09/03/11 19:59:27 jKge011P
【コラム】世の中があなたを裏切ろうとも(下)
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この町が「ラーメン激戦区」になったのは、東京の中心地からやや離れているのと、店舗の賃貸料が手ごろなためだ。
中心地の人気ラーメン店で修行した若者たちが自分の店を構え、デビューしやすいということだ。勝負はその後だ。
目と鼻の先にあるラーメン店でも、一方には数十メートルの行列ができ、もう一方に客が一人もいないというように、
シビアに勝敗が決まるのが東京だ。
日本でラーメン店が急速に増えたのは、ここ10年のことだ。 1990年代中盤から多くの若者がラーメンの世界に飛び込んで
きた結果だ。この時期は、長期不況で国が若者に就職先を与えられなかった「就職氷河期」と重なる。おかげで、日本の
ラーメン文化は讃岐うどんのように10年、20年前とは比べものにならないほど深まり、グローバルに普及していった。
こうした現象は、果たしてラーメンの世界に限ったことだろうか。キャラクター・漫画・ファッション・デザイン…日本文化の
21世紀をリードしているこれらの分野も、不況期に磨かれたものだ。厳しい徒弟制度の底辺に飛び込み、握り飯で空腹を
しのいできた若者たちが、10年後に世界を舞台に大きな付加価値を生み出しているのだ。
最近、韓国の若者たちは「世の中が自分を裏切っている」と感じているようだ。今この時、「最高のビビンパ」「最高のテンジャン
チゲ(韓国みそ鍋)」「最高の冷めん」「最高のキャラクター」「最高のファッション」を夢に描くのはどうだろうか。そして、その夢を
つかむため、調理場やアトリエの掃除から始める「修行」に青春をささげてみようではないか。10年後の世の中は、きっと君たちに
応えてくれるはずだろう。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員
>10年後の世の中は、きっと君たちに応えてくれるはずだろう。
韓国が?