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旅券不携帯容疑の自称中国人逮捕 振り込め詐欺関連も捜査
酒田市内でパスポートを所持していなかったとして、県警振り込め詐欺事件捜査
強化推進本部は23日、出入国管理法違反（旅券不携帯）の疑いで、
自称中国国籍で職業不詳陳●俤容疑者（43）を現行犯逮捕した。
同市内では同日午後、山形県警の警察官を名乗る男からの不審な電話が相次いでおり、
同本部は警察官を装った振り込め詐欺事件の疑いがあるとみて市内の警戒を強化していた。
陳容疑者が市内にいた理由などについて調べている。
陳容疑者の逮捕容疑は同日午後5時すぎ、酒田署内でパスポートを所持していなかった疑い。
酒田市内で相次いだ不審電話を受け、同署などは機動捜査隊と鶴岡、庄内、新庄の各署
などの応援を得て、市内の現金自動預払機（ＡＴＭ）やバス停、駅などを警戒。午後3時ごろ、
ＪＲ酒田駅前にいた陳容疑者を職務質問するなどしたところ、持っていたパスポートが
偽造したものだったことが分かった。
一方、県警は同日午後4時までに同市内の女性4人から不審な電話があったとの相談を受理。
このうち60代女性は自宅を訪ねてきた警察官を名乗る男にキャッシュカード数枚をだまし取られた。
不審に思った女性はすぐに金融機関に連絡し、カード使用を止めたため、現金を引き出される
被害はなかったという。
●口ヘンに下
山形新聞 2009年04月23日 22:19
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