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アシアナ航空：ソウル線運休も 円高で乗客減、県に支援要請 ／熊本
韓国のアシアナ航空が、熊本－ソウル線の収支が悪化しているとして
県に支援を要請していることが分かった。円高ウォン安で、韓国からの乗客が
激減していることが背景にあり、県によると、支援が得られない場合、
来年１月末での路線運休も視野に入れているという。県は支援策を検討し、
アシアナに路線維持を求める。【伊藤奈々恵】
県によると、支援要請を受けたのは１２月中旬。１１月の韓国からの乗客が９３８人と、
昨年同月（２５８７人）の半分以下に激減。１２月も２５日までの利用者は４７７人に
とどまり昨年の２６２９人を大きく下回っている。
県は、熊本からの利用促進の取り組みを進めているが、要請を受け、
さらなる支援を検討する。他県では空港使用料の補助を上積みするなどの
支援をしている例があるという。
熊本－ソウル線は９７年に大韓航空が運休した後、０３年にアシアナが就航して復活した。
熊本空港唯一の国際定期便で、月、木、土曜の週３往復している。
毎日新聞 2008年12月28日 地方版
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