09/01/09 10:10:58 wsguQvDN
>>395
虚偽契約詐欺、3容疑者、他にも数億円詐取か
別の金融機関で同様手口
名取市の温泉付き娯楽施設を巡る虚偽の不動産売買契約で外資系の信託銀行から約3億円の
利益を不当に得たとして、詐欺容疑などで逮捕された娯楽施設経営会社・大慶商事(仙台市青葉区)
の元社長西山昭善(54)(東京都墨田区)ら3容疑者が、別の金融機関(本社・東京都)にも
同様の手口で抵当権の抹消を持ちかけ、数億円をだまし取った疑いがあることが8日、わかった。
県警は、取引のあった複数の金融機関から不当に得た利益の使途や動機などを追及している。
捜査関係者などによると、3容疑者は2004年7月頃、同社の温泉付き娯楽施設(名取市
増田)の土地建物に極度額7億4000万円の根抵当権を設定していた金融機関の仙台支店に
対し、「5億円で買ってくれる業者があるので、約3億円の返済と引き換えに抵当権を抹消
してほしい」とうそを言って債務を減額させ、差額の数億円を不当に得ていたという。登記簿
などでは、施設の土地には当時、モルガン信託銀行(現JPモルガン信託銀行)など4社の
金融機関が抵当権や根抵当権を設定。土地建物が京都市内の同業者に約16億4000万円で
売却された後、抵当権は2004年9月に抹消されていた。
県警は、西山容疑者らが抵当権を設定していた複数の金融機関に、虚偽の売買契約を
口実にする同様の手口で抵当権の抹消を依頼していたとみて調べている。
(2009年1月9日 読売新聞)
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