09/02/14 19:15:03 aBQzdTYC
ある日の放課後、みんなが帰った5年地球組教室で新聞部の緊急対策会議が開かれていました。
議論が白熱するのはいつものことですが、どうやら今日は少し激しいようです。
「読者の関心が薄ーーーいっ!」
教室の机を手のひらで叩き、アサヒちゃんは叫びました。
「最近、我が新聞部の『太陽系電波新聞』に対する反応が弱いわ。
地球小学校のクオリティーペーパーとして由々しき問題よ。
各自対策を、読者獲得のための意見を述べてちょうだい」
アサヒちゃんがそういうと、すぐさま声が上がりました。
「はい、お姉さま」
ぱこーん!
マイちゃんがアサヒちゃんのことをお姉さまといった瞬間、教室に軽快な音が響きました。
アサヒちゃんが手元にあったハリセンでマイちゃんの頭をひっぱたいたのです。
「マイ特派員、部内では編集長と呼ぶこと」
「はい、朝比奈編集長。これは世界の反応がおかしいと・・・・」
ぱこーん!