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財政難でも…海外視察 道議会3年半ぶり 来月、韓国の空港や港湾に(03/14 09:12)
道議会は十三日の各会派会長会議で、約三年半ぶりに公費による海外視察を行うことを決めた。
議員十人程度が四月十三日から十八日まで韓国を訪れる予定だ。空港や港湾施設の視察が目的だが、
道財政が厳しい中、海外視察の凍結を求める市民団体からは疑問の声が出ている。
調査・研究の推進を目的とする道議の海外視察は、四年の任期中に最大で一人百万円が公費から支出される。
しかし、道の財政難に加え、一部地方議会で視察の実態が「観光地巡り」などと批判を受けたことで
「自粛ムード」が拡大。道議会では二〇〇五年十二月に議員三人が韓国を三日間訪れて以来、途絶えていた。
視察には自民党・道民会議と民主党・道民連合の議員有志が参加。ハブ空港として知られるソウルの
仁川国際空港や、物流拠点となっている釜山、光陽などの港湾を訪れ、政府関係者らと懇談する予定という。
六日間の日程で、公費からの支出は一人当たり約二十五万円。
参加する道議の一人は「新千歳空港や道内の港湾を有効活用するため、韓国の実情を学ぶのが目的。
人脈づくりも含め、現地を訪れることには意味があり、道民のためにもなるはず」と訴える。
これに対し、市民フォーラム北海道の橋本勝三郎代表は「視察がダメとは言わないが、
予算消化のための『観光旅行』と批判を受けないために、視察の中身はもちろん、
どんな成果を道民に還元できたかも含めて、もっと納税者に説明責任を果たしてほしい」と指摘している。
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