09/04/23 17:04:30 jvQrrKLN
『ヘヴン!』
うららかな日差しが眠気を誘うある春の日。
新聞部の引き戸が勢いよく開いて、
サンケーくんが足音も高くマイちゃんの机の方へやってきました。
「おい、マイ! 起きろ、起きんかい、このバカ女!」
「ふへぇ? ひょうもニホンちゃんは、○ッ○で△的□□状態……ふにゃ」
「小学生の分際で、恥ずかしい寝言を言うなっ! 起きろぉっ!」
椅子に座ったまま気持ち良さそうに寝息を立てるマイちゃんを、
サンケーくんが思いっきり前後に揺らします。
首がかっくんかっくんと揺れる度、つむじの上のほつれ毛もゆらゆら、ゆらゆら。
「起きろっつてんだよ、お前、壁新聞にまたいい加減な事を書いたろうが?
ニホンちゃんのところで、俺大恥かいたぞ? なんだ、あのぱんつの話は?」
「ぱんつ……ううん、ニホンちゃんはぱんつをロシアノと半分こで、にひゃあ……。
ふぁあああ、あれ、三流記者のサンケーくんじゃないか。
どうしたんだい? また、ボクとお姉様に嫉妬しているのかい?」
マイちゃんは、まだ寝ぼけている顔のまま、根拠無くエラソーです。