09/01/25 21:07:47 Cdi64d/6
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「人権」後進に託す 田中宏さんが龍谷大で最終講義 2009-01-14
【京都】在日外国人の人権を守るため市民運動の先頭に立って行動し、
提言してきた田中宏さん(71、龍谷大学経済学部教授)が8日、京都市
伏見区の同大深草校舎で退職記念講義を行った。田中さんの担当する
「人権論B」最後の講義とあって傍聴を希望する一般市民も多数詰めかけ、
会場の教室は200人であふれた。
田中さんは、持論である「国民」と「外国人」という二分論に対置する住民
概念の確立が必要とあらためて強調。「日本は差別をする法律はあるが、
差別をなくす法律はない。若い世代の皆さんにはもう少しましな日本になる
よう、こういうことを念頭に努力してもらいたい」と締めくくった。大学で一緒
に机を並べてきたという同僚教員は「田中先生の側で在日外国人の人権
問題について多くを学ぶことできました」と語った。また、大阪から駆けつけ
た市民運動家の金光敏さんは「後任の指導と社会変革にまだまだ活躍して
いただきたい」と退職を惜しんでいた。
田中さんは一橋大学大学院経済学研究科修了。経済学修士(同大)。
愛知県立大学と一橋大学の教授を経て00年から龍谷大学で教べんをとっ
ていた。専門は日本アジア関係史、ポスト植民地問題。「共に生きる」日本
社会を築くため、「定住外国人の地方参政権を実現させる日・韓・在日ネット
ワーク」共同代表も務めている。(2009.1.14 民団新聞)
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やっと退官か。