は。

148:「願いは聞く」2
09/07/21 23:16:50 XRBRqt6e
「(こういった話限定で)御前の話は聞く!」
何と快諾でした。これにはアサヒちゃんもびっくりです。
「えっ、本当にいいの?」
「ああ、早速書く。じゃあそれでいいな」
「え、ええ。御願いするわ」
アサヒちゃんもトウエイさんも呆気に取られていますがそれでも明
るい顔になって頷くのでした。これでもう決まりでした。
かくしてウヨ君が鬼のライダーの脚本を書くことになりました。彼
のその信じられない速筆は確かにライダーを救ったのでした。まあ
騒ぐ人もいましたが。

仮面ライダー響鬼での井上敏樹。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
ここの作品にまつわるエピソードより。



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