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【韓国】<知財特集>海賊版イチゴ、日本に逆輸入 ロイヤリティー交渉は決裂
1月15日8時31分配信 NNA
愛媛県のイチゴ農家が13年を費やして品種改良した「レッドパール」。韓国では一軒の
農家に限り生産許諾された。しかし、流出した苗による無断栽培が韓国内で広がり、
イチゴ流通量の3分の1にまで至る。韓国は一人あたりのイチゴ消費量が日本人の約2.5倍。
その作付け量の9割がさまざまな日本品種が名を変えた海賊版といわれたこともある。
海賊版イチゴは日本に逆輸入されて生産者を脅かし、台湾にまで輸出される事態に。
だが韓国では今なお、イチゴやミカンが法的保護の対象に含まれていない。
レッドパールの特徴は大粒で、糖と酸のバランス、日持ちが良いこと。韓国では
「陸宝」の名で流通し、その売上高は年間700億円に達したが、開発者である日本農家の
ライセンスを受けずに不正に増殖された苗を使う韓国農家が多い事態となっている。
こうした日本品種のイチゴ栽培に関し、韓国側と2006年に交渉が行われ、日本側が
ロイヤリティーとして1株当たり5ウォン、年間30億ウォン規模を要求しましたが、
交渉決裂した経緯があります。
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