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【火旺山・死傷事故受け、山焼き行事を廃止…昌寧】
見物客４人が死亡する大惨事となった慶尚南道昌寧郡・火旺山の伝統の山焼き行事が完全に廃止
される。
金忠植（キム・チュンシク）昌寧郡守は１０日、
「大惨事が発生し、さまざまな問題点が浮き彫りになった以上、伝統行事といえども廃止するのが
当然で、郡民も同意すると思う」
と述べた。
火旺山と山焼き行事は【昌寧の象徴】と認識されてきたが、惨事を引き起こした状態で行事の継続を
論じること自体が意味がないとした。
死亡者らに対する補償問題については、１人当たり１億ウォン（約６６０万円）ずつ、最大３億ウォンの
補償を受けることができる保険に加入しているが、補償額が小さすぎることから、
【遺族らと十分話し合う】考えだ。
火旺山の山焼き行事は韓国時間換算で約１200年前の1995年に始まり、1996年、2000年、2003年、
2006年に続き、今年で第６回目を迎えた。
事故は９日午後６時２０分ごろ、山焼きのためつけられた火が突然逆風にあおられ、防火線を飛び越え
燃え広がったため発生した。
見物していた登山客らが火を避けようとして山頂から下へ落下するなど、７５人の死傷者が出た。
一方、事故を捜査中の昌寧警察署は１０日、機動中隊をはじめ４００人余りを火旺山一帯に投入し、
新たな犠牲者がいないか山頂の事故現場を中心に捜索を再開している。
事故当時に下山中だった登山客のうち惨事に巻き込まれた人がいないか、登山路の捜索も行われる。
URLﾘﾝｸ(japanese.yonhapnews.co.kr)
ちなみに事故は防火帯として草を刈ったのはいいけど、その草をその場に放置したまま火を付けたこと
が原因だそうです。